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「プリキュアライブ」“おつきサマー公演”レポート

プリキュア5人とプリキュアシンガーたちによる「トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE2021 Viva!トロピカSUMMER!LIVE」“おつきサマー公演”レポート|プリキュア、シンガー同士の絆が光る「私たちは永遠だよ!」

9月25日(土)、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで「トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE2021 Viva!トロピカSUMMER!LIVE」(以下プリキュアライブ)が、配信&有観客で開催されました!

本公演には、メインキャストのファイルーズあいさん(キュアサマー/夏海まなつ役)、花守ゆみりさん(キュアコーラル/涼村さんご役)、石川由依さん(キュアパパイア/一之瀬みのり役)、瀬戸麻沙美さん(キュアフラミンゴ/滝沢あすか役)、 日高里菜さん(キュアラメール/ローラ役)、さらにオープニング主題歌歌手のMachicoさん、エンディング主題歌歌手の吉武千颯さんが参加しました。

アニメイトタイムズでは、ライブに出演するプリキュアキャストやシンガーへのインタビューを実施してきました。インタビューで語られてきた、それぞれの思いを歌で届けたプリキュアライブ。本稿では “おつきサマー公演”(夜公演)の様子をお届けします!

 

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」プリキュアに変身!

二枚貝をイメージした外観が特徴的なパシフィコ横浜国立大ホール。エントランスロビー、マリンロビー、ホールと、館内の奥に進むにつれ、海の中に入っていく気分が味わえるデザインが施されていて、“海+コスメ”をモチーフに、明るく愉快なストーリーを描く『トロピカル~ジュ!プリキュア』(以下、『トロプリ』)にピッタリの会場と言えるでしょう。

また、横浜はプリキュアシリーズの聖地としても知られ、縁の深い場所。10月2日(土)には横浜市で開催中のダンスイベント「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」で『トロプリ』のステージイベントも開催されました。

ライブの開場前には、目の前に広がる海やよこはまコスモワールドを背景にプリキュアグッズなどと一緒に記念撮影をするファンの方たちの姿が見受けられました(プリキュアに変身してきた子どもたちの笑顔も微笑ましい!)。

貝殻の内部のイメージで作られたホールの舞台には、水色を基調としたにぎやかな装飾が施されていました。開演と同時に場内が暗転すると、「プリキュア!トロピカルチェンジ! レッツ、メイク!」とお馴染みの変身シーンでプリキュアキャストが登場。プリキュア “そのまま”の笑顔が眩しく輝きます。

 

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

 
「みんな、いっくよ~!」というファイルーズさんの掛け声で「Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア withトロピカる部」へ。Machicoさんを中心に、トロピカる部が横一列となってOP映像のダンスをしながら歌唱しトロピカルな明るい空間を作り出していきます。

観客は感染防止対策のため声こそ出せないものの、クラップやペンライトなどで応援。憧れのプリキュアに目を輝かせている子どもたちにも「ありがとう!」と手を振りました。

 

5人の個性溢れるキャラソン 客席がそれぞれのカラーに染まる

一言ずつ自己紹介したあとはキャラクターソングのパートへ。「みんなトロピカる準備はいいかな? まずは私から!」とファイルーズさんが「OH! TEMPT SUMMER DAY」を披露。サビでは左右に手を振りワイパー。まなつ感溢れる表情豊かな歌声で思いっきり盛り上げていきます。

 

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

 

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

 
続いては、花守さんがキュートな「チャーミング*∞*ハピネス」を。人差し指を頬に当ててチアフルな笑顔を覗かせます。リボンを模したハットがさんごらしく可愛い。

オレンジの柔らかな光を浴びながら登壇した石川さんは、みのりの物語を綴った「My Story」を優しく歌唱。曲の最後にはマイクを胸の真ん中に当て、充実感いっぱいの表情を見せました。

 

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

 
エモーショナルな「BREAK POINT」をロックに響かせた瀬戸さん。<見てな キラキラなあの空>と客席にいるファンを眩しい笑顔で指さします。背中で魅せるパフォーマンスも含めて、あすかならではのアグレッシブで情熱的なステージを展開しました。

 

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

 
そこから一転、幻想的な雰囲気に。ゆったりとした波の音が流れる中、ステージの階段上でバックライトを浴びながら登場した日高さんが、挿入歌「なかよしのうた」を披露します。

第13話「ドタバタ校内放送! 響け、人魚の歌!」で学校中の生徒がローラの歌声に聴き入ったように、観客が日高さんの美しい歌声にうっとりと耳を傾けていたことが印象的でした。曲の後半には、ファイルーズさん、花守さん、石川さん、瀬戸さんもステージに。4人と観客に見守られながらの歌唱となりました。

 

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

©ABC-A・東映アニメーション ©トロピカル~ジュ!プリキュアLIVE製作委員会

 
ここでプリキュアキャスト5人のMC。ファイルーズさんが「5人そろって皆さまの前に立つことができて、本当に嬉しく思っています! 皆さま、トロピカってますか?」と投げかけると、客席から大きな拍手が起こり、それぞれ目を合わせながら「うれしい~!」と口にします。キャラクターソングのブロックを振り返り、「一体感がすごくて感動しちゃった」と嬉しそうにファイルーズさん。

「最初にまなつがめちゃくちゃ元気に盛り上げてくれたからさ」(日高さん)、「エンジンかかったよね!」(瀬戸さん)。

花守さんは「優しさが詰まったさんごちゃんの曲。本を読むような気持ちでみんなに聴いてもらえたらなって思っていました」。石川さんは「みのりが一歩踏み出す気持ちが表れている曲で。皆さんがサイリウムを振ってくれている姿を見て、すごく力をもらって“一歩踏み出そう”という気持ちになりながら歌えました」。瀬戸さんは「私は走って(ステージから)降りたくなっちゃうくらいテンションが高まっていました!」と語りました。

みんなの話に終始頷いていた日高さんは「みんながバトンをつなげてくれたから、なかよしのうたを最後に歌えて感慨深かったです。どの曲もキャラクターにピッタリで! 作中のいろいろなシーンを思い出して胸が熱くなりました」とニッコリ。

衣装についても言及し「自分でいうのもなんですけど、5人並ぶと壮観ですね!」と瀬戸さん。楽曲を聴けるだけでなく、出演者、プリキュアダンサーの振付、細かな装飾が施された衣装が見られるのもプリキュアライブの醍醐味です。

 

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