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『ジャックジャンヌ』発売目前!体験版プレイレポート

発売目前!男性が男女どちらも演じる歌劇学校が舞台! スポ根のような熱いドラマ展開も楽しめる『ジャックジャンヌ』体験版をプレイレポート!【画像あり】

Nintendo Switch用ソフト『ジャックジャンヌ』が、2021年3月18日(木)に発売となります。

本作は『東京喰種トーキョーグール』の作者である石田スイ氏がキャラクターデザイン・世界設定・イラスト・シナリオを手掛ける少年歌劇シミュレーションゲームです。

本記事では、発売前に先駆けて体験版をプレイレポート! 主人公・立花希佐が初めて本番の舞台に立つストーリー序盤の「新人公演」までを、注目ポイントと併せてお届けします♩

 

 

最初に押さえておきたい注目要素を3つ紹介!

プレイレポートをお届けする前に、初めに押さえておきたい『ジャックジャンヌ』の注目要素を3つ紹介します。

①“歌劇学校”を舞台にしたストーリー(それも大ボリューム!)

 
②ゲームでできる舞台体験と映像でも楽しめる歌曲

 

 
③石田スイ氏ら豪華制作スタッフ

 
何といっても、筆者が思う本作の注目ポイントNo.1は“歌劇学校”が舞台のストーリーであるということ。

後ほどお届けするプレイレポートでもストーリーを深掘りしていきますが、簡単に説明しておくと、男性しか入ることのできない“歌劇学校”に女性である主人公が入学することになります。

「歌劇学校とは!?」「どんなストーリーになるの!?」と、この一文だけでもドキドキワクワクしませんか? 特に、舞台・演劇の大ファンである筆者にとっては“歌劇学校”というワードを目にした瞬間にプレイすることを決めました。

また、舞台の裏側や公演までの過程が体験できる舞台体験、キャラクターたちが披露する歌曲など、“歌劇学校”だからこそ楽しめる要素が含まれているのも注目ポイントです。

そして、石田スイ氏がキャラクターデザイン・世界設定・イラスト・シナリオとほぼ全てを担当しているのも見逃せません。

 

 
ちなみに、『東京喰種トーキョーグール』の小説版を担当していた十和田シン氏がシナリオの共同制作に、『NieR:Automata』などのコンセプトアートを担当している浪人氏が本作のコンセプトアートを担当。

音楽ではドラマ『中学聖日記』の劇中音楽を担当した作曲家の小瀬村晶氏、3Dのキャラクターたちが舞い踊る公演では乃木坂46「インフルエンサー」や「シンクロニシティ」の振付を担当したSeishiro氏が参加しています。

各分野で活躍している方たちが制作スタッフとして参加している『ジャックジャンヌ』。細かいところまで作り込まれているからこそ、その世界観に没入できること間違いなし。

それでは早速、プレイレポートをお届けしていきたいと思います!

 

スポ根漫画のようなドラマ展開も!男女共に楽しめる大ボリュームのストーリー

本作の主人公は演劇を心から愛している立花希佐(CV:寺崎裕香)。家計を支えるために演劇の道を諦めていましたが、かつて兄と幼馴染の世長創司郎(CV:佐藤元)とで演劇ごっこをしていた神社で、ユニヴェール歌劇学校の校長(CV:子安武人)と出会います。

 

▲左:立花希佐 右:世長創司郎

▲左:立花希佐 右:世長創司郎

 
そこで、校長から”とある目的”のために入学を持ちかけられ、主人公は男性しか入ることのできないユニヴェール歌劇学校へと入学することを決意。突然現れたこの校長が、何とも怪しい雰囲気を醸し出していて、よりユニヴェール歌劇学校への興味をそそられます。

また、ユニヴェール歌劇学校に入学する際、校長から2つの条件を出されることに。その条件とは、「チームメイト達と絆を深め、1年の最後にある最終公演で主演になること」「女性であることを隠し通すこと」です。

なお、ユニヴェール歌劇学校では、男性が男女どちらも演じる公演を行い、男性役を演じる人をジャック、女性役を演じる人をジャンヌと呼びます。

 

 
生徒達は<透明>のクォーツ、<勝利>のオニキス、<絢爛>のロードナイト、<暗躍>のアンバーの4クラスに分かれて演劇を学ぶことになるのですが、各クラスで“色”があるのも、とても面白い要素。

たとえば、主人公が在籍することになるクォーツは、クラステーマが<透明>になっているように、まだ色がついていない演劇未経験者が入ることが多いクラス。

ジャック中心のクラスであるオニキスは舞踏が強かったり、ジャンヌ中心のクラスであるロードナイトは歌唱に力を入れていたり、アンバーは個性派ぞろい……このように、クラスごとにしっかりと特徴が表れています。

