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『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』名言・名台詞・名シーン集

【名言】人気作品『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の原作漫画より、アバンの使徒たちや魔王軍の名セリフを集めてみた!

原作:三条陸先生、漫画:稲田浩司先生によって1989年から週刊少年ジャンプで連載された漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。1991年に一度アニメ化されましたが、再アニメ化という形で新作TVアニメが制作され、2020年10月から2022年10月まで2年間にわたり全100話が放送されました。

再アニメ化にあたり原作漫画の“新装彩録版”が展開されましたが、本稿ではそんな漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』より、主人公であるダイとその仲間たちや魔王軍をはじめとする、人気キャラクターの名言・名セリフをご紹介!

なお、本稿にはネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。また、原作漫画を基にしているため、アニメ版とは異なるセリフの場合があります。その点もご容赦を。それでは、ダイたちの冒険を彩った名言の数々を見ていきましょう!

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ドラゴンクエスト ダイの大冒険
かつて、魔王ハドラーにより苦しめられていた世界は、「勇者」と呼ばれた一人の剣士とその仲間たちの手により平和を取り戻した――時は流れ...。魔王から解放されたモンスターたちが暮らす南海の孤島・デルムリン島。島唯一の人間であり、勇者に憧れる少年「ダイ」は、モンスターたちと平和に暮らしていた。だが、その暮らしも、魔王ハドラーの復活により一変する。師との約束、仲間との出会い、逃れられぬ宿命...再び危機が訪れた世界を救うため、勇者を目指す少年・ダイの冒険が始まるー!作品名ドラゴンクエストダイの大冒険放送形態TVアニメスケジュール2020年10月3日(土)~2022年10月22日(土)テレビ東京系列話数全100話キャストダイ:種﨑敦美ポップ:豊永利行マァム:小松未可子レオナ:早見沙織アバン:櫻井孝宏ヒュンケル:梶裕貴ハドラー:関智一クロコダイン:前野智昭フレイザード:奈良徹ミストバーン:子安武人ザボエラ:岩田光央バラン:速水奨バーン:土師孝也アポロ:阪口周平マリン:安野希世乃エイミ:石川由依マトリフ:山路和弘キルバーン:吉野裕行メルル:小原好美ナバラ:塩田朋子ラーハルト:石田彰ボラホーン:杉村憲司ガルダンディー:木村昴チウ:堀江瞬ブロキーナ:...


 

目次

ダイとその仲間たちの名言

ダイ

・空裂斬ができたんだ きっと…きっとおれには…すべてが斬れる…!!!”
アバン流刀殺法の3つの技(大地斬、海波斬、空裂斬)を身につけたダイが、ついに完成版のアバンストラッシュを“氷炎将軍”フレイザードへ放つ際の一言。習得に苦戦した空裂斬を戦いの中でモノにし、師であるアバンの必殺技を遂に完成させたということで、作中でも印象に残るシーンのひとつになっています。
 
・おくびょうだけど一生懸命がんばって正しいことをしようと努力している…それが…それが…こいつだったのに…!!!
実の父親である竜騎将バランによって記憶を消されたダイですが、ポップが自爆技“メガンテ”で命を散らせた際にすべてを思い出します。その後にバランに対してこの言葉を放ち、激しい戦いへと移っていくのです。このエピソードでは、ダイの出自という物語の根幹に関わる部分に触れられたこともポイントでした。
 
・こんなものがっ…!!! こんなものが正義であってたまるかっ!!!!
こちらについては物語の最後の最後の戦いで登場するもの。アニメではまだ先なので詳しい紹介は控えますが、このセリフを発するに至ったダイの心境や成長の過程に注目してみてはいかがでしょうか。
 


 

ポップ

・仲間を見捨てて自分だけぬくぬくと生きてるなんて…死ぬよりカッコ悪りィやって…そう思っただけさ…
クロコダインと戦うことをひとり避けていたポップは、ある出来事からダイやマァムの下へ駆けつける決意をします。そうして人質に取られていたブラスを助けたものの追い詰められ、その際にこのセリフを放ちました。これを受けたクロコダインは、人質を取るという汚い手段を取った自身の行いに疑問を抱いていましたね。
 
・俺の冒険は…ここまでだぜ…!!!
ダイの項目でも述べたバラン戦での一幕、バランに消されたダイの記憶を呼び覚ましたメガンテを用いる直前の一言です。ここまでの旅で築かれたふたりの関係性を感じさせる1コマが挿入されており、思わず涙した人も多いことでしょう。アニメでは、ポップを演じる豊永利行さんの声が光っていましたね。
 
・おれはれっきとした人間だぜ…臆病で弱っちい…ただの人間さ…!!
ポップの名言はあまりにも多いので、まだまだ紹介したいものはあるのですが、今回はこちら。ある強敵との戦いのさなか投げかけられた質問に、ポップはこう返すします。誰と戦うのかはぜひ、今後のアニメをお楽しみに。

