それぞれの憧れに向う新キャラクター!いつかふたりのデュエットを――冬アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』矢野妃菜喜さん×立花日菜さんキャストインタビュー【連載第12回】
語彙力がなくなるぐらい、とにかく可愛いです
――キャラクターデザインの見た目や衣装に関しての印象はいかがですか?
矢野・立花:可愛い〜!!
立花:絵がとにかく可愛くて好きなんです。台本の裏表紙に、毎回違う子の絵が描いてあるんですけど、特にキタサト回がめちゃめちゃ可愛かったんですよ。
矢野:アニメではアイキャッチで使われているカットですよね。
――アフレコ時には完成した映像はまだ見ていなかったと思いますが、実際に動いている映像を見た感想をお聞かせください。
矢野:めっちゃ動いていたよね。
立花:耳と尻尾がね。やっぱりウマ娘なので、人間ではありえないところが動くじゃないですか。それがめちゃめちゃ可愛いです。
矢野:ある意味、耳と尻尾があることで表情がわかりやすいというか。そこがまた可愛いですよね。
立花:もう本当に可愛い! どうしよう、可愛いしか言えない(笑)。
――語彙力がなくなっていますね(笑)。
矢野:(笑)。あと、この2人は憧れている存在がそれぞれ違うので、キタちゃんなら「テイオー(トウカイテイオー)さんがいい!」って言い合うシーンがあって。それが2人ならではだなと思いました。
――言い合いのシーンは演じてみてどうでしたか?
矢野:どんどんヒートアップしていくので、すごく楽しかったです。
立花:私はダイヤちゃんらしいなって思いました。お嬢様だからどういう風に言い合うのかなと思ったら、キタちゃんに負けないぐらいの熱量で。おしとやかな子と思いすぎずに、キタちゃんの「テイオーさん!」って熱に引っ張られるように、「いやそんなことないし! マックイーン(メジロマックイーン)さんだし!!」ってマックイーンさんのことが大好きな気持ちを出して演じたんですよ。
――ご自身だったら、憧れの人のことで言い合いになったらどうなりますかね?
矢野:どうなんだろう……でも、一番は誰?と聞かれたら争っちゃうかもしれないです。「その人もいいけど、一番はやっぱりこの人じゃないかな」って言っちゃいそう(笑)。
立花:私は「わかってないなぁ。まだまだだね」って言っちゃいますね(笑)。意思を曲げないところは曲げないので。
矢野:あはははは!
――好きなものはこだわるタイプなのですね。
立花:そうですね。こだわりは強いかもしれないです。
――例えば、普段の生活だったらどんなものに?
立花:メイクとかネイルが好きなので、結構こだわっています。周りの子に「どういうメイクがいいかな?」と聞かれた時は、「こういうメイクとか、こういう髪型も似合うんじゃないかな」みたいなことを言ったりします。
矢野:いいな〜、私も聞きたいです!
立花:え〜! 私、妃菜喜ちゃんの顔がめちゃめちゃ好きなんですよ。めっちゃ可愛いので、ありのままが一番だと思います。
矢野:あ、ありがとうございます(照)。
――ちなみに、おふたりはこの作品より前に面識はあったのですか?
立花:いえ、初めましてでした。
――第一印象は覚えていますか?
矢野:2人ともすっごい緊張していましたね。お互い人見知りなので……。
立花:初回の収録の時、2人で待合室みたいなところで30分ぐらい待っていたんです。でも、ほぼ何も喋ることができず、「トイレどこですか?」「あそこですよ」「ありがとうございます」って会話しかできなくて。お互いに何役の人なのかわかっているから喋った方がいいんだろうなと思いつつ、どうしようって感じで(笑)。
矢野:喋りたいけど……どうしよう……って空気がずっと流れていたよね(笑)。
立花:スマホをいじって、台本を読んで、スマホをいじって。
矢野:(お互いを)チラッチラッと見て。
立花:2人ともそんな感じでした(笑)。
――その後、なにがきっかけで話せるように?
矢野:収録が終わってから、駅までの帰り道でお話をしてからですね。
立花:そうですね。そこからだと思います。
――今はもうすっかり大丈夫ですか?
立花:た、たぶん。
矢野:その当時に比べれば……。
――なんか、まだ若干ぎこちない気もしますが……。
矢野:このご時世なので、アフレコでも長く一緒にはいられないんです。それもあって、まだ話す時間があまりなくて(笑)。
立花:そうなんですよね。