この記事をかいた人
- 篭法
- 内向的で口下手、典型的な陰の者。テーマやメッセージ、登場人物の心情を考えさせられるアニメが好み。小説も好き。
――アルバムジャケットやアーティスト写真のコンセプトについてもお聞かせください。
寺島:ポップで、さわやかで、ちょっと甘酸っぱい、今までの僕にあまりなかった要素を含んだ仕上がりになったと思います。
――リリース前に行われたオンラインサイン会はいかがでしたか? ファンの方と交流されるのも久しぶりだったと思いますが。
寺島:オンラインサイン会自体が初めての体験だったので、やる前はどんなイベントになるのか想像もつきませんでした。
「間が持つかな……?」と不安もあったのですが、いざやってみるとコメントがあることで話題が出てきましたし、僕が言ったことにも反応してくれて、嬉しかったです。みんなでまったりと同じ時間を過ごせて、YouTubeの配信と少し似ていると思いました。
ラジオにお便りをくれる方や、ファンレターでお見掛けした方の名前があったのも嬉しかったです。久しぶりにファンの方とのつながりを感じることができたので楽しかったですね。
――お話にあったように、2019年末頃からYouTube「寺島惇太Studio」を開設し、今もコンスタントに配信をされていますよね。
寺島:最初はブログやツイッターの延長くらいの感覚でした。アーティストの活動や企画を思いついたときに、自分のチャンネルがあると便利だと思い始めたのですが、たまたま開設直後にコロナ禍に入って。結果、コロナ禍では発信の場としてすごく役に立ちました。
とはいえ、本業との兼ね合いは難しいですね。事務所と相談して、スケジュールを切って、編集・撮影スタッフを入れて……とかなり力を入れてやられている方は本当にすごいです。
自分の場合はあくまで趣味の延長くらいの感覚で、本業に支障が出ない範囲でこれからも活動していければと思います。今後はもう少し本格的に力を入れてやっていけたら、とも思いはするのですが、なかなか難しいです(笑)。
――今後のYouTubeでの活動も楽しみにしています。最後に、アルバムのタイトルについて質問です。これまでアルバムのタイトルは「29+1 -MISo-」(味噌)、「JOY source」(醤油)と調味料から取られてきました。今回の「Soul to」は……ソルト=塩ですよね?
寺島:その通りです(笑)。
――なぜ塩なのでしょう?
寺島:味噌、醤油ときたら塩しかないな、と。
一同:(笑)。
寺島:「塩」をいろいろ変換して考え、「ソルト」から「Soul to」と思いつき、意味も「魂に」とそれっぽかったので、もうこれしかないと思いました(笑)。
[取材・文/篭法]
中学までは運動部だったが、だんだんインドア趣味になり、今では完全に陰の者。小説が好き。ライターを志すきっかけになったアニメは『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。その他に好きな作品は『91Days』『SSSS.GRIDMAN』『ワンダーエッグ・プライオリティ』など。アイドル系の作品にはあまり触れてこなかったが、1年ほど前から『シャニマス』にハマり、ライブにも足を運ぶようになった。
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