2022年2月前半の総括(コラムとラジオ)|青山吉能『みずいろPlace』#41
皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
やっぱりいつだって昔はよかったな〜と思ってしまい・・・ませんか?(突然の投げかけ)
このコラムは自分に妥協なくできるだけ嘘をつかずありたいのですが、自分を見失うことも多々あるので、いつもこのコラムに取り掛かる前は自分のことを思い出すために#25あたりから見返すなどをしています。
なぜ#25からかと言うと、よぴぴ分析課所属の方はお気づきかと思いますが、みずいろPlaceくんは書籍化発表以前〜以後で少しだけその佇まいが変わっていっているんです。
その佇まいの具体的な変化は、わたしが一番わかっていません。ロゴ・挨拶・自撮りスタイルのような表皮的なものではなく、なにか。
あ、あれ、あれなんか前までとテイストが違うな、とそれは執筆当時からわたし自身感じていたのです。
いざ書き始めて、何度も何度も読み返して、何日もかけた文章を何度全ボツしても、その変化の渦中というものはずっとその「違うな」がモヤモヤとして残ってしまっていました。
「よぴんころちゃん昔よりキレがなくなりましたか・・・?」と。
思い返せば#1から書き始めたみずプレ、ずっとクライマックスでした。
音楽ライブに例えると、
一曲目のイントロでドッカンドッカンバンド紹介してサビきたらもう銀テープ飛ばしちゃってyeh〜〜〜〜!!アゲ〜!!!!!じゃあ次の曲は火柱ボワワワラスト花火ドーン!アチい〜〜!ハイ次はフライングで会場を飛翔しま〜〜す!フォ〜〜〜!!
このように今まで書き進めてきたなあと感じています。
少し脱線しますが、5年くらい前までかな、音楽ライブにおける「バラード」の必要さがまじで分かりませんでした。いまと全く真逆の思考です。
流行りのアニソンでサイリウムがんがんにふって、飛んで跳ねてコールもたくさんあって、タオルも回しちゃってといった曲しかみんなは喜ばないんじゃないかと思っていた、そんな時期もありました。
ソロイベントの企画を練る時も、しっとりした曲なんて歌ったらあとからTwitterに「あいつのライブクソつまらんかったわ」なんて書かれるんじゃないかと怯えていました。
ところがどっこい、昨年12月のソロライブなんてアニソンカバーほぼ0全員着席横揺れ。わたしのなかで、「青山吉能」と「ファンの皆様」の間柄や距離感についての考え方が、この数年をかけて少しずつ変わってきたんだと実感しています。
こんな風にして、コラムだって変わっていくんだ。
ライブに例えてみましたけれど、人生のクライマックスなんて計算できないもんですから。セトリのように全体像が見えた上で書いていきたいのは山々ですが、いまに80年想定固定での26年目、コラムに関しては3年目なので先の選択肢予測ができず・・・。
しかし今!改めて#25から見返してみても、どの回のコラムもワァーオキレッキレで最高に「人間」で、よぴちゃん天才だ〜と思えるので、いまこうやって「昔の方がよかった!」とモヤモヤしているのはひょっとしたら成長の最中にいるんだ、と自分を鼓舞し、今日も更新されていきます。
バラードだって名曲揃い。今はひょっとしたら人生におけるバラードを歌う時期なのかもしれませんね。
母国語を保つほどの感慨深さ
そんな2月。
今年の2月は、いままで経験してこなかった特別がそこにあります。
「文化放送超!A&G+マンスリースペシャル 青山吉能のわくわくじゃんぼりー!」という番組が文化放送超!A&G+にて始まることになりました。
30分の一人音声番組・・・!
30分の一人音声番組!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも文化放送だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ア、アアアア、ア゛〜〜〜………。声にも文字にも現せないギリギリ母国語を保つほどの感慨深さ。本当に本当に本当に心から嬉しいです。
な〜んでよぴちゃんが2月を担当するの?あの爆売れ声優やらあの今キてる新人声優やらのスケジュールが取れなかったから??対してアタイのスケジュールがまる〜〜〜っと空いてたから?いやいや!青山吉能さんにこの2月をお任せしたかったから????
カーーッ!!!!!!
理由なんてなんだっていいね!あの文化放送A&G+で!4回も!「青山吉能の〜・・・」ってタイトルコールが流れるんですよ!エコーで!
ここで去年5月のコラム、#23(ラジオ)を振り返りましょう。
昔から「ラジオ」というものに果てしない憧れがありました。テレビのような非日常が広がっているわけでなく、我々の日常に非日常としての一面を持ちながら寄り添ってくれるラジオという媒体が大好きでした。 (中略) ラジオに対しての憧れからかいつしか、「青山吉能」というタイトルを読み上げたい(しかもエコーで)という想いがありました。
「あたん夢1ヶ月やけど叶うばい」な〜んて。
わたし。“2014とホルモン先輩。”+10kgが聴いたらまさかのエモで卒倒しそうです。
あ〜本当に嬉しいな。もう明日からスタートなので初回放送分は録り終えているのですが、案の定ひとり反省会をしながらとぼとぼ浜松町を彷徨いました。
実は初回収録の記憶があんまりなくて明日のオンエアがどうしようもなく不安です。爪痕を残したかったような、文化放送のあのブースであの椅子に座っていることにどうしようもなく浮かれていたような、それだけ。
ワクワクしたまま心の真髄を冷静にお届けするには、こうやって限られない時間で何度も書き直せるコラムがちょうどいいなと思いました。
しかしラジオというものは、自分の思いもよらなかった思考や出会いがあるから良い。楽しいのです。爆発力、それはラジオでしか出せない熱があります。
憧れでどうしようもなく浮かれちまってるのも、それもまたエンタメできっと嘘のないわたしですから。ああこのときのわたしはこうだったんだと愛していきたいです。
水曜日23時〜23時半。終わったらダメラジがあってヨルナイト。は〜そうなのか。現実だ。
なんだか恐ろしいウイルスとともにいるとなかなか夢や目標がこれまでと同じ気持ちでは描きづらいですが、このラジオに描く希望は、12歳あのときへこたれずに夢を追いかけていたときのものと全く同じものです。キラキラめらめらグラグラと滾り千切られてます。
コラムもラジオも、死んだ気持ちを生きてる風に言うのなんて簡単ですからね。
それではこの辺りで終わります。
おまえたち、くれぐれもお体ご自愛くださいね。
さようなら。
青山吉能
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編集担当:川野優希