春アニメ『僕のヒーローアカデミア』悠木 碧さん、喜多村英梨さん、名塚佳織さんインタビュー│兼ね役で感じたB組メンバーの驚異的な“個性”とは? A組女性声優陣が5期の魅力を語る
やっと学校に戻ってきた5期シリーズ。葉隠は雰囲気を明るくする存在と再確認
――5期シリーズの収録が始まっていますが、台本を読んだり、演じてみた印象をお聞かせください。
悠木:やっとお話が学校に戻ってきてくれた、ですね(笑)。
名塚:みんな、どうなってる?
喜多村:みんな自分のシーンしかわからないから(笑)。
名塚:少人数での収録だからね。葉隠のグループにはヤオモモ(八百万)がいて、頑張ってくれています。
悠木:ヤオモモは優秀ですからね。
名塚:周りが優秀なチームに入れてよかった。ビックリしたのが、葉隠は偵察したり、情報を集めたり頑張っていたけど、「最後でそれなの!?」と衝撃的で(笑)。
悠木:でもなかなか強いですよね。
名塚:でも声出しちゃいけないだろう? と(笑)。葉隠もどちらかといえば、おもしろ担当なので、戦闘の時でも明るく、前向きに。芦戸ちゃんの前向きとはちょっと違って、楽観的すぎる気がするけど(笑)。空気を明るくする子だなと再確認できる5期かなと思います。
悠木:私、梅雨ちゃん以外にもB組の兼ね役をやっていて。梅雨ちゃん戦が終わった後、B組の他の生徒役も何人か演じてます。
名塚:私に1役くらい譲ってくれない?(笑)
喜多村:あやねる(お茶子役の佐倉綾音さん)もそうらしい。
悠木:(現場に)たまたまいた人に振っていたようです。
名塚:やっぱり毎週出てないとダメだね。
悠木:でも他の生徒のほうがしゃべる回もあったりしましたから。だからずっと戦い続けている感じで、今はB組チームの気持ちになっています(笑)。A組の時はブレーンポジションなので、一生懸命作戦を練っているし、更にチームワークが上がったところを見てもらえるのかなと。でもB組も演じている身から見ると、B組も強いんですよね。
名塚:B組もおもしろい子が多いよね。“個性”が突出した子が多くて、キノコを出す子(小森希乃子)とか。
喜多村:キャラの“個性”でたまに負けるんだよね。A組危うし(笑)。私はまだ戦ってないんだよね。実況ばっかりしてる(笑)。「行くぞ」と思いつつ、「勝てないよね」という気持ちも。
悠木:デクがいるから大丈夫ですよ!
喜多村:だけど芦戸は盛り上げ役だから。
名塚:一緒!
悠木:でもこれから楽しみですよね。
――B組の登場も久しぶりですからね。
喜多村:物間がどんどんうるさくなって。
悠木:「物間、どうしたの?」みたいな(笑)。
喜多村:私たちよりB組の方がセリフ量がきっと多いと思う。そんな印象です(笑)。
悠木:心操君もめちゃめちゃカッコよくて。個人的にこのキャラは目立ってほしいなと思っていたので、ちょっと嬉しいです(笑)。
喜多村:心操は人気だからね。