かっこいいからギャグまでこの作品におまかせ！『銀魂』名言・名台詞まとめ！「てめーらァァァ！！それでも銀魂ついてんのかァァァ！」

桂小太郎の名言

【コミック】銀魂-ぎんたま-(6)

　
よくわからない変人、否「狂人キャラ」な桂小太郎。なぞの生き物エリザベスとともに江戸で生活しています。

言わずとしれた大ボケキャラです。ルックスもよく腕前もかなりのものですがとにかく思考回路がおかしい。ちなみに私はそんな桂が大好きです。私のポリシーが「必ず女性キャラを推す」でなければ『銀魂』のなかでもお気に入りのキャラです。

とにかくおもしろい桂ですが、その正体はかつて銀さんとともに戦った攘夷志士の猛者なのです。大ボケかましながらも圧倒的な戦闘力をも見せてくれるにくいキャラクターでもあります。

そして『銀魂』あるあるである、「やるときはやる侍の魂」を持ったかっこいい男です。

「ヅラじゃない桂だ」（第1巻※初出）

【コミック】銀魂-ぎんたま-(1)

　
そんな桂を象徴するセリフが「ヅラじゃない桂だ」ですよね。

かつら、という名前なのでほとんどのキャラクターから「ヅラ」と呼ばれています。そしてそう呼ばれるたびにこう返します。律儀にすべて返します。

嫌味やジョークで、他の名で呼ばれても「〇〇じゃない桂だ」と答えます。そういうキャラ設定なので理解できますが、普通に考えるとおかしいですよね（笑）

天然なのか計算なのかわからない桂を象徴する名言です。

「銀時、お前は変わってくれるなよ　お前を斬るのは骨がいりそうだ、まっぴら御免こうむる。」（第12巻）

【コミック】銀魂-ぎんたま-(12)

　
こちらは坂田銀時の名言でも紹介した、紅桜篇での二人の掛け合いからの名言です。

大ボケキャラとして紹介した桂ですが、こと仲間に関しては非常に情に厚い人物です。命をかけてでもかつての友を正したい、信じたいという気持ちは人一倍強いんですよね。

天人と手を組んで、全てを壊そうとする高杉に誠実に向き合おうとする桂。多くの敵を切りながら友の心を変えるのはこうも難しいのかと嘆き、ともに戦う銀さんに投げかけた名言です。　
　

長谷川泰三（マダオ）の名言

【コミック】銀魂-ぎんたま-(10)

　
まるでダメなおっさん略してマダオ、こと長谷川泰三。エリート官僚から一転しホームレス状態となってしまいます。

しかし彼は毎日元気に、一生懸命生きています。微笑ましいですよね。劇中では完全にイジられキャラになっていて、そのリアクションや返しで笑いを取るタイプ。そして能動的にボケることもできる元エリートらしいキャラクターです。

なんだかんだ万事屋たちのドタバタに欠かせない男になっています。

「結局堅実に地道にコツコツ努力している奴等には敵わない。そう、たった一発で強くなろうなんて考えてる連中はしょせん何年も何十年も日々地道に鍛錬をくり返す奴等に勝つことなんてできやしないんだ」（27巻）

【コミック】銀魂-ぎんたま-(27)

　
コメディー色が強すぎるキャラであるためなんでも笑って流されてしまいがちなマダオのセリフですが、ふと冷静に聞いてみると意外と良いこと言っているんですよね。

吉原炎上編で、強くなりたいと言った新八らに言ったセリフで、結局くだらないギャグ方面として話が流れていきますが、実に重みのある名言になっています。

彼もコツコツ働いて、耐えながら生きてきて転落してしまった男なので1番その一発にかけている人間と堅実な人間の差を把握しているのではないでしょうか。おめえみたいなマダオに言われたくねえよ！ って返してしまいがちですが、この世の真理かもしれません。

あのとき、拳を収めておけば……。

『銀魂』は永久に不滅です！

連載が終了しても、今なおジャンプの歴史の中で燦然と輝き続ける作品である『銀魂』。
私のような若い世代のジャンプ読者の中では、根源であり基礎であるギャグ漫画ですしジャンプを担う王道少年漫画としてのいち面ももちろん併せ持っています。

私も書きながら読み返したり、アニメを見返したくてウズウズしています！

毎週腹がちぎれるほど笑わせてくれ、たまに熱くさせてくれる。私達に侍の魂を教えてくれた『銀魂』は、永久に不滅です！

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