アニメ『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』小ネタまとめ! 特撮&ゴジラファンを唸らせる仕掛けが盛り沢山!
第1話「はるかなるいえじ」
とにかく意味深な冒頭から、淡々と伏線や謎を投げかけていくミステリ仕立てな第1話。思わずTwitterで実況してしまうほどワクワクが止まりませんでしたね。あの”音楽”が頭から離れません……。
アバンタイトルに込められた「謎」
開始冒頭に、なぞの数式や図形などが乱雑に映され、童謡や詩の朗読、複数の声で意味深なセリフなど、とにかく序盤から「?」を浴びせ続けられました。その描写がこの物語の展開を表すものなのではないか、という推測です。
お祭りのお神輿に「煙の影」が!
EDにも登場する公害怪獣・ヘドラのような絵が描かれたお神輿を背負っていました。ゴジラ伝説や、後のラドンの出現での人々のリアクションがあまりに蛋白なため、過去に怪異や怪獣にまつわる事件があった、もしくはその様な伝承が色濃く残っているという事なのかも。
頭から離れない、劇中歌「ALAPU UPARA」とモスラ
謎の幽霊屋敷の鉱石ラジオから流れていたなんとも耳に残る曲です。劇中で主人公・ユンが検索したところ曲名が「ALAPU UPARA」、どうやらインドの歌謡曲のようです。ゴジラシリーズで有名な曲といえば「モスラの曲」。モスラの曲はインドネシア語のようですが、ラドンが反応していたことを考えるとなんらかの関連があるのかもしれません。
駅前の「古史羅図」に元ネタが
ヒロインの銘が熱心に写真を撮っている大きな絵。これもお祭りの1つの催しであり、舞台となる地域の古くからの言い伝えが描かれているそう。
「古史羅図」(ごじらず)と呼ばれている。そのデザインのモチーフになったのが歌川国芳の『讃岐院眷属をして為朝をすくふ図(さぬきいんけんぞく ためとも ず)』だ。日本美術に精通している方だとひと目でピンとくるはずです。
銘が着ている「CH3l」のTシャツ
これはヨードメタンの分子式であり、この化合物は遺伝子を変化させる作用があるとか。これも水爆実験によって変化したゴジラと繋がりがあるのかもしれません。
「ジェットジャガー」見参!
『ゴジラ対メガロ』で初登場したジェットジャガーが登場。過去作では、自力で意思を芽生えさせたり、奇跡的に巨大化してメガロと相まみえるなど大活躍しました。今作でも期待大。
ラストの謎の骨……
ラストはミサキオク地下、謎の元軍事施設に巨大な骨が保存されているシーン。そこで流れるBGMはもちろん、「ゴジラ」のものでした!!ゴジラの骨なのか?またあるいは別のものか……。
第2話「まなつおにまつり」
ジェットジャガーの戦闘シーンから、ラドンに関する様々な憶測が飛び交い、社会現象へと発展。それから一転また謎が……そんな2話のまとめです。
□春アニメ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』第2話「まなつおにまつり」の先行カット公開!
「宇宙大戦争マーチ」でラドンと対決!
ジェットジャガーとラドンの対決時にはBGMで『シン・ゴジラ』などにも使われた楽曲「宇宙大戦争マーチ」が使用されているそうです。ラドンのパステル感とビビットなジェットジャガーのコントラストが非常に美しい戦闘シーンでした。
ジェットジャガーがDA PUMPに
ラドンに半壊させられてしまいコックピットに乗り込むことも混乱になるジェットジャガー。主人公・ユンが手元のデバイスで遠隔操作をするのですが、この日は子供向けのジェットジャガーお披露目会だったため、簡単なダンスや挨拶の動きしかプログラムしていませんでした。ラドンにあの一世を風靡した、USAダンスで立ち向かうジェットジャガー。可愛いです。
火口に墜ちる「ラドン」再び
ケツァルコアトルスに類似していると報道された、今作のラドン。ジェットジャガーとの戦闘の後、上空に飛び上がってから力なく墜落してしまいます。
その様子が初代・ラドンが力尽きるシーンのオマージュになっているそうです。映像としても不気味で不自然でしたが、当時の特撮での表現を再現したと思われます。
漁船の名前が「えいこう丸」
これは初代ゴジラで、消息不明となった船「栄光丸」のオマージュです。なんと縁起の悪い……。後に出てくる赤い砂の影響で、真っ赤になった海を渡る船。赤い海を見ると思い出してしまうアニメ作品がありますね。