『白井悠介ワンマンショー2022 SHIRAI KINGDOM』終演直後の白井さん&ハライチ岩井勇気さんにインタビュー┃“白井さんがゲストを振り回したほうがおもしろい”の一言が白井キングダム建国の始まり
声優の白井悠介さんが初のワンマンイベント『白井悠介ワンマンショー2022 SHIRAI KINGDOM』を2022年2月6日、ところざわサクラタウン/ジャパンパビリオンホールAにて開催!
白井さんが国王の「SHIRAI KINGDOM」をコンセプトに、歌やバラエティ、朗読、トークなどで大活躍! 企画原案は親交が深い人気お笑いコンビのハライチ・岩井勇気さんが担当するという注目イベント。ゲストは昼の部は声優の山谷祥生さんを迎え、夜の部ではゲスト予定だった速水 奨さんに代わり、アフタートークのみ登壇する予定だった岩井さんが急きょ、本編にも出演することになった。
昼の部では声優同士であり友人でもあるお二人の息の合ったコンビネーション、夜の部では芸人である岩井さんとの1 on 1という2ステージを繰り広げ、それぞれテイストが違う内容になりました。
公演終了後から2月13日(日)23:59までアーカイブ配信中ですが、公演直後の白井さんと岩井さんに公演を振り返っていただきつつ、仲良くなったきっかけやアーカイブ配信の楽しみ方などたっぷり語っていただきました。『SHIRAI KINDOM』おまけ編をお楽しみください!
ファンの皆さんの暖かさと岩井さんのピンチヒッター出演に感謝
――公演を終えたばかりですが、感想をお聞かせください。
ハライチ 岩井勇気さん(以下、岩井):僕は最初、各公演のアフタートークのみ出演する予定でしたが、急きょ、夜の部の本編にも出演することになって。少し不安も感じましたが、お客さんが温かく迎えてくださって、白井君はいいファンの方に応援してもらえているなと思ったし、皆さんに感謝しています。
白井悠介さん(以下、白井):ファンの皆さん、すごく優しいんですよね。僕がおもしろくないことを言っても笑ってくれて。
岩井:それはおもしろいから笑ってくれているんだよ。
白井:今回はお笑いが本業の芸人さんである岩井さんと急きょ、2人きりでやらせていただいて、「やっぱりすごいなあ」と感心したし、僕は出演者でありながらも楽しませていただきました。
――昼の部では仲の良い声優の山谷祥生さん、夜はお笑い芸人の岩井さんと、1日2公演でそれぞれパートナーが違う相手とイベントをするというのは珍しいですよね?
白井:そうですね。夜の部は声優の大先輩の速水 奨さんをお招きする予定でしたが、急きょ出演が難しくなり、岩井さんがピンチヒッターとして出ていただけることになって、夜の部も行うことができました。
“白井さんがゲストを振り回したほうがおもしろい”の一言が白井キングダム建国の始まり
――そもそもお二人が知り合われたきっかけと、このイベントが行われることになった経緯をお聞かせください。
白井:知り合ったきっかけはAbemaTVの『アニおめ! 2017』という特番に出演させていただいた時です。
岩井:僕がMCをさせていただきましたが、その番組の時に白井君はまだ猫をかぶって、カマトトぶっていて。
白井:僕、カッコつけてましたか?
岩井:その後、『声優コエ実験室~コエラボ~』という番組を、とっしー(豊永利行さん)と3人でやらせてもらって。白井君は番組の中でボケたりするけど、僕が引いてしまうくらいの大振りで斜め上をいっていて。普段ならある程度、ボケを予想してツッコミを入れるんですけど、白井君は見たこともないようなボケをするので、おもしろいなと。それからご一緒する機会が増えました。
白井:僕の1stフォトエッセイ『なんとかなるさ』でも対談をさせていただいて、交流を重ねていくうちに、一緒にイベントができたらおもしろいかもと思ったのが今回のイベントのきっかけです。
――岩井さんがこのイベントの原案を担当されたそうですが、コンセプトや内容はどのように構築されたのでしょうか?
白井:イベントをやりませんかというお話をいただいて、ディスカッションの中で出てきたアイデアの1つが『白井悠介ワンマンショー』でした。それから岩井さんに打ち合わせに参加していただいて、より内容やコンセプトが固まっていきました。
岩井:「SHIRAI KINGDOM」というコンセプトは、「白井君が主導権を握って、他の声優さんが翻弄される感じがいいんじゃないですか?」というアイデアから決まったと思います。
――昼の部に山谷さんがゲスト出演され、夜の部には速水さんがゲスト出演する予定でしたが、お招きしようと思った理由を教えてください。
白井:山谷君とは仲良しですし、いろいろな現場でご一緒したり、イベントやライブでも共演することが多かったので、いてくれると頼りになる存在です。例えば複数の声優が出演するイベントや作品に、彼の名前があると安心できます。彼はおもしろいし、適応力もあるし、周りもよく見えていて。バランサー的な役割もしてもらえるので、ぜひ来てほしいなと思ったんです。
速水さんは『ヒプノシスマイク』で共演させていただいて、お話させていただく中でアクティブな姿を見て、「僕もこういう人になりたいな」と思う目標や憧れの存在でした。そして、「速水さんと2人でイベントをやったらどうなるのかな?」と考えたら予想もつかなくて、やってみたいなと思いました。