配信・Vtuber
「おれあぽ」Kamito&橘ひなのインタビュー

「なんだかんだ言って、気の許せる配信者になりました」──ストリーマー・Kamitoさん&VTuber・橘ひなのさん「おれおとあぽろ」インタビュー!配信活動から「おれあぽ」コラボの話、“てぇてぇ”エピソードも!?

 

「怖い」と「ちょっとアホ」? お互いの印象の変化

──お二人といえば、「おれあぽ」コラボが外せないと思いますが、日々の反響だったり、いま注目されていることをどのように感じられていますか?

Kamito:もともと配信者として活動はしていたんですけど、見る側から見られる側になったっていうのは最近、去年とかからなので、あんまり実感がないんですよね、見られてるっていう。だから、何だろう……ごめんなさい(笑)。

橘:実感がね、あんまりないっていうね。

Kamito:そう、あんまり実感できないですね。あとは、いつも応援してくれているファンの方々に向けて言うのであれば、僕の歌がもう少しうまくなったら、今後ふたりでの歌ってみたとかも出すと思うので、楽しみにしていただければなと思います。

──ファンの方が“待望している曲”もありますもんね。

橘:そうですね……(笑)。引くに引けないですね、もう。

──(笑)。橘さんは日々の反響だったりはどう捉えられていますか?

橘:私は「ぶいすぽっ!」で配信者として活動をはじめて、まだ1年半くらいなんですけど、去年のちょうど今くらいに芸人旅団(※2)っていうグループで初めてKamitoさんと出会って。そこから、なんか気がついたらすごいことになってて(笑)。


※2 芸人旅団
Kamitoさんと橘ひなのさんが所属するグループ。ゲーム『Valheim』をプレイする際に結成された。


はじめは本当に、お互いめっちゃぎこちなかったんですけど、一緒にゲームをしていくうちに、すごく波長が合うな、と。ゲームのプレイスタイルとか、考え方がすごく似ていたので、気がついたら……というか、やりやすい! って思った時にはずっと一緒にゲームをやってたみたいな感じで。

 

▲ぎこちないころのお二人

 
Kamito:へ〜。

橘:え? へ〜じゃないでしょ! なんか意識してたわけじゃなくて、気がついたら自然に毎日遊ぶようになってたみたいな感じで。

それこそ始めは、ちょっとこう……なんていうか「狙ってみる?」みたいなノリだったんですけど、もう今は親友っていうか戦友っていうか……なんていうんですかね、うーん。言葉で表すのはすごく難しいんですけど、これからも一緒にゲームしたい人だなって思うし、行けるところまで行けたらいいかなとか思ってて。

反響だったりは、さっきKamitoさんも言ってたんですけど、気がついたらなので自覚がないんですよ。いま、すごくたくさんの人が見てくださってるんですけど、ほかの配信者の方や、こっちが一方的に知っていた方が……例えば声優の方が、ちょくちょく話に出してくださったり。

あと、アイドルの方もインスタグラムのストーリーとかで「おれあぽてえてえ」みたいなこと言ってるの見て。なんかすごいとこまで来ちゃったなって思って。自分たちが想像以上にいろんな人に知られてるんだなって思うと、嬉しいような緊張するような……不思議な感覚です。

Kamito:怖いっすよね。

橘:ちょっと怖い(笑)。

──この間のCRカップ(※3)でも、Kamitoさんとチームを組まれてた伊織もえ さんが「おれあぽ」の話題を。

Kamito:おれあぽの話題を出して頂いて。グラビアアイドルの方とかにも、知っていただけているような感じで。

橘:すごいですよね。


※3 CRカップ
プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」が主催するeスポーツ大会「Crazy Raccoon Cup」の略称。ここでのCRカップとは『Apex Legends』の大会だが、『Fortnite』や『VALORANT』の大会も開催されている。


──お二人の出会いというと、芸人旅団さんで『Valheim』を配信されていた時の印象が強いんですけれど、あの時からお互いの印象はどう変化しましたか?

Kamito:最初本当に怖かったんですよ。実際に話したのは『Valheim』のときだったんですけど、最初に(橘さんを)お見かけしたのがTwitterのタイムライン上で。

「ぶいすぽっ!」で新人さんがデビューしたよっていうお知らせのツイートで、橘ひなのさんっていう方がタイムラインに流れてきて。それからちょっとしてからですかね、橘ひなのさんがTwitter上で先輩に対してタメ口でリプライ返してる、という流れを見て、なんだこいつ怖えな、みたいな。

常識……先輩に対してその口の利き方大丈夫か?って思って。それで「こいつちょっと怖いな」ってイメージがあったんですけど、それからちょくちょく『Valheim』でいっしょに話すようになって。

今でもちょっと怖いなって思う部分もあるんですけど、そこから一緒に『Apex』とかやっていくうちに、とにかくよく笑う人だなって。あと、意外と優しい。優しくてよく笑う人だなっていう印象に変わりましたね。絡んでみてよくわかるみたいな感じですね。

ちょっと怖いイメージだったけど、絡んでみたら良いやつみたいな。田舎のヤンキーみたいな感じですね。

──(笑)。

Kamito:そんな感じですね(笑)。

橘:本当に最悪。ありえん。

──(笑)。橘さんからKamitoさんへの印象はどう変化されましたか?

橘:うーん。あんまり変わってないです、正直。それこそ『Valheim』のときは、私も(Kamitoさんのことを)知ってはいたんです。

ヘンディー(※配信者・トナカイトさんの愛称)と仲良くて、ちょくちょく絡んでるところも見かけてはいたので、こういう人もいるんだな、髪の毛似てるな……みたいな印象があって。話してみたら結構そのまんまだな、みたいな。

動画とかで切り抜き(※)とかで見るのとあんまり変わらないなって思ってて、そのときからちょっと……アホ……っていうか……。

Kamito:アホ?

橘:うーん、なんていうんですかね、人見知りなのかな? と思ってて。今もそれは変わってないですけど、初めての人とコラボする時とか全然喋らないし。でも当時から優しいところは変わってなくて。気が遣えない時もありますけど、もちろん(笑)。

周りをよく見てるなとか、人の話聞くのが上手だなとか。同じような返答になっちゃいますけど、優しいなっていうイメージでしたね、始めは。今ももちろんそれは変わらないんですけど。

今はなんだろうな、アホですかね。相談した時とかも、なんか言ってもよくわかってないとか、いちいち言ってあげないと全然わかんないとか。このインタビューの前にも、カメラの切り方が分からん、どうやって切るん? みたいなの教えるとか。結構あるんですよ。

──お披露目のときに配信の仕方が分からないと……。

Kamito:あはは(笑)。

橘:そうなんです! そう! それも直前に言われて、こっちもえ!? ってなるじゃないですか。それで直前にディスコードで通話して教えて、こうするんだよ、ああするんだよって教えて。割とおっちょこちょいなのか、ドジなのか、アホなのか……今はそんな感じです。

Kamito:めっちゃしゃべるやん(笑)。

 

▲配信の仕方が分からなかった時のことを話すKamitoさん

 

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