『映画 えんとつ町のプペル』12月25日(金)公開/クリエイターにとっても挑戦の連続だった「STUDIO4℃」初のフル3DCG長編プロジェクト
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さん原作の絵本『えんとつ町のプペル』がアニメーション映画化!『映画 えんとつ町のプペル』として2020年12月25日(金)より公開となります!
本作は、夢や希望を持つと笑われる“えんとつ町”を舞台に、星を信じる少年・ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間・プペルの二人が「星を見つける」旅へ出る冒険活劇。星の存在を誰も信じていないこの町で、ルビッチとプペルは周囲から笑われ、非難されようが、〈星を見つける挑戦〉を続ける姿に勇気づけられる、もう一歩踏み出してみようという前向きなメッセージが込められた作品となっています。
クリエイターにとっても挑戦の連続だった『映画 えんとつ町のプペル』
『映画 えんとつ町のプペル』は、アニメーション制作を担当した「STUDIO4℃」初のフル3DCG長編プロジェクトとして始動。監督を務めた廣田裕介は「誰も観たことがないCGアニメを目指そうと思った。〈STUDIO4℃〉がこれまで培ってきたテクニックをすべて投入し、なおかつ一筋縄ではいかないビジュアル作りを全編に実現したかった」と力強く語っています。
廣田監督の言葉通り、制作は一筋縄ではいかなかったとのこと。背景美術の圧倒的密度感も見どころですが、今回はSEKAI NO OWARIのセットデザインなどを手がける佐藤央一さんを美術設定に起用し、ミルフィーユ状の構造を持つ奇抜な都市設計を構築。さらに『海獣の子供』のCGI監督を務めた秋本賢一郎さんが本作では美術監督として、スチームパンク的な世界観の設計を担当しました。
3Dモデルの建造物がところ狭しと密集し、煙突から出る煙のエフェクトなども随所に散りばめられた町のビジュアルは、美観的にも物量的にも困難を極め、レイヤー数800を超えるシーンなど、あまりのデータ量の重さにPCも悲鳴を上げるなか、CGI監督・中島隆紀さんの挑戦は続いたといいます。
プロデューサーの田中栄子さんは「シナリオ開発当初から西野さんとタッグを組んで世界観を創り上げた事で、この作品のキャラ達への感情移入もしやすく、シーンの理解も深かったと思います。〈STUDIO4℃〉初めてのフル3Dアニメーション映画だったので、現場は挑戦の連続でした。監督始めほとんどのメインスタッフが社員の抜擢というシフトを組みましたが、それぞれ専門性を生かして、実力を遺憾無く発揮してくれたと思います。チームワークと、一人一人のこだわりと追求がなかったら、ここまでの表情の豊かさは望めなかったでしょう」とそれぞれのエキスパートたちがこれまでの仕事のクオリティをさらに超えることに挑戦し作り上げられたのが本作なのだと語っています。
本作に流れる“挑戦する者への応援”というテーマと共鳴し、「STUDIO4℃」がこれまで培った技術、そしてクリエイターとしてのプライドをかけ挑戦の末に作り上げられた『映画 えんとつ町のプペル』。渾身の映像美をぜひ劇場でお楽しみください!
『映画 えんとつ町のプペル』作品情報
公開日:2020年12月25日(金)
声のキャスト:窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子、藤森慎吾、野間口徹、伊藤沙莉、宮根誠司、大平祥生(JO1)、飯尾和樹(ずん)、山内圭哉/ 國村隼
原作:「えんとつ町のプペル」にしのあきひろ著(幻冬舎刊)
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣 監督:廣田裕介
OP主題歌:「HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-」 HYDE (Virgin Music)
ED主題歌:「えんとつ町のプペル」ロザリーナ(ソニー・ミュージックレーベルズ)
アニメーション制作:STUDIO4℃
製作:吉本興業株式会社
配給:東宝=吉本興業
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