TVアニメ『異世界食堂2』ロメロ役 八代 拓さん×ジュリエッタ役 富田美憂さん インタビュー|8話は後輩吸血鬼のロロナとのやり取りと2話から変わった2人の様子、そして全ゴブリンに注目を!【連載06】
おふたりが好きな料理のジャンルとは?
――これまでに登場した料理・食べ物の中で特においしそう・食べたいと思ったものは?
富田:どの回の料理もおいしそうで、「これが一番好き!」と思っても、アフレコやオンエアで見るたびに「こっちも好き」ってなってしまって。2話の「ビフテキ」も演じるまではそこまで魅力を感じてはいなかったんですけど、アフレコ後には「こんなにおいしそうなら食べたいな」と思いました。
――ビフテキは、おふたりのような若い方にはあまりなじみのない料理かも。
八代:確かにそうかも。
富田:私も新鮮でした。
――ちなみに「和」・「洋」・「中」、「スイーツ」というカテゴリーだとどれがお好きですか?
富田:私は和食ですね。
八代:僕はスイーツです。
富田:意外です!
八代:和食や洋食は普段、食べるけど、スイーツはほとんど食べないので。あとお店で出てくるパフェとかサイズが大きいじゃないですか? 途中で「甘いのはいいかな」と思ったりして。この作品ではスイーツを食べずに目で感じられるし、楽しめるのがいいんです。見た目もきれいなので、この作品では特に魅力を感じます。実際に2話の収録の時、差し入れでシュークリームをいただいて、家で食べたんですけど、久々に食べたら「シュークリームってこんなにおいしいんだ」って。
富田:私もです。
八代:この差し入れがきっかけで、またスイーツに目覚めそうです(笑)。
宣伝担当:そう言っていただけて嬉しいです。
――富田さんは和食とのことですが……。
富田:私、焼き魚が苦手で、お刺身しか食べられなくて。でもこの作品のキャラクターたちが食べた時の感想ってすごく説得力があるので、もし作品の中に自分が入れて、焼き魚が登場したら好きになれそうかなと思って。
諏訪部さんが「いらっしゃい」と言えば、そこはもう『異世界食堂』
――収録現場の雰囲気や印象に残っている出来事は?
八代:この作品の収録では毎回、素敵でおいしい差し入れをいただきますが、僕らはそれを知らなくて。2話の収録が終わった後に、1つひとつ箱に入ったシュークリームをいただいてビックリしました。
富田:「こんなにぜいたくな現場があるのだろうか」って。
八代:また作品自体が微笑ましく、温かな空気をまとっているので、現場にもそんな雰囲気があって、時間がゆっくりと進んでいるように感じられて。でも、ここまで積み重ねてきたものはしっかりと伝わってきて、僕自身も異世界食堂にお邪魔して、一緒に時間を共にした感覚でした。
富田:ゲストで途中から作品に入る時はいつも緊張するし、特にこの作品は2期ということで、現場の雰囲気やキャストさん同士の関係性が出来上がっているので、より緊張しましたが、キャストさんやスタッフさんが温かく迎えてくださって、音響監督さんもフレンドリーに指示を出してくださって。とても居心地良く、収録させていただきました。
――基本的に登場人物が少ないこともアットホーム感に繋がっているのかもしれませんね。
八代:そうですね。諏訪部さんが「いらっしゃい」と言えば、そこはもう『異世界食堂』と思わせてくれる安心感はすごいなと思いながら聞いていました。