永遠の名作『SLAM DUNK（スラムダンク）』ー明日を生き抜く活力がここに！　名言・名台詞まとめー

安西先生の名言

【コミック】SLAM DUNK -スラムダンク- 完全版(7)

「あきらめたらそこで試合終了だよ」

穏やかに、時折厳しく湘北を導く監督である安西先生。

この名言は、あまりにも有名です。三井の人生を変えた言葉でもあり、安西先生の温厚ながらも情熱を秘めた人柄を象徴する言葉でもあります。多くの人が元気づけられた言葉ではないでしょうか。

「おい……見てるか谷沢……お前を超える逸材がここにいるのだ……!!　それも……2人も同時にだ……谷沢……」

ホワイトヘアードブッダと呼ばれる安西先生ですが、過去大学チームを率いていた時代には、ホワイトヘアードデビルと呼ばれるほどの鬼監督でした。

このセリフに登場する谷沢は、その当時に目をかけていた大学生プレイヤーでした。才能に溢れた良い選手でしたが、それ故に基礎を徹底させ、厳しく指導した結果、谷沢は安西から逃れるようにアメリカへ留学。谷沢を案ずる安西ですが、アメリカでのバスケットに自分をうまくアジャストできずに、薬物使用の疑いもあって交通事故で帰らぬ人になってしまいます。後に谷沢が残した手紙に安西に頼りたかった気持ちが綴られていました。

そんな苦い記憶がありながらも、谷沢への思いを忘れずに安西先生もまた真摯にバスケと向き合っている。そんな中現れた、逸材である流川と桜木。山王との試合で、才能を爆発させる2人を見て安西は体が沸き立つような、得も言われぬ思いに駆り立てられ谷沢のことを思い出すのです。

赤木晴子の名言

【コミック】SLAM DUNK -スラムダンク- 完全版(17)

「バスケットは…お好きですか」

主人公桜木をバスケット部へと勧誘した張本人。彼女がいなければこの物語は始まっていません。そして彼女が桜木の好みだったから、素晴らしい試合の数々を観ることができたので、赤木剛憲と晴子を産み育ててくれた赤木家には頭が上がりませんね。

晴子は兄を救うため、そして桜木という男の適正を見抜き（？）バスケット部へと誘います。晴子さん、誘ってくれて本当にありがとう。そして桜木が単純で本当に良かったです。

晴子は、試合中や後に涙を流す姿が印象的です。スポ根モノに涙は不可欠ですが、プレイしている選手たちに涙を流させるのではなく、観客として仲間として湘北を観ている彼女が涙を流すことによって私達の感動をも誘うし、プレイヤー達のプロ感が強調されていてまたかっこいいですね。

アヤコの名言

【コミック】SLAM DUNK -スラムダンク- 完全版(17)

「さすが問題児軍団…悪者役はハマるわね……!!」

湘北高校をマネージャーとして支えるのは2年生のアヤコです。桜木の基礎練習に付き合ったり、リョータのメンタルマネジメントをしたり、データ収集、応急処置まで湘北高校の全てを回すドンです。

試合中でも選手を鼓舞したり、舞の海を思い出したり、試合を解説する立場としても一役買っており読者にとってもありがたい存在。

このセリフは山王戦で予想外の活躍をみせる湘北メンバーを見て思わずつぶやいた名台詞です。王者相手のプレッシャーに押し負けず、問題児らしくのびのびする面々を表したいいセリフですね。