![『ビバレン』土田玲央&小林千晃インタビュー](https://img2.animatetimes.com/2021/12/61b8c201e4849_c7e37721420b1201def439222979ca53.jpg)
14人の候補生たちを演じるのは7人の声優!? 共同生活の場所は「地下」!? 斬新的で面白い世界観にハマらずにはいられない! “二者択一”のアイドルオーディションプロジェクト『VS AMBIVALENZ(ビバレン)』土田玲央さん&小林千晃さんインタビュー
キャストの間で話題になっているズルい男とは!?
——現在、公式YouTubeでドキュメンタリードラマが公開中です。1stミニアルバムには、ボイスドラマ3編が収録されていますが、聴きどころがあればぜひ教えてください。
小林:いろいろありますが、やっぱり同じ担当カラー同士の掛け合いです。
土田:そうだね。そこは聴きどころだね!
小林:TAIYOとSUBARUをやっていて、大変だったことあります?
土田:今のところはないかな。
小林:ですよね。皆さんのコメントでも「大変そう」「すごい」とよく目にしますが、僕らは毎日違うキャラクターを演じたり、声だけでいろんなキャラクターを表現したりしているので、意外とそこまで大変じゃないんです。
土田:そうなんだよね。あと、演じるキャラクターも正反対な性格ですので、全然苦ではなく、楽しく演じることができています。だからこそ、声優ならではの表現に注目していただきたいです。
小林:ちなみに、今公開されているところだと39YEAH↗(CV:古川慎)のお話ですが、ここはずるいとキャストの中でも話題になっています。
——そうなんですね!
小林:ずっとチャラ男という路線で来てから、みんなのためにチャーハンを作ってくれるんですよ!?
一同:(笑)
土田:本当にずるい。また、家庭的で優しい一面が隠しきれていないところが良い。
小林:それまでちらほらと片鱗を見せていましたもんね。REY(CV:古川慎)が洗濯をしている様子を見て指摘したり、普段から家事をしているかのような言い方もしていたり。他の13人があまりできない分、39YEAH↗のギャップが際立っていて、ずるいぞ……!と。
土田:そしてREYも面白いんだよなぁ、本当に。
小林:あはははは(笑)。
土田:本当に“紫”の担当2人はズルいんです。2人ともキャラが立ちすぎている(笑)。
小林:紫のズルさが(笑)。
土田:さらに、その2人のCVを古川さんが担当しているのもさらにズルい!
小林:いつか取材や生放送でも、他のキャストの方とお話できたら良いですね。
——先ほど、スタッフさんと少しお話させていただきましたが、実はまだ14人のキャラクターを1人2役として7人の声優さんが演じていることをご存じでない方も多いそうですよ。
土田:えー!?
小林:声優さんを詳しくない方からすると、14人のキャラクター1人1人違う声優さんが声をあてていると思っている方もいらっしゃるのかな。
土田:確かに。
小林:でも、それは声優冥利に尽きますね。
土田:ね! 声を聴いても気づかなかったというのは、ありがたいです。もしかしたら、オーディション系というところも斬新的で、そこからこのコンテンツに興味を持った方もいらっしゃるのかもしれませんね。声優が1人2役を演じているという点がなくても魅力的なストーリーですので、キャラクター自身を見てくださっているのは非常にありがたいです。
——確かに。ストーリーが面白いですし、関係性にも刺さるものがありますから。
小林:そうですね。今後もカラーごとにすごい濃い話が用意されています。
土田:そう! もう本当に選べないんです。やってくれたな!と本当に思います。
小林:次に黄色の担当カラーの話が来たらきっと黄色を応援したくなると思いますし、グランツ(ファンの名称)たちはとめどなく流されていくだろうと思うくらい、それぞれのカラーにピックアップされた話が素敵なので楽しみにしていただきたいです。
——もう14人全員合格させてください……!という気持ちまで湧いてきています。
土田:そうなんですよね~! でもこれで14人全員合格となると、それは違うんだろうなとも思います。悔しいですけど(笑)。
小林:それが1番のテーマであり、7人しか合格できないという部分があるからこそ気になるんですよね。
土田:そうそう。でも、選べないんだよなぁ~!
一同:(笑)。
小林:自分がずっと応援してきた子が落ちたら悲しいですし、心配になりますよね。
土田:逆に、落ちた子がどうなるかも気になります。今、投票を行ってますが、その途中結果で「この子が人気だから、いっぱい出番を増やしちゃおうかな」という話ではありません。そういうところに左右されないシビアな面も、本作の強みだと思います。
ボイスドラマの概念が覆るクオリティー!
——そして、1stミニアルバムには、テーマソング「Go My Own Way」と2チームに分かれて制作したオリジナル楽曲も収録されています。それぞれの楽曲を歌唱してみていかがでしたか?
土田:2回歌いました(笑)。
小林:あはははは(笑)。1人2役なので「Go My Own Way」は同じ曲を違うキャラクターとして2回歌っているんです。
土田:サビ以外はランダムで振り分けられていましたが、サビはみんな一緒だったので2回ずつ歌いました。
小林:やっぱり演じることと歌うことは勝手が違いますよね。音程は一緒だから、音じゃなくお芝居で変えないといけないから……。
土田:そこが難しかった!
