【名言】人気作『鬼滅の刃』の名言・名台詞17選! 炭治郎や禰豆子、善逸、伊之助の名言を紹介!【ネタバレあり】
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」冨岡義勇
家族が殺され、鬼となり生き残った禰豆子と炭治郎の前に現れた冨岡義勇。彼が禰豆子を殺そうとした際に、土下座をしてなんとか禰豆子を救おうとする炭治郎に対して激怒し放ったのがこの言葉です。
いくら弱者が泣き叫んでも、強者には関係のないことという厳しい現実を炭治郎に思い知らせます。のちに、義勇との出会いがきっかけで、炭治郎は鬼殺隊に入隊し成長していくのですが、なにかを変えるためには動くしかないという教えにも感じられます。
「仲間の誰かが必ずやり遂げてくれる 私はそう確信している」胡蝶しのぶ
物語の最終決戦の舞台である無限城にて、姉の仇である上弦の弐・童磨と対峙した胡蝶しのぶ。自身の身体に鬼の弱点である藤の花の毒を大量に摂取し、捨て身の特攻で応戦しますが、童磨に取り込まれてしまいます。その後、伊之助と栗花落カナヲによって、童磨は討伐を成し遂げます。
この台詞は、その後死後の世界で童磨と出会った際にしのぶが口にした言葉です。自身は、惜しくも敗れてしまいましたが、生き残っている仲間たちが必ず鬼舞辻無惨を倒してくれると信じている心に響く言葉ではないでしょうか。
また、この後に「とっととくたばれ糞野郎」と言い放つしのぶからは、どこか恐怖を覚えつつ、しのぶらしさも感じさせます。
「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ 老いるからこそ死ぬからこそ 堪らなく愛おしく尊いのだ」煉獄杏寿郎
「無限列車編」にて、“人間は老いていずれ死ぬ、いくら強くなっても至高の領域には達せない、そうなる前に鬼になるべき”と提案する猗窩座に対し、煉獄杏寿郎が返した言葉です。
杏寿郎は、人間という生き物の素晴らしさ、儚さを説き、「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」と猗窩座を否定します。
この言葉からは、人々を救うため戦う杏寿郎の人としての強さを感じます。彼の存在は、多くの読者に影響を与えたのではないでしょうか。
「俺は派手にハッキリと命の順序を決めている。まずはお前ら三人、次に堅気の人間たち、そして俺だ」宇髄天元
「遊郭編」にて、宇髄天元が三人の嫁に対して自身の考えを伝えた言葉です。
人間を襲う鬼から人々を守る鬼殺隊ですが、天元は自身の三人の嫁の方が大事だと言い切ります。この言葉からは、天元の男らしさ、カッコよさが感じられます。
また、炭治郎たちに「恥じるな 生きてる奴が勝ちなんだ」とも言っており、命を賭して戦う鬼殺隊や読者に命の大切さを説いているようにも感じます。
「鬼のいない平和な世界で もう一度人間に生まれ変われたら 今度は必ず君に好きだと伝える」伊黒小芭内
物語の最終局面である無惨との戦闘の際に、伊黒小芭内が甘露寺蜜璃に向けた心の言葉です。
鬼に支配され私腹を肥やしてきた小芭内の一族、その一族の血が流れる自身への憎しみを持つ彼が命を賭して戦いに行きます。そして、世の中から鬼が居なくなり生まれ変わることで彼女の側に居られる、蜜璃と結ばれたいという、感動的な台詞です。
普段は、厳しい言葉を言い放ってきた彼の悲しくも素晴らしい言葉は、多くの読者の心に響いたのではないでしょうか。
「伊黒さんと食べるご飯が一番美味しいの だって伊黒さんすごく優しい目で私のこと見ててくれるんだもん」甘露寺蜜璃
無惨との戦闘を終え、命を落としてしまう蜜璃が小芭内の思いの言葉に対し泣きながら応えた台詞です。
自身の存在意義に対し疑問を感じつつも明るく人々と接してきた彼女は、多くの人々を救ってきました。その中の一人が、小芭内であり、蜜璃の「私のことお嫁さんにしてくれる?」の問いに、小芭内が「絶対に君を幸せにする」と返答するシーンは感動的なシーンと言えるでしょう。
「迷惑なんてひとつもかけてねぇ!! 死ぬな!! 俺より先に死ぬんじゃねぇ!!」不死川実弥
物語の最終決戦の舞台である無限城にて、上弦の壱・黒死牟との戦闘後に消えていく不死川玄弥に対し、兄である実弥が泣き叫びながらの言葉です。
不器用ながらも兄として、大事に思う弟を守るため戦ってきた実弥の悲痛な叫びは、多くの読者の心に訴えかけたことでしょう。
「疑いは晴れた 誰が何と言おうと私は君を認める 竈門炭治郎」悲鳴嶼行冥
最終決戦を前に、柱稽古“岩の訓練”の際に悲鳴嶼行冥が炭治郎を認めたシーンでの台詞です。
初登場時の柱合裁判時、「なんとみすぼらしい子供だ 可哀想に 生まれてきたこと自体が可哀想だ」「鬼に取り憑かれているのだ 早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」など炭治郎に言い放った行冥。
自身の過去の経験とこれまでの炭治郎の行動を比べ、人間の本性を知る行冥が炭治郎の人間性を評価し、炭治郎の人柄の良さが改めて実感できるシーンではないでしょうか。
「君はさ なんで自分だけが本気じゃないと思ったの?」時透無一郎
鬼殺隊に欠かせない日輪刀を作る刀鍛冶の里で、上弦の伍・玉壺を時透無一郎が倒した際の言葉です。
普段はどこか無感情な印象を持っていた無一郎が、一時はピンチに陥り、傷を負いながら感情を露にし玉壺を倒したシーンは、改めて”柱”の凄さ、強さを認識させられたのではないでしょうか。