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【FFXIV ファンフェス 2021】「声優さんと振り返る名シーン」レポ

あの感動が再び!二日間にわたって行われた【ファイナルファンタジーXIV デジタルファンフェスティバル 2021】「声優さんと振り返る名シーン」レポート|もしも、あのシーンにボイスが実装されていたら……そんな夢が叶うステージに光の戦士たちも歓喜!

 

兼ね役の多さは『FFXIV』ならでは!? 三人の声優が技を魅せる!

1人の声優がメインのキャラクターとは別にキャラクターを演じる、いわゆる兼ね役。『FFXIV』では実は多くの兼ね役が存在しており、KENNさんはそれがすごく嬉しいと語ります。また、内田さんは水晶公としてのセリフよりもモブ役のセリフの方が大きな声で話していたPVがあったと笑いを誘います。

 

 
そんな裏話からはじまった2ブロックめですが、キャスト3人の軽快なトークに吉田さんは思わず三人がトリオを組んでいるのでは? とツッコミを入れました。

トークも盛り上がりつつ生アフレコに移ると、ガーロンド・アイアンワークスの技術者・ウェッジをKENNさんが演じます。先ほどまで演じていたウリエンジェ とはうってかわって、高めの愛嬌のある声色。まさに「本当にKENNさん……?」と思わずにはいられない演技に、吉田さんも「すごっ!」と驚いた様子を見せます。

続けてKENNさんが演じたのは『紅蓮のリベレーター』にて登場したイッセ・シブヌリの3シーン詰め合わせ。光の戦士だけではなく、各キャラクターの魅力が光った『紅蓮のリベレーター』における屈指の名シーンがKENNさんによって、再び彩られます。

 

 
KENNさんがウリエンジェ とウェッジ、イッセの3役を一気に演じるのは挑戦だったと語ると、高橋さんも同じ時間で3役を人前で演じることはなかなか無いとコメント。圧倒された吉田さんと同じく、コメントも「すごい」「感動した」とKENNさんに魅せられた様子。

あまりにも見事な演じ分けに、吉田さんは興奮覚めやらぬまま、演じ分けのスイッチはあるのか? と質問。当時は地声が低くなかったこともあり、収録の前日には叫びの多いキャラクターの仕事を入れて声を枯らして挑んだと当時を振り返ります。

 

 
また、MMORPGタイトルとして長期間の運営を続けていく覚悟を持って制作された『FFXIV』。KENNさんが関わりはじめた当初には、「いつまで声優を続けるのか」を確認されたと話し、スタッフがどれだけ『FFXIV』に懸けているのか、思いの強さを感じたと語りました。

次に生アフレコを披露する内田さんが演じる役は、グ・ラハ・ティア。「クリスタルタワー」のクエストで登場した頃から人気のあった彼ですが、今回内田さんが演じたのは、なんとクリスタルタワークエストの当時はボイスが収録されていなかったシーン。

 

 
さらに、水晶公のシーンも含めた3シーンを連続で披露する内田さん。全く別のキャラクターではなく、同一人物でありながらも何百年も経過した存在という難しい役どころを生アフレコで見事に演じきった内田さんに、吉田さんと室内さんをはじめコメントも大盛り上がり。

「クリスタルタワー」と共にグ・ラハが眠りにつくシーンは『漆黒のヴィランズ』に大きく関わるシーンであり、ボイスが実装されていないシーンでもあったため、内田さんの演技に涙を誘われたという方も少なくないはず。

生アフレコでグ・ラハを演じるにあたって、(光の戦士たちとの)別れのシーンではあれど再会の約束だと捉え、必ず再会するという気持ちを真っ直ぐに言うことを意識したという内田さん。

 

 
自身は人を信じることが得意ではないと話しつつ、グ・ラハは人を信じることができるキャラクターだと語りました。また吉田さんも、この別れのシーンがあり、再会を信じていたからこそ『漆黒のヴィランズ』のストーリーがあるとコメント。

そして、2ブロック最後は高橋さんによる、パッチ5.4から登場したヒルフィル・フェツムーンシンの生アフレコでスタート。新しいキャラクターであり、高橋さんが演じていたとは気づいていない方もいるのでは? という会話から吉田さんが思わず情報をポロリしてしまうハプニングも。

エメトセルクとはまた違う、荒々しくも優しさを包括した声音にコメントでは「え?」と戸惑うコメントも見られました。ここで一旦トークに戻る、かと思いきや間髪入れずにウォーリアー・オブ・ライト討滅戦で流れるムービーが映し出されます。

「ウォーリアー・オブ・ライト討滅戦」といえばパッチ5.3の最後であり、高橋広樹さんが生アフレコをするということは……。光の戦士たちであれば、すぐに思い当たったことでしょう。そうです、エメトセルクが窮地に陥った光の戦士(アゼム)を手助けしたあのシーン。

 

※画像のキャラクターはプレイヤーキャラクターです。

※画像のキャラクターはプレイヤーキャラクターです。

 
ゲーム内では古代の言語らしき言葉が聞こえてくるこのシーンを、今回は日本語で高橋さんが演じると、室内さんは「やばいですね」と即座に反応し、吉田さんも「鳥肌」と興奮を隠しきれない様子。コメントの盛り上がりも凄まじく、表示しきれないほどに。

吉田さんから、どうやって役を作り上げるのか、を聞かれると、高橋さんは基本的に台本通り演じるということが9割以上と回答。ただし、そこに至るまでに、このセリフを言うキャラクターということはつまりどういうことなのか、とキャラクターの思考や状況を考えると語ります。そして、自分だったらどういった状況ならそのセリフを言うのかを考えるとコメント。

そして、そこからさらに作品の雰囲気に合わせた口調や声音に整えると話す高橋さんに、後輩2人も興味津々な様子を見せ、続けられた会話からは“プロの声優”の凄さを感じずにはいられませんでした。

 

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