映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』煉獄杏寿郎役 日野聡さん×魘夢役 平川大輔さんインタビュー|煉獄を演じる責任感と彼の強さや優しさを意識、魘夢はぶつけられる熱量に流されないように【第6弾】
炭治郎は清らかで優しい子。体現する花江さんの演技にも感動!
――主人公の炭治郎の印象や魅力とは?
日野:炭治郎はものすごく優しいですよね。倒すべき鬼にも、最後は寄り添ってあげたり……禰?豆子を人間に戻したいという想いと共に、彼が遭遇した修羅場が大きかったことから生まれる強さや優しさで、数々の困難を乗り越えて行く。それを全力で体現している花江(夏樹)君のお芝居にも、毎回感動を覚えるし、引き込まれます
平川:すごく心が清らかな人で、「ありがとう」や「ごめんなさい」、「いただきます」が素直にちゃんと言えるのが素晴らしいし、好きなところでもあります。どんな育て方をしたらこんな子になるんだろうと知りたいくらい(笑)。
日野:僕、炭治郎のお父さんの炭十郎が好きなんです。
平川:素敵だよね。そんな清い炭治郎だからこそ、夢の世界が映像でどう表現されているのか楽しみにしていただきたいです。
予告編なのにufotableさんの絵のすごさに圧倒され、LiSAさんの主題歌も流れると「泣ける!」
――劇場版の予告などの映像をご覧になった感想は?
日野:予告編だけでufotableさんの画のすごさに圧倒されました。また公開がいよいよ近付いているんだなと身が引き締まる思いで、収録とは違った緊張感を感じました。
予告編第1弾と本予告の煉?獄さんのセリフでは「うまい!」と「よもやよもやだ」をピックアップしていただいて、「うまい!」のシーンは自分なりに試行錯誤したところです。本編でも心を休められるシーンでもあるので(笑)、ほっこりしていただければ。
平川:予告編第一弾と本予告は魘夢のセリフや映像が多めに使われていたので、「こんなに流しちゃっていいのかな、太っ腹だな」と(笑)。
ufotableさんの映像美があの短い映像でもわかるし、本予告ではLiSAさんの歌う主題歌「炎(ほむら)」も流れていて。いち視聴者として「泣ける!」と思いました。
日野:音楽と合わさると一層、こみ上げてくるものがありますよね。
大スクリーンで彼らの生き様、あきらめない気持ちや想いを伝えることの大切さを感じてもらえたら
――『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の見どころや注目してほしいポイントを教えてください。
日野:今回は炭治郎たちが大きく成長するエピソードであり、煉?獄にとっては柱として熾烈に戦う、見せ場が多いエピソードでもあります。
この劇場版を通して、決してあきらめない気持ちや、想いを伝えることの大切さを感じていただけたら嬉しいです。きっと今の状況下だからこそ、感じ取っていただけるメッセージもあると思います。
是非、何度も劇場に足を運んでいただけると幸いです。
平川:ufotableさんの緻密でダイナミックな映像、そして素敵な音響に、僕らの声のお芝居が合わさって、きっとぜいたくな作品になっていると思います。彼らの生きざまを映画館で楽しんでいただけたらと思います。
《インタビュー記事バックナンバー》□01 竈門炭治郎役 花江夏樹
□02 竈門禰?豆子役 鬼頭明里
□03 我妻善逸役 下野紘
□04 嘴平伊之助役 松岡禎丞
□05 猗窩座役 石田彰
□06 煉?獄杏寿郎役 日野聡×魘夢役 平川大輔
作品情報
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
10月16日(金)より大ヒット公開中
配給:東宝・アニプレックス
【ストーリー】
果てなく続く
無限の夢の中へ―
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。
そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。
禰?豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉?獄杏寿郎と合流し、闇を往く《無限列車》の中で、鬼と立ち向かうのだった。
【スタッフ】
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
プロップデザイン:小山将治
コンセプトアート:衛藤功二・矢中勝・樺澤侑里
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記・椎名豪
主題歌:LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
アニメーション制作:ufotable
配給:東宝・アニプレックス
【キャスト】
竈門炭治郎(かまど・たんじろう):花江夏樹
竈門禰?豆子(かまど・ねずこ):鬼頭明里
※禰?豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記となります。
我妻善逸(あがつま・ぜんいつ):下野紘
嘴平伊之助(はしびら・いのすけ):松岡禎丞
煉?獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう):日野聡
※煉?獄杏寿郎の、“れん”の漢字は「煉?」が正しい表記となります。
魘夢(下弦の壱)(えんむ・かげんのいち):平川大輔
猗窩座(あかざ):石田彰
劇場版『「鬼滅の刃」無限列車編』感想コメント募集
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』をみた皆さんの感想を募集します。
まだ、観ていない人のためにも、ネタバレは極力お控えください。 (ネタバレ含みと判断したものは時間を追いて公開致します。)
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劇場版『「鬼滅の刃」無限列車編』感想コメント一部紹介
炭治郎たちの戦いもカッコ良かったけど、やっぱり一番は煉獄さん!クライマックのバトルはここからが本番と言わんばかりの壮絶な内容でした(´。•ㅅ•。`) 煉獄さんの柱としての強さと優しさ、そしてその強さの裏側にある過去までしっかりと描かれていて大好きなキャラクターになりました♡♡♡ 煉獄の活躍を観に、何度も映画館に行こうと思います!!一番の感想は、「こんな素敵なものを作ってくれてありがとう」
石炭のにおいがしそうな列車とか心の中の景色の透明感とかほんとに美味しそうな牛鍋弁当とか細かいところまで、こだわって作ってくれたんだなぁと。何度見ても新しく感動するところがありそう。
これはほんと劇場で体験すべき。IMAXで観たら最高でした。
でも円盤でコマ送りでも観たい。はよ。
平川さんの声がまた…あの不気味で陰湿な血鬼術と合いすぎで…平川さんも天才だけどキャスティングした人も天才…。
終わった瞬間になにこれもっかい観たい、ってなった。
とにかくまず、この情勢の中、こんなに素晴らしい作品を作り上げて下さったことに感謝です。
原作で内容を知っていたからこそ、アニメ化されるのが楽しみで、その出来は予想以上でした。最初から最後まで映像のクオリティ、内容、声優さんの演技力が素晴らしく、見終えてから2、3日はその余韻に浸ってしまいました。そして、見終えたとき、きっと煉獄さん推しになっていると思います。
大画面のスクリーンで見る方が円盤で見るより多くの感動が味わえると思います。是非とも映画館で見てほしいです
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