![映画『HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”』舞台挨拶レポ](https://img2.animatetimes.com/2020/12/5fe6d7b65d183_b0eb48427b3d81d4846a4190c561b577.jpg)
映画『HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”』公開記念舞台挨拶をレポート! 内山昂輝さん、島﨑信長さん、福山潤さん、柿原徹也さんら豪華メンバーが登場!
みんなにキラキラを届ける“LIP×LIP”の魅力を語る
「今回の映画は誤算で……」と話し始める内山さん。“誤算とは何ごと!?”と周囲がびっくりしていると、内山さんからその詳細が語られます。
最初このお仕事をいただいたとき、内山さんは「歌ってくれれば大丈夫。レコーディングだけやっていただければ」とプロデューサーから言われたそうで、「それなら……」と引き受けたとのこと。
けれども、少しずつセリフが増えていき、セリフを喋る前提でキャラクターを作っていなかったため、映画をやると聞いたときは“唖然”としたそうです(笑)。
キャラクターとして輝かせてあげたい気持ちがありつつも、その難しさや産みの苦しみを味わいながらアフレコをしていたという内山さん。
その話を隣で聞いていた福山さんは「キラキラしている内山くんを見て笑顔がこぼれたよ!」と内山さんの気持ちを高めてあげていました。
一方、島﨑さんは演じやすい声のトーンだったため、内山さんのように苦しんではいないと話します。
また、“LIP×LIP”が好きなのは、ジュリエッタというファンの愛称のように、王子様とお姫様の関係であるのは言わずもがな、「夢ファンファーレ」のような応援ソングや背中を押してくれる曲が多いこと。
そしてアイドルとしてのキラキラもあるけれど、彼らの人生が輝いているから、みんなにもキラキラを届けて人生をより良くしていこう!という部分が素敵だと話していました。
今回の映画で描かれている“LIP×LIP”の2人の境遇についての話になると、島﨑さんは「(役作りにおいて)これまで出てきたミュージックビデオが大きい」とコメント。
ミュージックビデオを見て、“「こういう人なんだろうな」というイメージができていたため、今回の映画でもすんなりと入れたような気がする”と語ります。
内山さんは完成した映像を見て、濃いキャラクターがそろっている事務所の面々が印象に残っているそうです。
事務所の社長である田村レイ(CV:沢城みゆき)のファッションや、“あすかな”のマネージャー兼プロデューサーである前田睦の声を櫻井孝宏さんが演じていることもあって、“闇落ちするんじゃないかな”と思ったそうです(笑)。
「そのうち、裏で策謀とか張り巡らせそうだよね(笑)」と福山さんも同意していました。そんな周囲にいるキャラクターたちも見応えのある作りになっているので、ぜひ注目してみてくださいね!
“Full Throttle4”の収録秘話
そしてここで、最初の挨拶で福山さんが話していた“Full Throttle4”がメンバー5人なのになぜ「4」という数字がついているのか、福山さん自身が考えた仮説が語られます。
福山さん曰く、ご自身が演じている“Full Throttle4”のIV(イヴ)は、マネージャー兼DJを担当しており、基本的に表へ出ないからこそ、表で頑張るのは(自分以外の)4人だという意味で合点がいったそうです。
「プレイングマネージャーなので監督もやって采配もやって、当然ですけど年俸も1番高いという、良いところを全部持っていくのがIVの強さだと思います。」と話す柿原さんに対し、「年俸は“イーブン”じゃないんだね?」と福山さん節が炸裂!(※役名のIVと英語のeven<意味は平等>をかけています)
そして柿原さんが演じているMEGU(メグ)は、パフォーマー担当でお喋りな明るいムードメーカー的な存在です。元気で明るくキーの高い役をまだやらせていただけることに感謝の気持ちを述べていました。
また、福山さんは柿原さんがMEGUの声を担当すると分かった瞬間、他のキャストと一緒にガッツポーズをしたとのこと。その理由は「自由にやらせてくれる……!」と確信したからだそうです。
その話を聞いていた柿原さんは「逆!逆!」と反論。このご時世、収録は少人数。柿原さんが1番最後の収録だったそうで、キャスト全員が自由にやっていたそうです。
「み〜んな自分たちの1番カッコいい音で!みんなカッコ良かったでしょ!?」と柿原さん自身、もうちょっとキラキラしたカッコ良い感じで喋りたかったけれど、他のメンバーが良いところを持っていってしまったのでバランスを取らざるを得なかった、もっとキラキラしたかったよー!と赤裸々に語っていました(笑)。
ちなみに、収録は福山さんと他の2人(斉藤壮馬さんと内田雄馬さん)は一緒で、その後にすれ違いで柿原さんが収録だったとのこと。なので、すれ違いざまに「(笑顔で)後は任せた」と柿原さんに託したそうです。
“Full Throttle4”と“LIP×LIP”が一緒にキラキラしているシーンをいつか見られることを期待したいですね……!