【名言】ついに完結!『エヴァンゲリオン』シリーズの名言・名台詞集! あなたの心に残った言葉は?
「大人のキスよ」葛城ミサト
旧劇場版「Air」にて、エヴァの元へ向かうシンジにキスをしたミサトが言ったひとこと。
ここまで司令官であり、保護者の役割を担ってきたミサトが、シンジに対して信頼と愛を託した瞬間はとても印象的でした。
しかし、この言葉を伝えた時、ミサトは既に瀕死の重傷を負っています。「帰ってきたら続きをしましょう」というけれど、その続きがないのがとても切ないですね……。
その他の名言
「サービス、サービス」
「風呂は命の洗濯よ」
「こんな事なら、アスカの言う通りカーペットに変えときゃ良かった」
「ロジックじゃないものね。男と女は」赤木リツ子
旧劇場版「Air」にて、ハッキングされたMAGIを守るために急ピッチで対応する、赤木リツ子が心の中で言うセリフ。
憎んでいた母と同様に、碇ゲンドウと愛人関係にあったからこそ出てきたこのセリフは、リツ子が自分の感情を吐露する貴重なシーンです。
普段は技術者として冷静な発言が多い彼女が言うからこそ、重みと説得力があるセリフとなっています。
その他の名言
「奇跡を待つより地道な努力よ」
「私を殺したいのならそうして。いえ、そうしてくれると嬉しい」
「嘘つき」
「君には、君にしかできない、君ならできることがあるはずだ。誰も君に強要はしない、自分で考え、自分で決めろ」加持リョウジ
エヴァのパイロットを降り、一市民として使徒の攻撃から逃走しながらも、葛藤するシンジに加持リョウジが言ったひとこと。このひとことによって、シンジは再びエヴァに乗ることを決意します。
シンジに対してはもちろん、ファン1人ひとりの人生を後押しするようなセリフでもあると筆者は感じています。
その他の名言
「大人は恥をかきたくないのさ」
「女というのは遥か彼方の女と書く。女性は向こう岸の存在だよ、我々にとってはね。男と女の間には、海よりも広くて深い川があるってことさ」
「辛い事を知っている人間の方が、それだけ人に優しくできる。それは弱さとは違うからな」
「人は思い出を忘れることで生きていける。だが、決して忘れてはならないこともある」碇ゲンドウ
シンジの母である碇ユイの墓参りでのシーンで、ゲンドウが言ったひとこと。
碇ゲンドウにとって、碇ユイの存在がいかに大きく、同時に人類補完計画を達成するための原動力になっているかが垣間見えるセリフです。
日々時間が流れていく人生の中で、気がついたら忘れてしまう出来事もあれば、意識的に忘れようとした出来事もあると思います。でも、どんなにつらい出来事でも忘れてはいけないこともあると教えてくれるセリフです。
その他の名言
「所詮、人間の敵は人間だよ」
「時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることはできる」
「自分が人から愛されるとは信じられない。私にそんな資格は無い」
「ぼくはここに居ていいんだ!」碇シンジ
最後にもう一度、碇シンジの名言を紹介させてください。
生きる理由が見つからず、エヴァに乗る以外に自分に価値がないと思っていたシンジが、アニメシリーズ最終話でエヴァに乗る以外の選択肢もあることに気がつき、自分を肯定した瞬間に言ったセリフです。
アニメシリーズ弐拾五話・弐拾六話は、シンジの精神世界での葛藤が描かれています。その描写は前衛的で、シンジの葛藤や悩みがまるで自分のように感じられる演出でした。
だからこそ、シンジが自分が肯定した瞬間はとても喜ばしく、エンディングの「おめでとう」と「ありがとう」の深みがより増していますね。
全てのチルドレンにおめでとう
『エヴァンゲリオン』シリーズの名言10選を紹介してきました。「私もこのセリフは名言だと思う!」と感じたものもあれば、こっちのセリフの方が名言では? と感じた部分もあると思います。
特に『エヴァンゲリオン』シリーズは、アニメシリーズ・旧劇場版・新劇場版で展開や結末が異なる分、みなさんにとっての名言はたくさんあるはず。
ぜひ、この機会にあらためて『エヴァンゲリオン』シリーズを見返してみてはいかがでしょうか?
そして、25年に渡り『エヴァンゲリオン』シリーズを制作してくださったスタッフのみなさま、本当に素敵な作品をありがとうございました。そして完結、おめでとうございます。
[文/笹まい]
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画像をクリックすると、関連記事にとびます。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』作品概要
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
公開中
総監督:庵野秀明
・上映時間:2時間35分
・企画・原作・脚本・総監督:庵野秀明
・監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏
・テーマソング:「One Last Kiss」宇多田ヒカル(ソニー・ミュージックレーベルズ)
・音楽:鷺巣詩郎
・声の出演:
緒方恵美
林原めぐみ
宮村優子
坂本真綾
三石琴乃
山口由里子
石田彰
立木文彦
清川元夢
関智一
岩永哲哉
岩男潤子
長沢美樹
子安武人
優希比呂
大塚明夫
沢城みゆき
大原さやか
伊瀬茉莉也
勝杏里
山寺宏一
内山昂輝
神木隆之介
・制作:スタジオカラー
・配給:東宝、東映、カラー
あらすじ
新たな劇場版シリーズの第4部であり、完結編。ミサトの率いる反ネルフ組織ヴィレは、コア化で赤く染まったパリ旧市街にいた。旗艦AAAヴンダーから選抜隊が降下し、残された封印柱に取りつく。
復元オペの作業可能時間はわずか720秒。決死の作戦遂行中、ネルフのEVAが大群で接近し、マリのEVA改8号機が迎撃を開始した。
一方、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)の3人は日本の大地をさまよい歩いていた……。
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