『A3!』初のカードゲームは羞恥心との戦い!? 劇団員になりきって自分の演技力を磨こう!
羞恥心との戦い!? あなたの演技力が問われる……!
本ゲームのプレイ人数は3〜5人。今回は4人でプレイしていきたいと思います。
まず始めに、お題マットに置かれたお題カード4枚を全員のプレイヤーが確認。確認後、総監督は目を閉じたり後ろを向いたりと、どのお題になるか分からない状態にします。
総監督の左隣にいる役者がダイスを振り、ダイスの目と対応した場所(3が出たら3番に置いてあるお題カード)がお題に決定。(※1または6の目が出たら、任意で好きなお題を選びます。)
総監督はそのままの状態でゆっくりと10を数えます。その間に、役者は決定したお題に合わせて、自分の手札の中からマッチするシーンカードを2枚選ばなければなりません。
慣れればお題とマッチしたシーンカード選びが楽しくなるのですが、最初は、結構10秒の間で2枚を決めるのが難しいんです……「え〜!」「悩む〜!」と最初は全員が悩んでいました。
いかにお題カードにマッチしたシーンカードを選ぶかどうかで演技のしやすさが変わってきたり、感情が伝わりやすくなったりするので、ここが結構勝負を決めるカギになるかもしれません……!
そして、総監督は10を数え終わったら目を開けたり正面に向き直り、役者はそれぞれ自分の好きな順番で選んだ2枚のシーンカードを公開しながら、そこに記載されたセリフを演じます。
自分のセリフの読み方によってお題の感情を伝えなければならないので、普通に読むよりも、お題に沿った感情を表現するように読み上げることがポイントです☆
最初は全員「演技か……」と少し恥ずかしがっている部分はありましたが、最初の役者が思い切り演じてくれたので、そこから一気に盛り上がりました!
前述したように、役者として演技力を磨くことが目的ですので、恥ずかしがらずに思い切り感情を表現することが大切なのです……!(『A3!』のキャラクターになりきるのも楽しいかも☆)
そして、すべての役者が演じ終え、総監督は役者が選んだシーンカードがどのお題を演じているのか推理し回答します。
総監督の答えと合っているか役者がお題の正解を発表し、回答が合えば総監督が1枚のコインを獲得、回答が合わなかったらコインは獲得できません。
また、総監督は自分の答えが正解・不正解に関わらず、今回最も参考になった役者を選び、選ばれた役者はコインを1枚獲得できます☆
なお、最も参考になった役者のシーンカードは今回お題になったカードと組み合わせて分けて置いておきましょう。その他の役者が使用したシーンカードは山札に戻してよく混ぜます。
使わなかった3枚のお題カードはすべて捨て札にして、お題カードの山札の上から新しい4枚を並べます。各プレイヤーは手札のシーンカードが5枚になるように、どんどん補充してください。
ここまでが1回のゲームの流れとなり、1回目が終われば、総監督から時計まわりで隣のプレイヤーに順番で総監督が代わっていきます。すべてのプレイヤーが2回総監督をやるまで繰り返し、最後にコインを多く獲得したものが勝利です!
実際にプレイした4人は最初は演技することの難しさを感じていたものの、途中からは演技が楽しくなり、いろいろな感情を自分なりに表現していました。
自分の演技力を磨いたり表現力を養ったりしたい方にはぴったりのカードゲームですし、決められたお題に沿って決められたセリフをいかに表現するのか、劇団員たちの大変さや凄さが実感できるでしょう!(声だけで表現する声優さんのすごさもわかる……!)
上級ルールに挑戦しよう!
ある程度、カードゲームに慣れてきたら上級ルールにも挑戦してみましょう!
実は、本カードゲームには、背景のお題カードが4枚表裏で8シーン用意されています。ゲーム準備を行っている際に、その背景のお題カードも混ぜると、よりゲームの難易度を高くすることが可能です。
背景のお題カードがマットに置かれたら、表か裏をプレイヤーで相談して決めましょう。通常のお題カードなら、そのお題に沿った感情を表現するように演じますが、背景のお題カードの場合は、感情ではなく“その背景のシチュエーションに合った演技”をすることになります。
たとえば、ステージならステージで演じているように、大広間ならそこでくつろいでいるように演じるなどです。
ゲームに慣れてきたら、背景のお題カードを混ぜて遊んでみると刺激があって楽しめますよ♩