![アニメ『殺し愛』リレーインタビュー│第2回:大西沙織&下野紘](https://img2.animatetimes.com/2022/01/61e62f3a2dd8c_423c9dcb09b2988880bddc7e2ddf9e1f.jpg)
二人の前に現れた“過去の因縁”がドラマを加速させる│TVアニメ『殺し愛』リレーインタビュー│第2回:シャトー役・大西沙織さん&リャンハ役・下野紘さん
ささやきが多いのに、“甘くない”のがリャンハの特徴……!?
――第2話後半では、シャトーとリャンハがモーテルの一室で過ごすシーンもありました。
下野:セリフとしてあったわけではないのですが、リャンハはシャトーに対して優しさや愛おしさをもって接しているんだなと感じました。彼の表情からも伝わってきましたし、その意味では、第1話よりもリャンハの感情がわかりやすく描かれていたと思います。
大西:私はすごくテンション高く演じられました!
下野:え、落ち着いたシーンだと思ったけど?(笑)
大西:もちろん、シャトーとしてはクールに演じましたよ。でも、大西沙織としては「目の前にリャンハがいる~!」と、心の中で興奮していました(笑)。
――(笑)。ほかに気になったシーンはありますか?
大西:第1話も含めて、全体的にシャトーとリャンハの距離が近くて、リャンハのささやきが意外と多いんです。ただ、男性キャラクターが女性に何かをささやくときって、どこか甘いニュアンスが含まれていることが多いですよね?
下野:うんうん。
大西:でも、リャンハにはその“甘さ”がないんです。それがリャンハの特徴なのかなと思いました。
下野:確かに、
その“甘さ”のニュアンスは入れられなかった。入れてみようかなという思いはあるんです。でも、リャンハの場合はどうしても「違うな」と思ってしまって……。
大西:もちろん、リャンハの気持ちがちょっと緩んだかなと感じるときはあるんです。でも、その緩み方のベクトルが恋人を相手にした緩み方ではなく、何か子どもを安心させるかのようなベクトルだったので、それがすごく素敵でした。
下野:いやぁ、ありがたい限りです。
――では、『殺し愛』のタイトルにかけまして、お二人の「最近、愛してやまないもの」を教えていただけますか?
大西:私は、飼っている猫ちゃんです。スコティッシュ・フォールドの男の子で、むぎまるといいます。もうかわいくて、かわいくて仕方ないですね。人によっては子猫の頃が一番かわいいと言う方もいらっしゃると思いますが、全然そんなことはなくて、毎日が一番かわいいんです。いつか皆さんにも見ていただきたい! ただ、私はSNSをまったくやっていないので、どこかで連載企画があったらよろしくお願いします!
下野:まさかの営業!?(笑) そうですね……僕が最近、心から愛して止まないのは、健康な体と睡眠です。昨年は、とにかく体をいたわること、丈夫であることが大事だなと実感させられた1年でしたから。
大西:睡眠のゴールデンタイムは、午後10時から午前2時とよく言われますよね。そういうのを意識するんですか?
下野:美容、ダイエット関係でよく言われるよね。でも、ゴールデンタイムに関係なく、単純に体を休ませることが大事だなと思うようになったんです。ちゃんと寝ないとダメだと肝に銘じています。
――ありがとうございます。では、第3話以降の見どころを聞かせてください。
下野:まずは第2話に登場したホーとリャンハがどのように出会うのか。そして、過去にどのような因縁があったのか。明かされていく真相を楽しみにしていただきつつ、その因縁に巻き込まれたシャトーの行動にも期待していただけたら嬉しいです。もちろん、リャンハとシャトーの関係も少しずつ変化していくので、その変化も楽しみにしていてください。
大西:シャトーとしては、ところどころに出てくるシャトーの子ども時代ですね。シャトーの過去はいったい何を意味しているのか、今のシャトーやリャンハの関係性に関わってくるのか。ぜひ注目してください。また今後、新しいキャラクターもどんどん登場しますので、どんな活躍を見せてくれるのか期待してお待ちください。よろしくお願いします!
――最後に、次回のゲストであるホー役の前野智昭さんに、大西さんのほうから何かご質問をお願いします!
大西:シャトーの車がホーに襲撃されるシーンで、シャトーがホーのバイクに車をぶつけて逆にホーをふっとばすところがあるんです。そのときにホーが「やるじゃん」とつぶやくんですが、もし前野さんがシャトーに追突されてふっとばされたら、どんなセリフをつぶやくのか聞いてみたいです。
下野:難しい質問だなぁ(笑)。
大西:このシーンは個人的な“推しポイント”なので、ぜひ聞かせてください!
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放送・配信情報
2022年1月12日(水)より TOKYO MX、サンテレビ、KBS 京都ほかにて放送開始
dアニメストアにて地上波先行・単独最速配信決定
<放送情報>
TOKYO MX:1月12日より 毎週水曜 24:00~
サンテレビ:1月13日より 毎週木曜 24:00~
KBS 京都:1月13日より 毎週木曜 25:00~
BS 日テレ:1月12日より 毎週水曜 24:00~
AT-X:1月13日より 毎週木曜 22:30~ ※リピート放送:(月)10:30/(水)16:30
<配信情報>
dアニメストア:1月12日より毎週水曜 23:30~
その他サイトも順次配信予定
※放送・配信日時は番組編成の都合等により変更となる場合がございます。
INTRODUCTION
とある「仕事場」で対峙する2人の殺し屋。クールな賞金稼ぎの女・シャトーと謎多き最強の男・リャンハ。
シャトーはこの交戦をきっかけにリャンハと敵対――するはずが、なぜか彼に気に入られ、つきまとわれることに。
彼女はなし崩し的にリャンハと協力関係を結んでしまうが、彼を狙う組織との抗争に巻き込まれていく。さらにその戦いは、彼女の過去とも関係しているのだった。
リャンハはなぜシャトーに接近するのか。シャトーに秘められた過去とは。相性最悪の2人が織りなす、「殺し屋×殺し屋」の歪なサスペンス。奇妙な運命の歯車がいま動き出す。
STAFF
原作:Fe(月刊コミックジーン/KADOKAWA 刊)
監督:大庭秀昭
シリーズ構成・脚本:久尾 歩
キャラクターデザイン:佐藤陽子
サブキャラクターデザイン:小林利充
総作画監督:佐藤陽子・小林利充
アクション作画監督:才木康寛
3D・プロップデザイン:杉村友和
美術監督:黛 昌樹
色彩設計:山上愛子
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:髙桑 一
音響効果:和田俊也
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:吉川 慶
音楽制作:TOY'S FACTORY
音楽制作協力:ミラクル・バス
アニメーション制作:プラチナビジョン
製作:殺し愛製作委員会
オープニングテーマ:増田俊樹「Midnight Dancer」
エンディングテーマ:小林愛香「マコトピリオド」
CAST
シャトー・ダンクワース:大西沙織
ソン・リャンハ:下野紘
エウリペデス・リッツラン:堀内賢雄
ジム:天﨑滉平
ホー:前野智昭
ジノン:村瀬歩
ニッカ:森田成一
ミファ:日笠陽子
ドニー:大塚芳忠
原作コミック情報
『殺し愛』1~11巻好評発売中!
著:Fe(月刊コミックジーン/KADOKAWA 刊)