『Run Girls, Run！』7thシングル「ルミナンスプリンセス」発売記念インタビュー【前編】| 優しい光で包み込んで背中を押してあげるような楽曲

ファンと一緒に盛り上がれる曲を作りたい

――今挙げていただいたポイント含め、たっぷり楽しんでいただきたいですね。続いてはカップリング曲「My Best Shine!!」について伺っていきたいと思います。初めて聴いたときはビックリしました。これまでとクリエイター陣が違うこともあり、今までの楽曲にはない印象を受けました。今までのカップリング曲は季節ものが多かったと思いますが、今回は全然毛色が違うということで、最初に聴いたときはいかがでしたか？

林：ビックリしました。でも、嬉しかったというか。「可愛い!!」って思いました。私が、アイドル好きなので、よく聴いているようなファンのみなさんに向けた曲というか、「お客さんをとにかく盛り上げるような曲だ！　よくあるやつだ！」みたいな感じで、すごく嬉しかったです。

――今まで意外とこういう曲ってなかったですよね。

林：そうですね。スタッフさんも「ファンと一緒に盛り上がれる曲を作りたい」と思ってくださったみたいで、それがすごく表れてるな、と思いました。

森嶋：私も同じような印象を受けて、「お客さんの近くで歌いたいな」って思いました。ポップなので、ダンスで可愛い振付を見せるのもいいと思うんですけど、大きなステージでトロッコに乗りながら、みんなの近くで歌えたらすごくいいなって。

――想像が膨らんでいますね！　手を振っている画が浮かびます。

森嶋：そうですね、想像が(笑)。完全に手振ってますね。

ライブの中にこの曲を組み込んだら、みんなと対話ができるというか、楽曲の中でキャッチボールができるだろうなって思いました。

――確かに、お客さんの前で歌いたくなる楽曲ですね。

森嶋：ホントに。ランナーさんが揃った瞬間に完成する曲というイメージですね。

厚木：曲をいただいたときはめちゃめちゃびっくりして。こういう曲はもっちーの担当分野みたいな気が勝手にしていたんですよ。

カップリング曲は3人で歌う曲、ユニットカラーが強く出る曲というイメージも強かったので、歌いたい、という気持ちとは別で、今までのらんがのイメージにないという衝撃がすごかったですね。こんな「アイドルカワイイ」も私たちは歌っていくんだ！　と。

でも、もっちーの可愛さに感化されてこういう曲もすごく好きになっていたので、嬉しかったです。今までもプリチャンの曲を通して、可愛い私たちというものはたくさん見せていて、そういった可愛い曲をやるときは、私も可愛いに全振りしていたんですが、今まで以上に可愛い「お砂糖です！」みたいな曲がきたので、「これはゴリゴリに可愛く歌っていかなきゃダメだな」と思いました。

あと歌詞の内容的に、ランナーさんに向けた私たちの気持ちや、関係性が曲に出ているんじゃないかな、と思っていて。「辛い時はみんなが支えてくれるからさ」とか、「ああ、ランナーさんたちの存在って本当にそうだよな」と。今までも、「青春アルゴリズム」のようにライブの中でキーになるような曲はあったんですけど、ここまでアップテンポで盛り上がりつつ、キーになるような曲は確かになかったな、と思いました。早くランナーさんと同じ空間で盛り上がりたいというか「激エモソングになるんじゃないかな」と楽しみにしてます。

――聴いたらファンの人は本当にビックリするだろうし、嬉しくなると思います。

森嶋：あっちゃんが私っぽい曲と言ってくれたように、自分的にもそう思うところはあって。私の好きなジャンルの曲を3人で歌えることが素直にめっちゃ嬉しかったです。3人でやったら3倍可愛いじゃん！　と。

林：確かに、この曲はもっちーの歌声がすごく想像しやすかった。でも、リズムがけっこう難しかったなあ。

厚木：うん。

森嶋：ダンスとかも楽しみだよね。

林：ね！　ダンス付いたら絶対さらに可愛くなるもんね。

森嶋：ポーズもいっぱい入ってたらいいね。どこを撮っても可愛い、みたいな。

林：あと私はソロを頑張る。

厚木：期待してる！

森嶋：ライブの度に印象が変わりそうだよね。楽しみ。

林：ここは何テイクも録りましたね。「明日また会えちゃうかな」をたくさん録りました。

――厚木さんが振りをやるしかないですね。