アムロやシャアが残した“あの名言”はどこのセリフ?『機動戦士ガンダム』TVシリーズの名言・名台詞集!
セイラ・マスの名言
第2話:「それでも男ですか、軟弱者」
サイド7がザクの襲撃を受けたことで、多くの人がホワイトベースに避難。しかし、ホワイトベースの正規クルーも負傷者が多く、ガンダムに乗るアムロのように、民間人の手を借りることとなります。そんな中、逃げ遅れた人たちを探すセイラとフラウ。そこにカイが現れるも負傷者に構わずそそくさと逃げようとする様子に、セイラはたまらず「それでも男ですか、軟弱者」とビンタ。続けざまに「あなたみたいな人、サイド7にひとりで残っているといいんです」と叱咤しました。
しかし、それに対するカイの「お高く留まりやがって」も彼らしさが溢れたセリフです。このやり取りの後も皮肉屋として数々の言葉を残しては、時に人を激怒させています。
ランバ・ラルの名言
第12話:「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」
ラル率いる「ランバ・ラル隊」は、ガルマの敵を討つためホワイトベースを襲撃。そこでラル自らが搭乗し、ガンダムの前に立ちはだかったのが新型MS・グフです。ジオニック社の傑作・ザクⅡに次ぐ地上用MS・グフは、ガンダムとの初戦において、主にヒート・ロッドを駆使した戦法でアムロを苦しめました。
そんなガンダムとの一騎打ちにおいて、ヒート・ロッドをなんとか回避するアムロ。ラルはその技量を認めつつも、負けじと「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」と発します。この戦いで決着はつきませんでしたが、ザクとの違い、ラル自身の技量をアムロたちに見せつけることとなりました。
第20話:「この風、この肌触りこそ戦争よ!」
ホワイトベース撃破を任務とするラルは、ドムの補給を待つものの、マ・クベの策謀によって補給が差し止められてしまいます。しかしラルは、死しても任務をやり遂げる、と武人らしい心持ちで任務を続行します。
ホワイトベースに白兵戦を仕掛けるラル隊。険しい作戦ですが、この戦い方にラルをはじめとする隊の面々はやる気満々。ゲリラ屋を自負するラルがMSではなく、生身で戦いを挑もうとする時に発したのが「この風、この肌触りこそ戦争よ!」です。ちなみに、『THE ORIGIN』ではラルの生い立ちや、シャア、セイラとの関係性といったTVシリーズではあまり描かれていない過去が明かされています。
マ・クベの名言
第16話:「いい音色だろ?」
資源採掘地帯オデッサの基地司令のマ・クベは、壺といった骨董品に造詣が深い人物でもあります。このセリフは、そんなコレクションを副官のウラガンに披露した際のセリフです。骨董品への愛はかなり深く、ギャンでガンダムに挑み、敗北した際は「あの壺をキシリア様に届けてくれよ。あれはいい物だ」という言葉を残しています。
マ・クベとその乗機・ギャンは、なにかとネタ扱いが多く、それを逆手に取ったようなグッズが公式から販売されることもしばしば。本編においても冷徹で卑劣な人物として描かれていますが、漫画『THE ORIGIN』では立場が若干異なりつつも、有能な将官ぶりが描かれています。
ブライト・ノアの名言
第32話:「弾幕が薄いぞ」
数々のシリーズで艦長を務めるブライトは、クルーたちに「弾幕が薄いぞ」と指示をするシーンが多数あります。「左舷、弾幕薄いぞ!何やってんの!」といったセリフが有名ですが、実はこの通りのセリフは使われていません。しかし公式が「弾幕薄いぞ!なにやってんの!」をグッズ展開などで使用することも。様々なパターンがあるものの「弾幕が薄いぞ」は戦艦の要であるブライトの艦長ぶりを象徴したセリフでもあるのです。