 

マァム

・なにが“獣王”よ 笑わせないでよ!!
ザボエラにたぶらかされ戦士の誇りをかなぐり捨てたクロコダインが、ダイの育ての父であるブラスを人質に取った際のセリフ。思うところがあったのか、これをぶつけられたクロコダインが逆上していたのは印象的。
 
・……なら 教えてあげるわ! 生命の痛みを…!!!
こちらは武闘家へ転向後、ロモスの武術大会ででたセリフ。超魔生物の研究のため人間やモンスターを実験動物にしていたザムザに対するもので、マァムの代表的な技のひとつである“閃華裂光拳”のお披露目的なエピソードの一幕でもありました。
 
・守らなければいけない大切な人がいるのは…あなただけじゃない…!!
アニメでは今後描かれるエピソードですが、互いの譲れないもののため敵対するある人物へのセリフです。マァムがそこまでの決意で戦いに臨む相手とは!?

 

ヒュンケル

・オレの弟弟子をいたぶってくれた礼は そんな程度ではすまさんからな!!!
竜騎衆をひとりで足止めし、窮地に陥ったポップを助けたシーンで放った一言です。ヒュンケルといえば乱立する死亡フラグと、それをものともしない不死身ぶりは代名詞ですが、アバンの使徒たちの長兄としてダイやポップ、マァムたちを支えるようなシーンも印象に残るのではないでしょうか。
 
・このオレのまとった鎧の魔槍がそれを許さないのだ!!!
先述した竜騎衆との戦いでラーハルトから鎧の魔槍を受け継いだヒュンケルですが、この後しばらくしてからバランと再会。バランはダイのために無謀な戦いに挑もうとしており、それをを止めようとこのセリフを発言します。ラーハルトはバランにとってもうひとりの息子といえる存在のため、これを受けたバランは動揺を隠せない様子でしたね。
 
・間違いなく…これがオレの最後の戦いだッ!!!
セリフの通り、ヒュンケルにとって最後となる戦いの前にモノローグとして出てくるのがこちら。傷つきながらも戦い抜いた彼がどのような結末を迎えるのかは、ぜひ原作や今後のアニメでお確かめあれ。

 

レオナ

・魔物と同じ道を歩むぐらいなら…人間として飢えて死にましょう…!!
おてんばとな一面のあるレオナですが、パプニカ王国の王女としての芯の強さも持っています。このセリフはフレイザードとの戦いを前に食料をめぐって諍いを起こした兵士たちを諫めたもので、レオナの高潔な一面が窺えます。
 
・国とは土地や建物のことではありません 人間が生きていればそこが国です!!
魔王軍との決戦に向け、世界中の王様たちを集めたサミットを開いたレオナ。そこにミストバーンの侵攻を受けるのですが、国土を捨てたとしても各国の首脳を逃がそうとします。こういった部分からは、レオナが指導者として優れたものを持っていることがわかります。
 
・すべての戦いを勇者のためにせよ……!!!
こちらも最終盤でのセリフ。ある人物から託された役割を果たし、ダイたちを導くべく気丈に振舞います。

 

クロコダイン

・負けるなよ……勇者はつねに強くあれ…!
敵としてダイたちと戦った際の最後のセリフがこちら。人質を取るような手段に出てなお敗北を喫したことで憑き物が落ちたのか、この後からはダイたちの頼れる味方のひとりになっていきます。
 
・今はただ…この不器用だが万人に誇れるオレの友の…!! 心意気だけをくんでやってくれっ…!!!
命を賭してダイのためバーンと戦おうとするバランと、それを止めようとするヒュンケル。そこにアルビナスが割って入りふたりとも危機に陥るのですが、ヒュンケルが身を挺したことでバランは事なきを得ます。

その代償に大怪我を負ったヒュンケルを見たバランは、何をすればヒュンケルに報いることができるのかクロコダインに問いました。その答えがこの言葉で、これによってバランとの一時的な共闘関係が成立した部分がありました。
 
・この世には 本当に煮ても焼いても喰えぬヤツがいる! …という事だ!!
クロコダインをして「煮ても焼いても喰えぬ」と言わしめる相手が誰なのか……また、どのようなシチュエーションで誰に対してのセリフなのかに注目を。

 

メルル

・でもいやなんです! 人がたくさん傷ついたり死んだりすることが わかってる街を後にして…逃げるのは…!!
登場したばかりの段階のセリフ。占いで危険を察知し祖母・ナバラとふたり危機から逃れていたメルルですが、内気でお淑やかな彼女にも内に秘めた部分があることはこの時からよく表れていました。
 
・私…きらいです! あなたのこと…きらいになりました…!!
バランとの邂逅からダイの出自が明らかになり、それでも友達、仲間であることは変わらないと涙するポップ。そういう一面も含めてメルルはポップに好意を持つのですが、バランにダイの記憶を消され、窮地に陥ったことで逃げ出したポップにメルルはこのセリフをぶつけました。

