男が惚れる漢の生き様がここにあり!! 人生のバイブル『刃牙』本能を刺激する圧倒的名言まとめッッッ!!
ビスケット・オリバの名言
Mr.アンチェイン(繋ぎ止められない漢)と呼ばれる最強の囚人ビスケット・オリバ。彼の見た目やパワー、アメリカで最も過酷な刑務所の中で何不自由ない生活を送るというトンデモ設定、『バキ』に登場した大人気キャラとなっています。
彼のとてつもないパワーは国家機関でもつなぎとめることができず、獄中を豪華絢爛な自宅として使っています。また範馬勇次郎の数少ない友人でもあります。スケール感が似ている両者、一度だけ彼と勇次郎が手合わせしたことがありましたが、いつかガチのちから比べも見てみたいものです。
そして彼の魅力は愛情深い一面があること。刃牙が「なぜそんなに強くなれるのか」と尋ねたところ「愛だ」と言い切ったり、彼にピッタリのボリューム満点の女性・マリア(あまりにも巨体)を抱くために筋肉をこしらえたと豪語するなど非常に愛に溢れた器の大きな一面があります。
そんなビスケット・オリバを象徴するセリフがこちら。
「私以上の自由は許さない」
死刑囚編で初登場ながら自らのキャラを印象づけたセリフ。アンチェインな死刑囚は自分ひとりで十分! オリバは他の死刑囚を圧倒してその力を見せつけました。
郭海皇の名言
「100年たったらまたやろうや」
渋川剛気とならぶ大人気達人おじいちゃん郭海皇。146歳という人間離れした高齢者。中国武術での最高の称号・海王。そのすべての頂点に位置する海皇こそが彼なのです。
作中では『バキ』で初登場し、登場一発目から範馬勇次郎との試合をすることに。車椅子で現れたしわくちゃの老人が、刃牙の歴史の中でも屈指のベストバウトを繰り広げるとは誰も予想できなかったのではないでしょうか。
烈海王や愚地克己に知恵を与えるという指導者としての一面や、対範馬勇次郎での衝撃的な結末を演出したりさすが年の功といったキャラクターです。
そのベストバウトを締めくくったセリフがこのセリフです。
勝負を終えた勇次郎と会話し最後に別れを告げる郭海皇。勇次郎もライバルと甲子園で闘った後のような爽やかさが見えます。刃牙シリーズの醍醐味のようなファイトなのでぜひ原作で楽しんでください。
すべての雄よ、強くあれッッッ
不思議な魅力がある『刃牙』シリーズ。
今冷静に振り返ってまとめると、ギャグ漫画かと思うような場面ばかりですが実際読み返してみると目頭が熱くなるセリフや闘いの数々に圧倒されます。
読んだ後、背筋が伸びるような自分に胸を張って生きれるような気がしますよね。ヤンキー漫画とはまた違った読後感が襲ってきます。
今回紹介したキャラクターや名ゼリフも素晴らしいものばかりですが、『刃牙』シリーズのおもしろいところは読者のバックボーンによって受け取るものが変わることです。
個性的なキャラクターが数多く存在するので、自分を投影できる器もまたたくさんです。自分の境遇や生き方に似たキャラクターを見つけたり、憧れとなる漢を手本にしたり楽しみ方は無限大。
あなたも自分だけの「漢」とともに人生を強く生きてみては如何かッッッ!