クォーツには、幼馴染の世長創司郎や同期になる織巻寿々(CV:内田雄馬)、1つ上の先輩でクォーツの歌姫として知られている白田美ツ騎(CV:梶原岳人)、3年生の高科更文(Cv:近藤孝行)、睦実 介(CV:笠間 淳)、根地黒門(CV:岸尾だいすけ)らが在籍。

 

▲左から織巻寿々、白田美ツ騎、高科更文、睦実 介、根地黒門

▲左から織巻寿々、白田美ツ騎、高科更文、睦実 介、根地黒門

 
クォーツは他のクラスとは違って、根地先輩が舞台脚本から演出を担当しており、新人歓迎会と称して1年生達に即興演技をさせるシーンも見どころの1つです。

即興演技での立ち回りを見て、根地先輩が新人公演の配役を決めるのですが、ここの流れが筆者的に1番惹かれたシーンでもあります。

”観客とは違う見方”というのでしょうか。新入生達の演技を見ている上級生達を通して、演出や演技を経験してきた人たちが見ている景色や物事の感じ方を知り、新しい発見になりました。

また、主人公が自分の今の実力とぶつかりながらも、クラスメイト達と絆を深めていく姿も注目ポイントの1つ。

入学して最初の公演「新人公演」を迎える日まで、いろいろな課題と問題にぶつかります。主人公だけでなく、役をもらった1年生メンバーがそれぞれの課題とぶつかるのですが……ここで”仲間”という言葉が大きな意味を持ち始めるのです。

 

 
1人だと乗り越えられない壁でも、誰かと力を合わせれば乗り越えられる——このことに気づくまでの過程、気づいてから仲間達と協力していく姿。そこにスポ根漫画のようなドラマを感じました。

果たして無事に「新人公演」を乗り越えることができるのか、どのような公演を本番で魅せるのか……それはぜひプレイをして確かめてほしいところです。

遊んでいくうちに、いつの間にか『ジャックジャンヌ』の濃密なストーリー・世界観に引き込まれるので、演劇が大好きな人、演技に興味がある人、少年漫画が好きな人でもハマる要素が盛りだくさん。

これまで数々のシミュレーションゲームをプレイしてきましたが、これほど没入感を得られたのは初めてでした。それほど濃密なストーリーになっています。

ちなみに、メインストーリーだけでも約25時間〜、総勢30名を超えるキャラクター達と触れ合えるサブシナリオは総数1,000本以上という大ボリューム。

立ち絵やスチルはすべて石田スイ氏の描きおろしですので、ストーリーと一緒にイラストも楽しむことができます。

 

役者として成長し、クラスメイトとの親密度をあげよう!

公演を成功させるためには、役者としての成長が必要不可欠です。1年間の最後に行われる最終公演の主演をつかみ取るために行う「レッスン」をプレイヤー自身が決めることになります。

 

 
レッスンはランニング・座学・歌唱・舞踏・役作り・エチュードの6種類。レッスンを行うと、内容に応じたパラメータが伸びていきますが、それによって公演成績の結果が変化したり、学校内で様々なイベントが発生したりします。

 

 
このパラメータとストーリー中に獲得したキャラクターとの親密度によって、クラスメイトとの仲が深まる親密度シナリオも発生するので、パラメータのバランスを見ながらレッスンを行っていきましょう!

土曜日と日曜日は休日ですので、「お出かけ」もできます。学校の色々な施設や街に出かけることができ、クラスメイトはもちろん、クラスメイト以外のキャラクターとも交流が可能です。

普段は見ることができないキャラクター達の姿を見ることができたり、交流結果によっては主人公のパラメータが上がったりすることも……!

なお、レッスンを行うと体力が消耗します。体力が0でもレッスンはできますが、失敗することがあるので「休む」を選択することも大切です。

 

“歌劇学校”が舞台だからこそできる「舞台体験」と映像で楽しめる「歌曲」

ユニヴェール歌劇学校では1年間に5回の公演が行われます。”歌劇学校”が舞台になっているからこそ、ゲームで「舞台体験」ができるのは本作の大きな注目ポイントです。

「舞台体験」ができる公演パートでは、それぞれの公演によって脚本から楽曲・衣装・ダンスに至るまで本格的に作り込まれています。

 

▲新人公演ポスター

▲新人公演ポスター

 
公演に至るまでのキャラクターの心情はもちろん、公演の裏側でどのようなやり取りがされているのか、その場の臨場感をたっぷりと味わうことができるのです。

また、裏側を知ることができるからこそ、舞台を成功させたときの達成感や感動は大きなものになるに違いありません。プレイヤー自身も舞台を作る「歯車」となって、キャラクター達と共に舞台体験をすることができます。

