小倉 唯さんの最新ライブと初の配信ライブが1セットに! ライブBD&DVD『小倉 唯LIVE 2020-2021「LOVE & Magic」』発売記念 小倉 唯さんインタビュー!
幕間映像も豪華! 仲良し声優2人との電話「LOVE CALL」と恋愛シミュレーション風の「ユイユイメモリアル」
――印象に残っている楽曲やシーン、演出を挙げてください。
小倉:今回のライブの一番のテーマになっている曲「I・LOVE・YOU!!」、間奏で「大好き~!!」というセリフを想いと共に生声で届けられたことですね。
それから、もう1つの新曲「ハートフォレスト」(「Fightin★Pose」C/W)では、背後にあった大きなハートのLEDで、私の後ろから羽が生えてくるような演出がありました。MVの世界観とリンクしていて、皆さんからも特に反響が大きかったです。
――あと幕間映像の「LOVE CALL」では仲の良い方やご両親に電話するシーンもありました。
小倉:『#LOVEcall』でやるはずだった企画で、「call」を電話に見立て、仲良しの声優さんや両親に私の好きなところを語ってもらって。皆さんに見られていたので、かなり嬉し恥ずかしい想いをしました(笑)。より私の素の表情やナチュラルな一面が垣間見られたコーナーだったかもしれません。
――もう1つの幕間映像「ユイユイメモリアル」の内容や撮影時のエピソードなどお聞かせください。
小倉:途中に出てくる選択肢を選ぶことろで、ストーリーが変化していく展開。結果がハッピーエンドになるのか、バッドエンドになるのかは皆さん次第なんです。
実際に昼と夜の部では違うエンディングでした。今回のBDではご自身で操作してストーリーを楽しめるようになっているので、好きな選択肢を選んだりと、いろいろな楽しみ方をしてみてください。
ちなみにバッドエンドのシチュエーションでは、普通の写真撮影ではあまりしない表情やポージングにチャレンジできたのがおもしろかったです。
――映像として改めて「#Re❤LOVEcall」をご覧になった感想は?
小倉:タイトルから考えたコンセプトや世界観を、しっかりと表現できたんじゃないかなと思います。
今回のようにかわいいラブリーな世界観で限定して構成されるライブは、今までありそうでなかった試みです。けれど、私ならではのステージになったのかな?とも思いましたし、衣装も含めて、すごくかわいらしい世界観が作れたという満足感・達成感もありました。
初の配信ライブ『小倉 唯 ONLINE クリスマス ライブ 2020 〜Winter Twinkle Magic〜』は「クリスマス」・「冬」・「マジック」要素がたっぷり。配信ならではのギミックも
――Disc2には2020年12月24日に配信された『小倉 唯 ONLINE クリスマス ライブ 2020 〜Winter Twinkle Magic〜』が収録されます。このライブのコンセプトをお聞かせください。
小倉:初めての配信ライブだったので、配信ならではの企画や演出をふんだんに盛り込んだ内容にしたいなと思っていました。また配信日がクリスマスイブだったので、クリスマスと冬の要素を入れつつ、「Twinkle Magic」というキーワードもプラスして、演出やセットリストを作っていきました。
――配信された直後の反響はいかがでしたか?
