“ROLAND様”の登場に声優の大塚剛央さん、立花慎之介さん、広瀬裕也さん、豊永利行さんが“ファビュい”を連発!?　『FABULOUS NIGHT（ファビュラスナイト）』プロジェクト発表会をレポート

発表会直後の出演者に質疑応答！

——ROLANDさんへ質問ですが、ホストを扱う作品としての魅力はどこにあると思いますか？

ROLANDさん（以下、ROLAND）：サッカー選手や警察官といった仕事はどういう仕事内容なのか大体わかると思いますが、ホストはスポットが当たらない部分がたくさんあるので、世間の皆様にとってはホストがどのような仕事なのか分からないと思います。

そのようなところを深く掘り下げて、ホストという仕事を知ってもらえるのがすごく魅力的だと思いますし、皆さんも知りたい部分があるのではないか、と。そこがホストを扱う作品の魅力だと感じます。

——キャスト陣に質問です。自身が演じるキャラクターやセリフ、作品の印象についてお聞かせください。

大塚：ギルガメッシュ役としてオーディションを受けさせていただきましたが、まずキャッチフレーズだけでなくセリフもぶっ飛んでいて、最初は“どういうことなんだろう？”とまったく分からなかったんです。

ただ、ギルガメッシュを含めた他のホストもセリフに嘘偽りがない、本気で女性に対して口説きにいっている殺し文句、最上級のもてなしでお客様に素敵な時間を届けるという信念で接客をしていると思うので、それぞれのキャラクターの色がすごく出ています。

推しを1人決めるのももちろん良いですが、全員を見ていただけたらすごく面白く感じられると思います。

立花：千極兆司の役に決まったとき、設定資料など色々と読ませていただいて、プライベートが見えにくかったり、信頼する白洲と一緒に二人で新しいホストクラブを立ち上げたりと、ホスト以外のこともするキャラクターだと感じました。

僕自身、声優をやりながら社長業をやらせていただいているので、身近なキャラクターというか、似ている部分が多いと感じましたし、役にも反映させられればと思っています。

でも、いかんせん一兆円も稼いだことがないので、そこは作品の中で楽しみたいです（笑）。

広瀬：ホスト役を演じさせていただくというのが僕自身初めての挑戦なので、普段できないようなお芝居だったり接客やお客様との関わり方だったり、新しい扉・引き出しが増えるんじゃないかと思っています。

まだまだ始まったばかりのプロジェクトなので、この発表会を経て、より久遠くんを魅力的に演じていきたいと思います。

豊永：『ファビュラスナイト』はマーベラスさんとRejetさんの共同制作ということなのですが、本作以外でもRejetさんの作品にたくさん出させていただいていて、

結構な数の役をやらせていただいていますが、毎回新しい挑戦をいただけるんです。この作品で演じる皇麗夢も今までやらせていただいた役の中にはない感覚で、妖艶さというイメージがあります。

でも“妖艶さって何？”と（笑）。職業によって同じ“妖艶”でも中身が変わってくると思うんです。なので、ホストというところで何をもってして妖艶とするのかと考えながら、お芝居のアプローチとしても良い声で口説くだけじゃ1億円プレーヤーにはなれないだろう、とホストいうリアルな実情を結びつけて演じていきたいなと思いました。

設定もだいぶぶっ飛んでいるので、どこまでリアルにするか、どこまでファンタジーにするかという部分が、我々役者が演じる上で線引きをする部分、そこが役者の仕事としてあると感じます。

それぞれホストクラブによって、ファンタジー色が強いところもあればリアリティがあるところもあるので、その線引きや色も楽しめる作品なんじゃないかな、と思いました。

「ネオバサラ」をどういう風にしていくのか、他のホスト、キャストの皆さんと一緒に刺激を受けつつ作っていけたら良いな、と思っています。

——皆さんへ質問ですが、キャラクターの中で指名するなら誰を指名しますか？

ROLAND：僕はやっぱりギルガメッシュです。ブロンドのキャラクターが感情移入しやすいですし、プライドが高くて「人類史上最高のDNA」というキャッチフレーズにも惹かれます。

自分はホストたちを抱えている立場なので、ギルガメッシュのような若手が入ってきたら可愛がると思いますし、ライバルにいたら自分がNo.1になって「ギルガメッシュくん、No.2ってどうやったらなれるのかな？」と言って悔しい顔を見てみたいです（笑）。

一同：おぉ～！

——大塚さんはいかがでしょう？

大塚：指名したいと思ったのは、皇麗夢です。豊永さんのお芝居もありますが、とって喰われるのではないかと危ない部分を感じますし、将軍に接客してもらえるのはなかなかないと思うので。神としては参勤交代させられてしまいますが（笑）。

一同：（笑）。

ROLAND：ラスボス感が1番強かったですよね。

大塚：そうなんです！