音楽
花澤香菜インタビュー【オダイバ!!超次元音楽祭 開催記念】

お祭りへの参加に少しフワフワ状態!? 音楽活動10年で感じた成長──「オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2022-supported by Coke ON」2日目に出演する花澤香菜さんにインタビュー

ニューアルバム『blossom』は開花の意味を込めて

――アルバム『blossom』についても教えてください。どのようなコンセプトで作られた作品なのでしょうか。

花澤:『blossom』は開花という意味なんです。レーベル移籍して初となるアルバムで。「新しい私を見せたい」というより、今までの積み重ねを大切にして、その線上にあるものというか。今まで携わってきていただいた方にも曲を書いていただきました。

私自身も「ちょっとずつ成長してるな」と思うところがあって、地続きでそのまま開花すればいいなって思いを込めて、このタイトルにしました。私の音楽活動を追ってくれている方にとっては懐かしさもあるものになっていると思います。

その一方で、作家の皆さんが「“今の私”に歌わせるのならどんな曲だろう」って、渾身の1曲を持ってきてくだっているので、新しさもあると思います。

プロデュースは北川勝利さん(ROUND TABLE)がしてくれているんですけど、今のリスナーさんたちにも向けて、前奏を無くしたり、短くしたりと、コンパクトに聴けるようになっています。曲を並べて気づいたんですけど、前向きな曲ばっかりになっていて。

  

――北川さんらしいというか!

花澤:そうそう(笑)。そうなんです! 全体的に軽やかな仕上がりになっていると思います。ツルっと聴いても疲れないというか。でも1曲、1曲コーラスが入っていたり、作家陣のテクニックがいっぱいあったり、とても充実していると思います。全曲聴き終わったあとに、前を向けるような作品になれたらなと思っています。

――最近はK-POPの流行などもあって短い曲も増えていますよね。

花澤:それを意識して作っています。だからサクサク聴けるんじゃないかなと。

――今年は花澤さんの音楽活動の10周年イヤー。まさに2月にデビューを発表されていましたよね。しかも2月にはお誕生日もあり、春は花澤さんにとってまさに“開花”のシーズンというか。

花澤:そうなんです! 毎年春の時期に何かしらあったので、開花できたら良いなという希望も込められています。気づいたらあれから10周年。声優のお仕事をはじめたのは14歳で、そこからコツコツとアニメのお仕事をさせていただけるようになって、今は自信を持って「声優です」と言えるようになったんですけど、アーティストの面だと「まだまだペーペーです」という感じなんです(笑)。

でも当時から比べるとライブがすごく楽しめるようになりましたし、自分でも「こういうふうに表現していきたい」という気持ちが出てきて。少しずつでも10年やってきたら成長できるのかなって(笑)。

――花澤さんほどの方でもそのように考えられているんですね。でも続けるって何事も難しいことですし、大切なことですよね。

花澤:続けることって本当に難しいなと思っていて。10年続けられたことが本当にありがたいなと思っています。ずっと聴いてくださっている皆様に感謝です。

――さきほどおっしゃっていましたが、昔から聴かれている方が「懐かしい」と感じるような曲もあるんですか?

花澤:そうですね。主に北川さんの曲がそう感じるかなと。最初のアルバム(『claire』)からお世話になっている北川さん、さらに沖井礼二さん、矢野博康さんたちも参加してくれているので、サウンドの面では懐かしさがあるかと思います。全部ライブで盛り上がる曲になっているので、どれをチョイスするかが迷うところです。

――どの曲がくるか、ファンの方も楽しみにされているかと思います。

花澤:たぶんアゲアゲの曲になると思います!

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