“はりとげ軍団”の呼び方に熊之股先生もニッコリ? 秋アニメ『魔王城でおやすみ』はりとげマジロ役・小山力也さん 声優インタビュー【第6回】│マイクの前なら睡魔に負けなし!
10月5日よりテレビ東京・BSテレ東・AT-Xにて放送中のTVアニメ『魔王城でおやすみ』。本作は、魔王にさらわれ、魔王城に捕らわれたスヤリス姫が、ひたすら安眠を追求し、魔族たちを振り回していく、睡眠ファンタジーコメディ作品です。
そんな本作には、捕らわれの身のはずのスヤリス姫に翻弄される魔物たちが続々登場! そこでアニメイトタイムズでは、個性豊かなキャラクターたちを演じるキャストにメールインタビュー連載を実施中です。
第6回となる今回は、はりとげマジロ役・小山力也さん。ドタバタを繰り広げるスヤリス姫を中心とした作品の魅力やアフレコ秘話、作品にちなんだ睡眠に関するこだわりなどを伺っています。
“はりとげ軍団”の呼び方に熊之股先生もニッコリ!?
──本作は魔物たちを巻き込んでドタバタを繰り広げる囚われの姫・スヤリスの姿が可愛く、ギャグもふんだんに散りばめられた笑える作品です。改めて原作や脚本をご覧になった際の感想を教えてください。
はりとげマジロ役・小山力也さん:オリャア!たあっ!トオッ!ダアーーッッ!というダダダダッのアクションも良いけれど、こういうホンワカ、ふんわかポヨヨンの優しい世界も、まあやっぱり良いよねえ! ネコちゃんだってアバれた後は、丸まっておやすみしたいもんねえ。
──スヤリス姫のドタバタに巻き込まれながらもなんだかんだ彼女に優しいはりとげマジロですが、作中でのツッコミ役としての彼の魅力を教えてください。また、はりとげマジロのお気に入りのセリフはありますか?
小山:原作の熊之股先生が「あら、はりとげ軍団なんて、現場では呼ばれてるんですねえ!」なんて喜んで下さって、はりとげとしては、嬉しくってデヘヘですよ! 俺たち仲良しカルテット!
お気に入りの台詞は、咄嗟に出てきた「怪鳥食って、お通じも快調ってな!」なんてな! ちゃんと使ってくれたかな?!
──放送されたばかりの第6話では、スヤリス姫の秘密兵器が魔物たちの間でとんでもない兵器だと勘違いを生み、魔王城内のドタバタに発展しました。第6話を振り返っていただいて、お気に入りのシーンを教えてください。
小山:そりゃいつもの事だけど、姫様のおやすみの様子をそおっと見てる時。寝息を聞いてる時が一番ですよ! 綺麗なお花は、少し離れてそおっと見てるのがさ、見守ってるのがさ、一番ってね!
──本作に登場する魔物たちは、魔物という恐ろしいイメージとは異なり、見た目を含めて可愛らしく描かれています。人間たちも多数登場しますが、演じられるキャラクター以外でお気に入りのキャラクターはいますか?
小山:はりとげ軍団はみんなお気に入りよ。デカくて愛嬌あるのが良いよね。犬もチッチャイのより大きいのが断然好きだね。あ、姫様はもっと好きだね!
──ギャグ要素の大きい本作ですが、演じられるうえで「ここを意識した」というポイントを教えてください。また、印象深いディレクションなどはありましたか?
小山:姫様を心配するのも気遣うのも、実はお楽しみの一つ。俺たちは心配したいのよ。俺たちはハラハラして、それからホッとしたいのよ。
ディレクションで言われたのはね、「もっと若く!」って事だね。なるほど、デカイけど若いのよ。爺やがさ、心配してるんじゃなくて、若者が心配してドキドキしてるんだよね。それとさ、優しい女性ディレクターで良かったね。うん。また呼んでね!