小倉 唯さんの最新ライブと初の配信ライブが1セットに! ライブBD&DVD『小倉 唯LIVE 2020-2021「LOVE & Magic」』発売記念 小倉 唯さんインタビュー!
小倉 唯さんのライブ2本が収録されたBD&DVD『小倉 唯LIVE 2020-2021「LOVE & Magic」』が12月8日にリリース! まず2021年7月4日にパシフィコ横浜で開催された『小倉 唯LIVE 2021「#Re❤LOVEcall」』は久々の有観客ライブで、ファンへ愛を伝える、愛をお互いに確かめ合うをコンセプトにしてステージ。
「LOVE」にちなんだ選曲やダンスメドレー、新曲「Fightin★Pose」も披露。このパッケージは夜公演がメインですが、昼公演の楽曲も特典映像として収録。更にBDでは観客が選択肢を選んでストーリーが進行する幕間映像「ユイユイメモリアル」を自身で選択できます。
もう1本の『小倉 唯 ONLINE クリスマス ライブ 2020 〜Winter Twinkle Magic〜』は2020年12月24日に配信された初めてのオンラインライブで、配信ならではの仕掛けの数々やたくさんの衣装替えに加え、マジックを披露したり、かわいいサンタ姿も見られます。
約1時間に及ぶメイキング映像も含めて、大ボリューム&見どころ満載です。小倉 唯さんに2つのライブを振り返っていただきながら見どころなどご紹介いただきました。
前年開催予定のツアーの世界観を踏襲し、お客さんと愛を確かめ合うセトリ&演出で臨んだ『小倉 唯 LIVE 2021「#Re❤LOVEcall」』
――2つのライブがセットになってリリースされることになった感想をお聞かせください。
小倉 唯さん(以下、小倉):『小倉 唯 ONLINE クリスマス ライブ 2020 〜Winter Twinkle Magic〜』は配信終了後に「早く映像化してください」というリクエストをたくさんいただいていたので、ようやくご希望にお応えすることができて嬉しいです。今年7月に行った『小倉 唯LIVE 2021「#Re❤LOVEcall」』も一緒に収録されていて、かなり大ボリュームで満足感のあるライブパッケージに仕上がったんじゃないかなと思います。
――7月4日にパシフィコ横浜にて開催された『小倉 唯LIVE 2021「#Re❤LOVEcall」』がDisc1に収録されますが、このライブにどのような気持ちで臨まれたのでしょうか?
小倉:2020年に開催予定で中止になってしまった『小倉 唯LIVE 2020「#LOVEcall」』このツアーの世界観を踏襲しながら、有観客で行うことになりました。当日は無事に開催されることに喜びを感じながら、『#LOVEcall』で表現したかったものをお届けできたらいいなと思いステージに臨みました。
それまではライブができることを当たり前のように考えていましたが、今は開催できること自体が貴重なことなんだな、とありがたみを再確認しました。そしてパフォーマーとして、表現することの楽しさも実感できて、初心に戻れた気持ちになりました。
――久しぶりにお客さんがいる客席を見た時はどう感じられましたか?
小倉:始まる前は、難しい状況の中で果たして会場に来てくださる方はいるのだろうか、と不安もありましたが、たくさんの方が来場してくださって。会場全体もとても温かく、愛にあふれていて、皆さんへの感謝の想いでいっぱいでした。
声を出すことが制限されていましたが、クラップやアイコンタクトなどで皆さんとつながっている感覚でした。アットホームで、温かく見守られているような。
――『#Re❤LOVEcall』というタイトルの由来とコンセプトを教えて下さい。
小倉:「Re」には『LOVEcall』ツアーを引き継ぎ「再生して新たに行うライブ」という意味で付けています。また『LOVEcall』ということで、当初は「コール&レスポンス」する部分に重点を置いていましたが、「コール」を「テレフォンコール」に置き換えて、「距離があっても愛を伝えよう」という意味合いに変えました。
裏テーマとして、私とお客さんが愛を再確認し合うということを念頭に入れ、演出やセットリストに反映させています。
――構成やセットリストのポイントは?
小倉:『LOVEcall』にちなんで、「LOVE」や「コール」などの要素がある楽曲の比重を増やして選曲しました。また、昼と夜でセットリストを変え、できるだけいろいろな曲を皆さんにお届けしたいなと。このBD&DVDでは夜公演がメインですが、昼公演でしか歌っていなかった楽曲も特典映像として収録されているので、合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。
――前半は「Baby Sweet Berry Love」、「いつだってCall Me!」、「A Lovely Tea Break」、「Love Me × Love Me」など並んでいるし、「バレンタイン・キッス」のカバーもありましたね。演出的に特にこだわった点はありますか?
小倉:今回皆さんが声を出せないということで、ファンの皆さんと一緒に一体感を持てるような演出を盛り込みました。例えば幕間映像の「ユイユイメモリアル」では、出てくる選択肢から皆さんによる多数決で選択、それによってストーリーが展開していく形でした。
――小倉さんのライブは、歌はもちろん、ダンスも見どころの1つですが、この公演でもキレのいいダンスが見られました。
小倉:会場内のボルテージが一番上がったのがダンスパフォーマンスだったかもしれません。今回、ダンズゾーンとして「エンジョイ!」から「ガーリッシュエイジ」、「ドキドキラビリンス」と続くメドレーを入れました。声が出せない中でお客さんの熱量を上げられた手応えがありましたし、さらなる可能性を感じることもできました。
――当時まだリリース前だった新曲「Fightin★Pose」も披露されました。ダンスの素早さに加えて、ラップパートも速くて。
小倉:久々にプレッシャーが重なってしびれましたね(笑)。ダンスメドレー後に新曲を披露する流れだったので、リハーサルの段階から「本当にこれできるのかな?」と半信半疑になりながら、ひたすら練習を重ねていました。