【「死滅回遊」制作決定!】『呪術廻戦』最終話までのあらすじをまとめてご紹介! これを読んで最新アニメ・原作・週刊連載のストーリーのを確認しよう!
夏油の高専時代(コミックス8~9巻、懐玉・玉折(アニメ3期))
「渋谷事変」を企てたのは夏油でした。夏油の術式は呪いを祓い、食べて納めること。元々は、呪術師として一般人を助けるべきだと考えていた夏油。そんな夏油や五条、家入の若かりしころのストーリーが8〜9巻で描かれています。
夏油は仲間の呪術師が命がけで戦うも、呪いは一般人の負の感情によって増えるばかりのサイクルに疑問を抱くようになります。特級呪術師の九十九(つくも)との会話によって、一般人がいなくなれば呪霊は生まれないと知り考え方が変わります。
以後、夏油は呪詛師としての人生を歩みます。一般人を皆殺しに、呪術師の楽園を作るという大義を持って行動します。一般人を守る呪術師はその計画を阻止するように動きます。
ここで過去を振り返ることによって、この後に起こる「渋谷事変」の心理描写がより深く理解できるようになっています。
欲望渦巻く「渋谷事変」編(コミックス10~16巻、アニメ4期)
10月31日渋谷にて大規模な帳(呪術の結界)が降ります。東京校生は先輩呪術師につき班分けされ、総動員で事件の解決にあたります。
しかし、呪術師界最強の五条が史上最悪の呪詛師夏油によって獄門彊にて閉じ込められるという異例の事態が起きます。それを皮切りに高専メンバーも持ち場で呪霊や呪詛師と戦いますが、苦戦を強いられる者も……。
複数の厳しい対戦により意識を失った虎杖は、漏瑚(じょうご)に10本の両面宿儺の指を飲み込まされることに。両面宿儺に体を乗っ取られ、大人数の一般人を領域展開などで殺害。その後、意識を取り戻した虎杖は両面宿儺によって行われた虐殺に絶望し、より多くの人を救おうと義務感に苛まれます。
虎杖が戦いを挑む最中、ついに宿敵である真人と対峙。釘崎、東堂らの助けも加わりますが、多数の犠牲を出してしまう結果に。そして、諦めずに苦しみながら戦うことを選択します。
激戦にて真人を極限まで追い詰めた時に現れたのは夏油でした。夏油は虎杖の目の前で真人を取り込みます。その後、京都校メンバーや脹相らが駆け付け、夏油を見るなり衝撃の事実が発覚!
夏油は夏油にあらず、夏油の中身は加茂憲倫。と、血縁関係の生存を肌で感じることができる脹相が暴きます。さらに脹相と虎杖が兄弟であることも脹相は虎杖の命が危機的状況である時にわかりました。しかし夏油の中身は加茂憲倫や虎杖らの母親などの身体を乗っ取って生きながらえているため、本当は誰なのかは不明です。
パンダや九十九由基なども夏油と戦いますが…夏油は真人の力で東京の機能が停止するほど無数の呪霊を日本中に放ち世をを大混乱させ、五条のいる獄門彊を持ち去ってしまいます。五条がいたことで保たれていた秩序はなくなり東京は大パニック、事実上の無法地帯と化しました。この機を狙って呪術高専の上層部、禪院家らの陰謀が一気に動き出します。
虎杖と脹相は都内の呪霊を祓っていると、禪院直哉が混乱に乗じて虎杖と禪院家次期当主の伏黒を殺しにやって来ます。さらに乙骨も参戦し、乙骨と虎杖、脹相と直哉の一騎打ちがスタート。乙骨は虎杖を刺し殺し、脹相は直哉に勝利します。重傷の直哉に乙骨は反転術式で回復させ、虎杖の死を報告するよう命じました。