『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第44回 日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞 受賞!! ロングラン上映中!!
2018年に放送され、情緒あふれる豊かな世界観と登場人物の繊細な心情描写が話題となった京都アニメーションによるTVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
その完全新作劇場版として2020年9月18日(金)に公開、2021年1月現在もロングラン上映中の『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、第44回 日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞に選出されました。
今後もドルビーシネマ版(丸の内ピカデリー2月5日 ~)を含むロングラン上映が予定されている本作。ぜひ劇場に足をお運びください。
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』作品情報
ロングラン上映中
Dolby Cinema版 絶賛上映中
■イントロダクション
心を揺さぶる物語、心に響く音楽、心に残るアニメーション。今なお多くの心を惹きつけて離さない、とある女性の人生譚。彼女の名は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」──。
放送前からワールドツアーを行い、世界各地で熱狂の渦を巻き起こした。
感動的な物語と、繊細でダイナミックな映像で話題となった TV シリーズ、観客たちの心を躍らせ、作品世界へと誘ったオーケストラコンサートを経て、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」を公開。世界中で大きな反響を巻き起こした。そして、いよいよフィナーレへ──。
「愛してる」も、少しはわかるのです。新しい時代が到来し、世界が大きく変わっていこうとしている今、彼女の紡ぐ手紙が、彼女の想いが、どこに届くのか。【不変】で【普遍】の愛をあなたに──。
愛する人へ送る、最後の手紙。
■ストーリー
――あいしてるってなんですか?
かつて自分に愛を教え、与えようとしてくれた、大切な人。
会いたくても会えない。永遠に。
手を離してしまった、大切な大切な人。
代筆業に従事する彼女の名は、〈ヴァイオレット・エヴァーガーデン〉。
幼い頃から兵士として戦い、心を育む機会が与えられなかった彼女は、大切な上官〈ギルベルト・ブーゲンビリア〉が残した言葉が理解できなかった。
──心から、愛してる。
人々に深い傷を負わせた戦争が終結して数年。
新しい技術の開発によって生活は変わり、人々は前を向いて進んでいこうとしていた。
しかし、ヴァイオレットはどこかでギルベルトが生きていることを信じ、ただ彼を想う日々を過ごす。
──親愛なるギルベルト少佐。また今日も少佐のことを思い出してしまいました。
ヴァイオレットの強い願いは、静かに夜の闇に溶けていく。
ギルベルトの母親の月命日に、ヴァイオレットは彼の代わりを担うかのように花を手向けていた。ある日、彼の兄・ディートフリート大佐と鉢合わせる。ディートフリートは、ギルベルトのことはもう忘れるべきだと訴えるが、ヴァイオレットはまっすぐ答えるだけだった。「忘れることは、できません」と。
そんな折、ヴァイオレットへ依頼の電話がかかってくる。依頼人はユリスという少年。一方、郵便社の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかり……。
■キャスト
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
■スタッフ
原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KA エスマ文庫/京都アニメーション)
監督:石立太一
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
世界観設定:鈴木貴昭
美術監督:渡邊美希子
3D美術:鵜ノ口穣二
色彩設計:米田侑加
小物設定:高橋博行
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本倫
音響監督:鶴岡陽太
音楽:Evan Call
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
配給:松竹