そして、筆者個人としても、公演パートでぜひ注目してほしいのは「歌曲」です。

たとえば、新人公演の歌曲「Fortune color is crystal!」は思わず踊りたくなるような舞踏会曲のよう。立花希佐と織巻寿々のデュエットソングとも言える「鈴かけの木をこえて」は、月明かりに照らされたような神秘的な雰囲気が漂う曲となっています。
 
公演ごとに特徴的かつ魅力的な歌曲があるのも、世界観に没入できる要素と言えるでしょう。

なお、公演ごとに4クラスの順位を決める「クラス賞」や学年内で個人の順位を決める「個人賞」に影響を与えるのは「リズムアクション」。

 

 
リズムアクションはキャラクター達の歌声と特別なミュージックビデオによる「歌唱リズムアクション」、3Dモデルのキャラクター達が舞い踊る映像と共に楽しむ「ダンスリズムアクション」の2種類があります。

 

 

 
3Dモデルのキャラクター達が舞い踊る映像は、振付師/ダンサーでもあるSeishiro氏が振付を担当しているので、まるで本物の舞台を見ているような特別な感覚……!

本当に細かいところまでプロの手で作り込まれているので、魅了されること間違いありません。

ちなみに、難易度はNORMAL、HARD、EXPERTの3つから選択できます。難易度によって賞の結果に影響するわけではないので、リズムゲームが苦手な方はNORMALから挑戦してみましょう!

少年歌劇という世界観、濃密なストーリー、個性的なキャラクター達、魅了される歌声と映像の歌曲……シミュレーションゲームをプレイしたことがない方でも楽しめる内容となっています。

今のご時世、気楽な気持ちで舞台を観に行くことができないからこそ、

舞台や演劇が好きな方はもちろん、興味はあるけれどなかなか観に行けない人、舞台に興味を持ち始めたという人。ぜひ『ジャックジャンヌ』で“歌劇”をお楽しみください。ここでしか見ることのできない世界に引き込まれること間違いなしです!

 
 
【文・福室美綺】

 

作品情報

 
タイトル:ジャックジャンヌ
ジャンル:少年歌劇シミュレーションゲーム
対応機種:Nintendo Switch/Nintendo Switch Lite
CERO:B(12歳以上対象)
価格:
【通常版】8,580円(税込)

 
【限定ユニヴェールコレクション】13,530円(税込)


1.石田スイ先生描きおろしスペシャル収納BOX
石田スイ先生による限定描きおろしイラストを使用した、マットPP仕様の豪華BOX!

2.ジャックジャンヌ ビジュアルアートブック
石田スイ先生描きおろし「立花希佐」イラストが表紙を飾る、豪華装丁のアートブック!
ゲーム内に収録されたイラストだけでなく、ここでしか見られない石田スイ先生による設定画や未公開イラストなども多数収録!
上製本・全80Pの大ボリュームでお届けします。

3.ジャックジャンヌ ノベル:Another
十和田シン先生書きおろし!
ゲーム本編では見られないキャラクター達の物語を収録!

4.ジャックジャンヌ オリジナルドラマCD
ここだけの限定ストーリーを収録したオリジナルドラマCD。
脚本は石田スイ先生書きおろし!

【出演】
高科更文(CV.近藤孝行)
睦実 介(CV.笠間 淳)
根地黒門(CV.岸尾だいすけ)
白田美ツ騎(CV.梶原岳人)
織巻寿々(CV.内田雄馬)
世長創司郎(CV.佐藤 元)

5.ジャックジャンヌ ボーカルコレクション ゲームサイズVer.
主人公たちがユニヴェール歌劇学校の1年間で挑む5公演の歌曲、全15曲を収録したCD!
いずれも小瀬村晶氏が作曲、石田スイ先生が作詞を手がけた本格的な舞台曲です。
7人のクォーツ生から、各公演配役に応じて様々な組み合わせで歌唱します。

【歌】
立花希佐(CV.寺崎裕香)
高科更文(CV.近藤孝行)
睦実 介(CV.笠間 淳)
根地黒門(CV.岸尾だいすけ)
白田美ツ騎(CV.梶原岳人)
織巻寿々(CV.内田雄馬)
世長創司郎(CV.佐藤 元)

 

スタッフ

原作/キャラクターデザイン:石田スイ
シナリオ:十和田シン/石田スイ
コンセプトアート:浪人
音楽:小瀬村晶
振付:Seishiro
企画/発売元:株式会社ブロッコリー

 

関連リンク

『ジャックジャンヌ 《 JACKJEANNE 》』公式サイト
『ジャックジャンヌ』体験版特設ページ
『ジャックジャンヌ』OPテーマの音楽配信サービス一覧
YouTube『ジャックジャンヌ』公式チャンネル
『ジャックジャンヌ』公式Twitterアカウント

 
 
(C)Sui Ishida/BROCCOLI

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