【ネタバレあり】ヤンキー漫画の革命児!『東京卍リベンジャーズ』のあらすじをご紹介! 最新刊までの展開を振り返ろう!
累計発行部数7000万部を突破し、今最も勢いのある作品の一つ『東京卍リベンジャーズ』。実写映画の公開とテレビアニメの放送が重なったこともあり、今までヤンキー漫画に馴染みがなかった層にも作品の人気が広がりました。今回はそんな『東京卍リベンジャーズ』のあらすじをご紹介します。
「アニメをみて原作の続きが読みたくなった!」
「なんとなく話題だから内容をざっくり知りたい」
そんな方にぜひ読んでいただきたい内容となっています。本稿を入り口にして『東京卍リベンジャーズ』の世界へ足を踏み入れましょう。
※以下の内容はネタバレを含みますのでご注意ください。
目次
- タイムリープ能力に目覚める武道(コミックス1巻 アニメ1話)
- マイキーとの出会い(コミックス2巻 アニメ2〜3話)
- 8・3抗争(コミックス2〜4巻 アニメ4〜11話)
- 血のハロウィン(コミックス4〜8巻 アニメ12〜24話)
- 聖夜決戦(コミックス8〜14巻)
- 関東事変(コミックス14〜22巻)
- 三天戦争(コミックス22〜27巻)
- 二代目東京卍会VS関東卍会(コミックス27〜31巻)
- エンディング(コミックス31巻)
- 『東京卍リベンジャーズ』ハマるなら今!
タイムリープ能力に目覚める武道(コミックス1巻 アニメ1話)
物語は主人公の26歳のフリーター、花垣武道(以下タケミチ)が中学生の頃交際していた女性、橘日向(以下ヒナタ)とその弟橘直人(以下ナオト)が暴力団の抗争に巻き込まれ、死亡したことを知るところからスタートします。
その後、タケミチは何者かに背中を押され線路に突き落とされてしまいます。死を覚悟した彼が目を覚ますと、そこに広がっていたのは12年前の世界。死んだはずのヒナタや弟のナオトもその世界では生きていました。タケミチはナオトにだけ自分が12年後の世界から来た存在だということを明かし、ナオト自身とヒナタを守るように伝え、12年前の世界を後にします。
12年後の世界でタケミチを待っていたのはナオト。ナオトが死ぬという未来がタケミチの行動によって変わったのです。しかし全てを変えることが出来たわけではなく、ナオトが未来を知ってもなお、残念ながらヒナタを守ることはできませんでした。
タケミチとナオトが握手をすることによって、12年前の同じ日にタイムスリップすることができることを突き止めたタケミチはヒナタを救うため、再び過去の世界へ旅立つのでした。
マイキーとの出会い(コミックス2巻 アニメ2〜3話)
ヒナタを救うため、彼女が死ぬきっかけとなった抗争を起こした暴力団の2TOP、稀咲鉄太(以下稀咲)と暴力団の前身となった東京卍會の総長、佐野万次郎(以下マイキー)を中学時代に出会わせず、ヒナタが死んだ抗争を起こさせないようにするため、タケミチは12年前の世界へ旅立ちます。
そんな彼を待っていたのは暴走族、東京卍會の一員である清水将貴(以下キヨマサ)に喧嘩賭博の賭けの対象としてこき使われる日々でした。そんな状況を変えるため、また同じく喧嘩賭博に巻き込まれていた仲間を守るため、タケミチはキヨマサにタイマン勝負を持ちかけます。一方的にキヨマサにボコボコにされるタケミチ。絶体絶命かと思われた時、東京卍會の副総長龍宮寺堅(以下ドラケン)、そしてタケミチが12年前の世界を訪れた目的でもある総長マイキーが現れ、兄に似ているからという理由でタケミチを救い、その場を後にします。その後マイキーと交流を重ねる中でマイキーがヒナタを殺すような人物でないと判断したタケミチは、12年後の世界に戻りそのことをナオトに伝えます。
未来で情報調べる中で、タケミチは12年前の8月3日、東京卍會の内部抗争によってドラケンが死亡したことを知ります。精神的支柱のドラケンが死んだことがマイキーを変えてしまった要因だと考えたタケミチは、内部抗争を阻止すべく12年前の世界へタイムリープします。
8・3抗争(コミックス2〜4巻 アニメ4〜11話)
12年前の世界ではマイキー率いる東京卍會と愛美愛主(メビウス)の抗争が始まろうとしていました。きっかけとなったのは、東京卍會の参番隊隊長、林田春樹(以下パーちん)の友人が愛美愛主に暴行を受けたことで、そのことを聞いたマイキーは8月3日、つまり内部抗争が勃発するはずの日を愛美愛主との決戦の日にすることを決めます。
そんな中、その日を前に愛美愛主の総長長内信高(以下長内)が奇襲を仕掛け、パーちんに襲いかかります。パーちんは長内に敗れますが、マイキーが長内を倒し愛美愛主との抗争は集結したかに思われました。しかし、パーちんは長内への恨みを抑えることができず、長内を刃物で刺してしまいます。
その後パーちんは少年院へ収監されたことをきっかけに彼を救いたいマイキーと自身で覚悟決めたパーちんの気持ちを尊重しようとするドラケンとで抗争が起きてしまいます。このまま内部抗争に発展するかと思われましたが、タケミチの必死の説得もあり、二人を仲直りさせることに成功しました。
ですが、パーちんの側近であった林良平(以下ペーやん)だけは納得することができず、愛美愛主と手を組み8月3日にドラケン襲撃を決めます。
そんなことは梅雨知らず、ドラケンの命を守ることに成功したと思い込んでいるタケミチは、その8月3日にヒナタとドラケン、そしてドラケンに思いを寄せるエマとともに地元の祭りに出かけることになります。祭りを楽しんでいたタケミチですが、途中キヨマサもドラケン殺害を試みていることを知り、ドラケンを守るため、彼が死亡するはずの駐車場に向かいます。
そこにはペーやんと愛美愛主、そして彼らに攻撃されているドラケンの姿がありました。多数の愛美愛主のメンバーに囲まれたのも束の間、マイキーをはじめとした東京卍會のメンバーがその場所にかけつけ、東京卍會対愛美愛主の抗争が始まってしまいます。乱戦の中ドラケンを守ろうとするタケミチですが、そんな彼の思いも虚しくキヨマサによってドラケンは大きなダメージを与えられてしまいます。
そんな彼をなんとか救うため、タケミチは乱戦の場から逃げようとしますが、その途中でキヨマサに見つかってしまいます。圧倒的な実力差がある上に刃物も使うキヨマサの前にタケミチは完膚なきまでに叩きのめされてしまいます。ですが、仲間の助けも借りながらタケミチはなんとかその場を乗り切ることに成功し、無事ドラケンの命を救います。役目を終えた彼はナオトと握手し現代へと戻るのでした。