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『【推しの子】』ネタバレあらすじ紹介・解説・考察|最新までの物語をまとめました

「お仕事もの」「サスペンス」「恋愛もの」……さまざまなジャンルの要素を内包した、今一番押さえておきたい漫画『【推しの子】』のあらすじや魅力を紹介!【ネタバレあり】

第14巻(第131話~第141話)のあらすじ【詳細なネタバレあり】

かなの“本音”

『15年の嘘』でかなが演じるのは、B小町のメンバー・ニノ。笑顔がトレードマークだったものの、ファンの視線を独占していくアイへの嫉妬によって、次第に笑顔を失っていき、最終的にアイと決別してしまう人物です。

撮影を見に来たニノ本人に話を聞いたり、自分がこれまでに他者に嫉妬したときの経験などを思い返しながら、役作りを進めていくかな。一方、ルビーはこの映画をいいものにしたい(絶対にうまく演じたい)という想いと、アイの心情をなかなか理解できないギャップに苦しみます。

「良い演技がしたい」と悔し涙を流すルビーの姿を見て、かなは彼女のためにあえて心を鬼にすることを決意。ニノがアイへ憎悪の言葉を吐いたように、ずっと胸に抱いていたルビーへの嫉妬心を吐露し、「お願いだから消えてよ」と彼女に言い放ちます。

大切な“友達”の本音を聞き、愕然とするルビー。日をまたいでもふたりの間には重苦しい空気が流れ続けますが、奇しくもアイと同じ立場になったことで、ルビーは彼女の心情を理解するヒントを得るのでした。

ルビーのアドリブ

ふたりの仲が険悪なまま迎えた、アイとニノの決別のシーン。ニノに罵詈雑言を浴びせられ続けても、アイは終始笑顔を崩さない……というシーンのはずですが、ここでルビーは“アドリブ”を入れます。

それは、ニノに対しては笑みを浮かべていたアイが、一人きりになった瞬間、涙を流すというもの。アイは裏では“完璧なアイドル”ではなく、友達との喧嘩で傷つく“普通の女の子”だった、というメッセージが込められたアドリブは、見事採用されることとなります。

撮影を終え、ルビーとかなも仲直り。アイとは違う考えでスターを目指すこと、アイのように友達を諦めたりはしない(これからもかなと仲良くしたい)というルビーの考えを聞き、かなも笑顔を見せるのでした。

 

アイと「少年A」の出会い

続いて撮影されるのは、アイが「少年A(カミキヒカル)」と出会う、演劇ワークショップのシーン。ここから、アイとカミキがどのように親交を深めていったか、カミキが何を考えていたかが描かれていくことになります。

演技の個人レッスンをする中で、仲を深めていくふたり。しかしその裏では、カミキは同じ劇団に所属している女優・姫川愛梨(姫川大輝の母親)と肉体関係を持っていました。「こういう行為が気色悪くてたまらない」と思いながらも、愛に飢え、そうすることでしか生きていけないという思いから“純粋で綺麗な少年”という嘘を演じ続けてきたカミキ。

しかし、アイはカミキが自分と同じ“嘘つき”であることを見抜いていました。ふたりの関係を改めてカミキの口から聞き、姫川に今後関わらないように告げます。アイに詰め寄られた姫川は、自身も性的に搾取されてきた過去を吐露しながら、悲痛な面持ちで激昂。演じる不知火フリルの迫真の演技もあり、“芸能界の闇”が色濃く描かれた一連のシーンに、共演者も深く考え込んでいました。

濡れ場の撮影を終え、その体の張りっぷりを称賛されるフリル。しかし今度はルビーとアクアが体を張る番になります。なぜなら、アイとカミキのキスシーンを“兄妹”で演じなくてはならないのですから――。

 

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