ポップの本当の目的はバランや竜騎衆を足止めするためだったので濡れ衣にはなってしまったのですが、「嫌いになった」という言葉をぶつけたということは、既に少なからずポップの事を好きになっていたのかもしれません。このふたりの関係性は物語が佳境に入るタイミングのキモになってくるので、アニメで追いかけている方にとっては注目ポイントのひとつ。

 

ゴメちゃん

・ポップのバカ~ッ!! 弱虫~っ!!
ゴメちゃんがセリフをしゃべる際は非常に重要なシーンであることが多いのですが、これはバラン戦でメガンテを使用し意識を失ったポップに呼びかけた時のもの。これが無ければポップがそのまま死んでしまい、ダイの逆転の糸口もなかったかもしれません。
 

チウ

・シッポよがまんしろっ!! さもないと本当にかみきっちゃうからなっ!!
ロモスの武術大会でのザムザとの戦いにて。苦戦するポップの下に助っ人として駆けつけたのですが、叫ばれただけで震えてしまいモノローグでこのセリフを呟きます。非力なモンスターながらも誰かのために恐怖をこらえて立ち上がるチウの姿に、胸を熱くして人は少なくないことでしょう。
 
・隊長は部下を必死で守るものなのだあぁっ!!!!
こちらはクロコダインに貰った獣王の笛で仲間にしたモンスターと、偵察に出てフェンブレンと遭遇してしまったシーンより。この言葉を聞いたチウの部下のモンスターたちは感動で涙を流すのですが、彼の懐の深さや器の大きさを感られましたね。
 

アバン

・やっぱり修行で得た力と言うのは 他人のために使うものだと私は思います
ダイ達の師であるアバンの言葉は、どれも教訓になり得るものばかり。これはデルムリン島でハドラーと戦った際にポップへ遺したものですが、クロコダインとの戦いの中で意味が少し理解できたポップの感慨は印象に残ります。
 
・正義なき力が無力であるのと同時に 力なき正義もまた無力なのですよ
魔弾銃を渡す際に、それが人を傷つける道具であることから恐れた様子のマァムに向けてのものでした。この言葉は後にマァムを助けることになっていきます。

・一人一人が持てる最善の力を尽くす時 たとえ状況が絶望の淵でも――必ずや勝利への光明が見えるでしょう…!
これはアバン先生本人の発言ではなく、彼自身がその武芸、呪文、精神を記した“アバンの書”という書物の一節。その教えは再びダイたちの道しるべとなりました。

 

マトリフ

・よく覚えとけ 魔法使いってのはつねにパーティーで一番クールでなけりゃならねえんだ
ポップの呪文の師匠であるマトリフのこの言葉は教訓となっていきます。現在展開中の漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』ではアバンのパーティで活躍していた当時のマトリフの姿が見られるのですが、そこでもこの発言をしています。なんとマトリフ自身も彼の師匠からの受け売りなのだとか。
 
・今日ほどお前を大した奴だと思ったことは…無いっ!!
これは極大消滅呪文“メドローア”をポップがいとも簡単に習得してみせた時のもの。やはりこの師弟と言えばメドローアは欠かせません。ここでポップはマトリフの技術を継承することを決意しており、さらに活躍を見せるようになっていくのです。
 
・世界に一人しかいねえ最強の呪文使いの名前! それが…!!!………大魔道士!!
様々な呪文を使いこなすマトリフですが、賢者ではなくこの大魔導士の肩書を名乗っています。その理由は非常に彼らしいものになっていました。ポップはこの肩書をも引き継ぐことができるのでしょうか。
 

バラン

・最もくだらぬと思って捨てた“人の心”に…これほど強くうちのめされようとは…な…!
人間たちの裏切りで奥さんを亡くした過去があり、その復讐のために生きていたバラン。ダイたちとの戦いではダイの記憶を消したり、メガンテで自爆攻撃を仕掛けたポップを犬死と蔑んだりした訳ですが、死の淵にあってなお友人であるダイを助けたポップを見てこのような心境へ至っていました。
 
・…こうまで醜いものだとはな 強者が弱者をいたぶる光景というものが…他人がしているのを見てはじめて判る…
チウたちをいたぶるフェンブレンを攻撃する際の一言。バラン自身ダイたちとの戦いで似たようなことをやった過去があるからこそ、余計に醜く映ったのかもしれません。強者が弱者をいたぶる光景が醜いのはもちろんですが、チウが仲間を守るためにフェンブレンに立ち向かっていたことから、強者だから正しい訳ではないことも示されていました。
 
・力も…魔力もあったが…心が無かった…おまえにはそれがある
ハドラーの体内に潜まされていた黒の核晶の爆発からダイを庇い、力尽きる前に遺した言葉です。自分には無かったものをダイの中にみつけたようで、この後の物語では、ダイの心の部分の描かれ方が非常に重要なウェイトをしめるようになっていくのです。

 

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