![劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公開直前プレミアイベントレポ](https://img2.animatetimes.com/2021/01/5ff5b15a42613_d68fd8dc4550d535ed8377b78396b4d4.jpg)
劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公開直前プレミアイベントをレポート! 明日への一歩を踏み出せる作品に
セーラームーン愛を語る菜々緒さん
そして、本作の敵となるネヘレニアを演じた菜々緒さんは、昔に幼馴染の佐藤かよさんとセーラームーンごっこをやっていたほどの大のセーラームーン好き。セーラームーンごっこをする時は絶対にセーラームーン役を譲らなかったそうです。
さらに、小さい頃、常にうさぎちゃんヘアー(お団子ヘアー)をやっていたそうで、そのヘアスタイルが納得いかなかったときはずっと泣いていたとのこと。大人になった今でもその話をよく持ち出されては、恥ずかしさと同時に、それだけセーラームーンを愛していたんだと気づかされていると話します。
そんなセーラームーン愛を語る菜々緒さんは、三石さんら声優陣と同じステージに立っていることに感無量な様子。アクリル板越しに三石さんと菜々緒さんが手を重ね合わせるシーンもあり、まるで作中のセーラームーンとネヘレニアの姿が重なるようでグッと来ました……。
そんな菜々緒さんが演じたネヘレニアはカッコいい悪役で、まるで本物が出て来たような美しさと妖艶さに声優陣も大興奮。実写のような菜々緒さんの美しさにテンションが上がっていました。
改めて、菜々緒さんは悪役のネヘレニアを演じてみて、お芝居でも悪役を演じることが多いからこそ、その集大成としてネヘレニアという役をいただけたのではないかと嬉しい気持ちでいっぱいな様子。
また、「ネヘレニアの役をやらなければ、うさぎちゃんと対話する世界線が私の中で生まれなかっただろうなと思ったので、この大役をいただけて光栄に思っています」とセーラームーン愛を届けます。
一度、作中で“悪”に落ちたことがあるちびうさ(※ブラックレディ)を演じた福圓さんは、“セーラームーンの悪役はうさぎちゃんと表裏一体なところがある”と、こんなに菜々緒さんがセーラームーン好きであることがとても嬉しいと笑顔で話していました。
▲ネヘレニア
大きな存在である「美少女戦士セーラームーン」
最後に、MCから「美少女戦士セーラームーンはどんな存在?」という大きな質問が。
金元さんは、物心をついたときから家庭の中にセーラームーンがあったため、“生活の一部”と回答。大人になった今でも生活のモチベーションを上げてくれる存在だと話します。
佐藤さんは“宝石箱”みたいだな、といつも感じるそうで、大人になってのキラキラした宝石という意味だけでなく、子供の頃に持っていたお菓子についているような小さなものを宝箱に入れて眺めてる、そんな気持ちにさせてくれる作品だと魅力を語っていました。
セーラームーンの存在は“学び”だと答えた小清水さん。今も昔も成長をくれる、友達の関係性や仲直りの仕方、恋、戦う力、芝居の面でもいろいろなものを教わっているそうです。
常にふわふわした空間にいると話す伊藤さんは、憧れの夢の世界であるセーラームーンに携わり、“現実”になったけれどやっぱり夢のようだとコメント。作品でもセーラー戦士たちは繋がっていますが、キャスト陣たちとよく集まることもあるそうで、作品の中でも外でも絆を作ってくれた作品だと話していました。
そして“永遠の憧れ”だとコメントしたのは福圓さん。ちびうさとしての目線が入っているからこそ、“いつかああなりたいな”とずっとセーラー戦士たちは憧れのお姉さんの存在だと話します。
また、“私たちは、何度だって「夢」を見る”というキャッチコピーは、今回のお話が「夢」に引っかかっているのはもちろん、ご覧になる皆さんがいつまでもセーラームーンに憧れていてほしいという作り手のメッセージだと福圓さんは解釈し涙したそうです。
菜々緒さんは、“夢を与えてもらって夢を叶えてもらった、教科書みたいな存在”だと話し、友情、絆、戦士たちの葛藤など、自分に重なる部分がたくさんあるとのこと。
やりたいことができない大変な今の状況だからこそ、戦士たちの頑張りや一生懸命さを見て元気や勇気をもらえるのでは、と語っていました。