『僕のヒーローアカデミア』名言・名台詞まとめ｜デク、爆豪、轟、オールマイトなど主要人物を中心にキャラクターごとの名シーンをピックアップ！

麗日お茶子編

「だからって何もしやんのはちゃうやろ!!?　未来なんて何かせなかわらんやろ！」（コミックス17巻 157話）

指定敵団体「死穢八斎會」の若頭・オーバーホールとの戦いの中で、サー・ナイトアイに対して放った台詞。

“個性”「予知」によってデクが殺されるという最悪の未来を視てしまったサー。それを聞いたお茶子は戦慄しながらもなお諦めることなく自分にできることを考え動き続けます。

その姿に「未来を捻じ曲げる」と宣言したデクの姿を重ねたサーは、重傷を負いながらももう一度動き出す決意を固めたのです。

飯田天哉編

「俺が折れればインゲ二ウムは死んでしまう」（コミックス7巻 54話）

敵＜ヴィラン＞・ステインに対し、失意の中から再び立ち上がった飯田が放った言葉。

プロヒーロー「インゲニウム」である兄に重傷を負わせたステインに対し、怒りのままに戦いを挑んだ飯田でしたが、「本物のヒーロー」に異常な執着を見せるステインに「偽物」と見なされ行動不能にされてしまいます。

駆けつけたデクと轟が自分を守ろうと必死に戦ってくれる中で、自分の行いを悔い、今度は復讐者としてではなく“誰かを守るヒーロー”としてステインを倒すことを決意し、「インゲニウム」の名を継ぐ者として立ちあがるのでした。

相澤消太編

「俺が見ておく　するなら正規の活躍をしよう緑谷」（コミックス15巻 136話）

「死穢八斎會」との戦いに向けて準備を進める中で、教え子であるデク（緑谷）にかけた言葉。

これまで、人のためにたびたび無茶をやらかして怒られてきたデク。今回もまた責任感の強さ、優しさからきっとそうなってしまうだろうと理解したうえで、責任は自分が持つことを伝えます。

合理性を重視し、一見冷酷に見える相澤ですが、それは優しさの裏返し。「なんだかんだ甘い」と称される彼の心根が表れた台詞です。

サー・ナイトアイ編

「元気とユーモアのない社会に明るい未来はやって来ない」（コミックス18巻 161話）

かつてオールマイトのサイドキックとして辣腕を振るったプロヒーロー・サー・ナイトアイのモットーとしてたびたび登場する台詞。

いかなるときも笑顔を絶やさず、人々の希望となったオールマイトを愛してやまない彼は、自身の部下やインターン生であるデク、愛弟子・ミリオに対してこの言葉を繰り返し伝えます。

オーバーホールとの戦闘の中で瀕死の重傷を負い、その命が尽きる最後の瞬間も彼は笑顔でした。その教えはデクやミリオをはじめ、多くの人の胸に生き続けることとなるのです。

ホークス編

「飛べる奴は飛ぶべきだよ　地面に縛りつけられる必要なんてない」（コミックス21巻 199話）

“速すぎる男”の異名を持つNO.2ヒーロー・ホークスが、インターン生として迎えていた常闇踏陰に贈った言葉。

「鳥仲間だから」「雄英高校1年A組のことが聞きたかったから」と最初はあまり真面目に常闇と向き合っていない様子でしたが、その実しっかり彼を見ていたことがこの台詞で明らかになります。

弱点カバーに尽力しながらも得意を伸ばすことも忘れないように、と戦い方の幅を広げるアドバイスとしてこの言葉を贈るわけですが、後の展開を考えるとどこか哀しさを帯びた言葉になっている点も魅力的です。

【コミック】僕のヒーローアカデミア(17)

【コミック】僕のヒーローアカデミア(7) 通常版

【コミック】僕のヒーローアカデミア(15)

【コミック】僕のヒーローアカデミア(18)

【コミック】僕のヒーローアカデミア(21)

ヒーローたちは言葉でも人を救う

いかがだったでしょうか？　今回紹介しきれなかったキャラクターや場面にも名言・名台詞がまだまだたくさんあります。

誰かを救けるために奮闘する彼らの言葉には説得力があり、胸に響くものばかりです。ぜひ彼らが放つ“言葉”にも注目しながら作品を楽しんでみてください！

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