小倉:すごくよかったです。配信トラブルもありましたが、「そんなトラブルを忘れてしまうくらい素敵なライブでした」という嬉しいメッセージをたくさんいただきました。私も演出面などアイデア出しから関わっていたこともあって、頑張ったかいがあったなと思いました。
――まず驚いたのが衣装数で、普段のライブではあれほどの数を、更に早着替えするのは難しいですよね。
小倉:そこも配信ならではの試みで、意識していたポイントの1つです。できる限り、たくさんの衣装を楽しんでいただきたかったので、新調した衣装に加え、今まで着たことがあったけど、皆さんにあまりお見せできていなかった衣装も着ています。
衣装がめくるめく変わるのも、魔法的なギミックとして楽しんでいただけるのではないかと思っていました。
――またステージ上でマジックも披露されていました。
小倉:タイトルにも入っているので、当初からやる想定でいました。いろいろなマジックグッズを買いあさって、「このマジックなら歌いながらできるかな」など考えながら、映像的に映えるマジックをたくさん練習して臨みました。
――プレゼントBOXからサンタの衣装を着て登場した唯さんもかわいかったです。
小倉:このライブ前に配信限定曲「Very Merry Happy Christmas」をリリースしていたので、その曲を歌いながらクリスマスツリーの飾りつけをしたり。歌の内容とリンクさせた演出でした。
――またボカロ曲のカバー「ハッピーシンセサイザ(巡音ルカ/GUMI Cover)」では、鍵盤や音符などが展開された異次元のような世界で歌う唯さんも。
小倉:はい。「Look@Me♡」でも、事前に募集したファンの方からのメッセージを背にして歌ったり、楽曲に合った映像やLEDの演出がありました。それも配信ならではかなと思います。
――このライブの中で印象に残っている楽曲やシーン、演出を挙げて下さい。
小倉:マジックの練習を頑張ったので、「瞳の国のアリス -Dance Music edition-」はやっぱり見どころかな。他にも、要所要所で場面の切り替えや衣装の早替えなど、細かいギミックが盛り込まれているので、ぜひたくさん発見し、楽しんでいただきたいです。
またカメラワークにもこだわっていて、アップが多い曲やダンスがしっかり見えるアングルになっている曲など、曲ごとに違う撮り方になっている部分にも注目していただけたたら嬉しいです。
――映像として改めてご覧になった印象と振り返ってみた感想をお聞かせください。
小倉:配信ライブとしてだけではなく、一つの作品としても、かなりクオリティが高いパッケージに仕上げることができたかなと思います。こだわった演出やマジック、カメラワークなど、皆さんにより伝わりやすい形で表現できたのかなという達成感もあります。
配信ライブは「小倉唯ショー」を1人で作っているような大変さが!? 2つのライブの衣装を着ているジャケットにも注目!
――今回メイキング映像も収録されていますが、リハーサルやライブのバックステージで印象に残った出来事や裏話はありますか?
小倉:メイキング映像が全部で1時間近くもあって驚きました(笑)。パフォーマンス中に1回撮影を止めて、着替えてから再開して、あたかも早変わりしたように見せたり、急にリンゴが出てきたりする演出は、映像で見ることで「ああ、こうなるんだ」とわかりました。
収録は予想以上にハードで、時間も労力も体力も消耗しましたね。生歌ということもあり、1人でTV番組をいくつも収録したくらいの達成感がありました。
――「小倉唯ショー」を収録していたような。
小倉:そうです! 長丁場だったので、「疲労感が表情に出ていたらどうしよう?」という不安もありましたが、映像を見たらあまり分からなかったのでホッとしました。それと、しばらく配信ライブはもういいかな〜と思ったことも覚えています(笑)。本当に、寿命を削る想いで頑張ったので、たくさんの方に見ていただきたいです。
――ジャケットのコンセプトや、ご覧になった感想をお聞かせ下さい。
小倉:『#Re❤LOVEcall』での衣装と、『Winter Twinkle Magic』での衣装を着て、セットにはどちらのライブの要素も取り入れたデザインになっています。
――このライブBD&DVDの見どころや注目ポイント、オススメ楽しみ方のご紹介をお願いします。
小倉:それぞれ素敵なライブになったので、まずは演出やギミックなど細かい部分までじっくり見ていただきたいです。また映像特典も「ユイユイメモリアル」はゲーム感覚で楽しめます。メイキングも含めてボリューム満点です。
『#Re❤LOVEcall』はライブから約5カ月という早さでお届けできるのが嬉しいですし、私から皆さんへのひと足早いクリスマスプレゼントとして、この冬は『Winter Twinkle Magic』を毎日見続けるくらい楽しんでいただきたいです(笑)。
おうち時間にもピッタリですし、クリスマスもケーキを食べながら見ていただくのもいいですね、素敵なクリスマスのお供にオススメしたいです。
ちなみに、既に申し込みは終わってしまったのですが、早期予約特典として『Winter Twinkle Magic』のライブ音源CDという試みにもチャレンジしました。お手元に届いた方は、移動中やおうち時間に気軽に聴いていただきたいです。