アニメ『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』小ネタまとめ! 特撮&ゴジラファンを唸らせる仕掛けが盛り沢山!
第3話「のばえのきょうふ」
第2話終盤で、ラドンが大量発生しそれの対処に向かう大滝ファクトリーの面々。一方で銘は、投稿された論文をある博士に気に入られ共同研究への誘いを受ける。
ストーリーが進むたびに謎が深まり、それでいて視聴者を突き放すことなく盛り上げていく演出や脚本に毎度驚かされます。
□春アニメ『ゴジラ S.P』第3話あらすじ・先行カット公開!
女子高生がもつスマホにも……
物語中盤で、ラドンから主人公らとともに避難した女子高生が持っていたスマホに仕掛けを発見。電波が届かず圏外のような状態になっていることを知らせるアイコンに、「モゲラ」を確認。※『ゴジラVSスペースゴジラ』、『地球防衛軍』に出た怪獣でありロボ。
そしてスマホケースは「バラゴン」のようなデザインになっている。
※バラゴンは『フランケンシュタイン対地底怪獣』に出演。
「ワンダバ」がキターーーー!!
小型化したラドンを撃退するべく奔走する主人公たち!鏑矢をつかいラドンの気をそらし、バイクを立て直し、いざ!というところで「ワンダバ」が流れました。
これは特撮ファンの中ではかなり有名らしく、Twitterでも話題に。元は『帰ってきたウルトラマン』で使用された「M-3T2」(「MATのテーマ」コーラスver.)という楽曲です。
「ワンダバダバダバ……」という不思議なコーラス、曲調や楽曲の使用方法が効果的だったためか、それ以降の特撮作品やロボットアニメ作品でもアレンジを加えたオマージュ楽曲などが多く使用され、出撃時のBGMで定番に。
もはや「ワンダバ」というワードはそのシーンを形容する言葉としても定着しています。ゴジラシリーズで使用されたのは今回が初とのことで、ファンは大いに盛り上がりました。
街の看板にも小ネタがたっぷり!
ラドンが街中を飛び回るシーンや、街の様子を空撮したときの映像などに映り込む企業の看板にもかなりの拘りが隠されていました。
丸友観光→『ゴジラvsモスラ』に出てくる企業
パシフィック製薬→『キングコング対ゴジラ』に出てくる企業
セントラル薬局→パシフィック製薬とのライバル企業
ハッピー興行→『モスラ対ゴジラ』に出てくる企業
赤イ竹→『ゴジラ エビラ モスラ 南海の大決闘』に出てくる企業
などなどです。どれも悪徳業者だったり私益を貪るタイプの企業らしく、ラドンに破壊されるのも無理ないというコメントも。
最後に出てきた”ヤツ”は一体??
ラストシーンは、またもや海。謎の潜水艦に巨大な影が近づきます。またもやおなじみのBGMに赤い砂をまとって泳ぐ怪獣。その正体は謎に包まれており様々な憶測が飛び交っています。
『メカゴジラの逆襲』で出現する「チタノザウルス」ではないか。新規の怪獣ではないか、などの考察がされています。
一番有力なのは、「ゴジラアクアティリス」です。バンダイから発売された同怪獣のフィギュアと似ていて、商品説明にも「ゴジラSPに登場する…」と書かれています。
これから明言されるかどうかは謎ですが、楽しみですね。
第4話「まだみぬみらいは」
ここまで展開も早く、見どころ満載でしたが4話は次の5話への期待感を高まらせるような力を溜めるためのお話でした。情報の整理を行いつつ、謎は更に深まっていく。そんな魅力的な4話でした。
□春アニメ『ゴジラ S.P』第4話あらすじ・先行カット公開!
冒頭にあの怪獣が
アバンタイトルの赤い海と漁船のシーンに『マンダ』らしき怪獣の尾が見えます。漁船の乗組員たちは災難続きです。
ラドンは進化か変態か
ラドンが初登場よりも小型化しているのに着目し研究をし始めた人類。進化にしてはスピードがはやく困惑する有識者たちですが、私達はそのスピードをもう体感しています。
『シン・ゴジラ』でのゴジラの成長スピードは凄まじいものでしたよね。なぞの新素材「アーキタイプ」との関連がありそうですが、『シン・ゴジラ』の理屈とも関連が?
銘のスーツケースに小ネタ
銘はリー博士に会うべくドバイへ。空港でスーツケースを受け取るのですが、そのスーツケースに貼られたステッカーが、日本未放送の「ハンナ・バーベラ・プロダクション」制作、『GODZILLA』なのではないか? との情報が。カラーもデフォルメも非常によく似ています。
軽トラックのナンバー「55-424」
爪痕のついたトラックのナンバーに注目。この爪痕の持ち主である「アンギラス」が初登場した『ゴジラの逆襲』の公開日は1955年の4月24日。それにちなんだ小ネタです。