小林:同じ音色になっちゃダメなんですよね。
土田:うんうん。変化をつけるために歌い方を変えたり、ちょっと色気を出したりして。
小林:息を入れるとか、そういうちょっとしたところで変化をつけるという意味では大変でした。逆に、オリジナル楽曲の「it’s you!」と「Restart」はチームに分かれて別々のキャラクターとして歌っているので、いつもの歌収録みたいな感じでした。
——素人からすると本当にすごいことで、声優さんの技量が輝いている歌になっているんじゃないかなと思いました。
土田:輝いているというか、試されている感じがします(笑)。
小林:「あんまり変わっていないじゃん!」って(笑)。
一同:(笑)
小林:そこは僕らじゃなくてきちんとチェックしてディレクションしてくださる方がいるので、プロたちが集まっているからこそのクオリティーになっていると感じます。
土田:正直、世に出るまでは不安な気持ちがあるんです。でも、完成したものを聴いたり見たりすると「あぁ……!プロだ!」と安心できます。
小林:そうですね。お客さんから良い反応が返ってくると、さらに安心します。
——『ビバレン』の今後が気になっている方はたくさんいらっしゃると思いますよ。
小林:そうだと嬉しいです。アニメイトさんもグッズ展開が広がっていると聞いたので、楽しんでくださっている方がたくさんいるんだと実感しました。
土田:うんうん。本当にありがたいです。
——最後になりますが、アニメイトタイムズ読者の方へメッセージをお願いいたします!
土田:このインタビュー記事をきっかけに初めて知った方はまだ間に合う!
小林:まだ全然追えます!
土田:もう一度触れたらハマると思います。YouTubeで公開中のドキュメンタリードラマはただのボイスドラマではなく、見やすい動画になっていますし、スチルもたくさん用意されていて話も分かりやすく、候補生たちがぶつかってこその生まれる熱があります。
そういう物語がしっかりと描かれているので、まだ間に合う! ぜひ見ていただけたらと! あと、流行りにのっている良い歌ばかりですので楽曲もたくさん聴いてください。『ビバレン』をぜひよろしくお願いします!
小林:まず、YouTubeで無料で誰でも見られるドラマパートがあることが素晴らしいコンテンツです。ポチッと調べるだけで、『ビバレン』の物語に触れられるのはすごく魅力的な要素だと思います。
玲央さんがおっしゃったように、1人1人のセリフが刺さったりスチルも各話ごと何枚も使われていたりして、これまでのボイスドラマという概念が覆るくらいのクオリティーです。
なので、少しでも気になった方は一度ご覧になっていただいて、ぜひグランツの一員になって1stミニアルバムも手に取っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
[インタビュー/福室美綺]
1st Season MINI ALBUMの詳細はこちら
1st Season MINI ALBUM -Go My Own Way-
発売日:2021年12月22日(水)
■初回限定盤 VSAM-2001 ¥2970(税込)
■通常盤 VSAM-2002 ¥1980(税込)
《収録内容》
M01. Go My Own Way / VS AMBIVALENZ
作曲:Shogo / 加藤 祐平 作詞:Shogo 編曲:加藤 祐平
M02. Opening Drama Track [Hello, GLANZ!!]
M03. Restart / VS AMBIVALENZ
作曲:Shogo / 加藤 祐平 作詞:Shogo 編曲:加藤 祐平
M04. it's you! / VS AMBIVALENZ
作曲:中里 亮介 作詞:高邦 真理 編曲:中里 亮介
M05. Secret Drama Track [1st mission after party]
M06. Private Drama Track [roommate]
◆CD情報の詳細はこちら
作品情報
“二者択一”のアイドルオーディションプロジェクト「VS AMBIVALENZ(バーサスアンビバレンツ)」
<<ストーリー>>
――君か、僕か。
時は2021年。伝説の芸能事務所『REISEN(ライゼン)プロダクション』が7人のアイドルグループ
結成のため、オーディション『VS AMBIVALENZ(バーサスアンビバレンツ)』を開催。
総勢13万人を超える志願者の中から選ばれたのは、14人の候補生たち。
最終オーディションは“二者択一”。
1年間の共同生活を通じ、同じ担当カラーを託された2人が競い、ライバルより1票でも多くの支持を集めた者にのみ、デビューへの道がひらかれる。
「光りさすその場所に――必ず立ってみせる!」
アイドルという光を求め、無限の可能性を追求していく14人のアイドル候補生の物語が今、始まる。
【キャスト一覧】
TAIYO/SUBARU:土田玲央
ISSEI/MIO:河西健吾
JINTARO/CION:小林千晃
NAGOMU/CUC:浅沼晋太郎
39YEAH↗/REY:古川慎
AUGURI/FUTABA:村瀬歩
LION/KAZU:畠中祐
INAMOTO:安元洋貴
公式サイト
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候補生ツイッター(@vsa_members)
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