![アニメ『殺し愛』リレーインタビュー│第6回:堀内賢雄&天﨑滉平](https://img2.animatetimes.com/2022/02/620b267e95b17_071b2df280a37cf247ba6a09fc64b226.jpg)
衝撃の展開に「主要キャストだからといって安心できない」│TVアニメ『殺し愛』リレーインタビュー│第6回:エウリペデス・リッツラン役・堀内賢雄さん&ジム役・天﨑滉平さん
今後、暗躍してくる魅力的な“ワル”たちにも注目してほしい
――お二人はシャトーとリャンハの関係をどうご覧になっていますか?
堀内:リャンハからの好意は強く感じられますが、シャトーからの好意はまだ感じられないので、ここから二人の距離がどう近づいていくのかが楽しみです。今後もいろいろな事件が起こるでしょうし、そこで絡み合えば絡み合うほど関係性は深まっていくと思います。
天﨑:好意はまだなさそうですが、第1話で本当に殺し合っていた頃に比べると、シャトーはだいぶリャンハに慣れてきましたよね。リャンハが積極的に近づいてくることによってシャトーも関わらざるを得なくなり、多少の人となりがわかったのか、最初の頃のような警戒心は薄れたように感じたんです。それこそ本気で警戒している相手だったら、目の前でぐっすり寝るなんてできませんよね?
――そうですね。気づけば寝てしまいましたからね。
天﨑:リャンハ自身も「ずいぶん信用されたもんだ」と言っていて。シャトーの深層心理の中では「私のことを殺しはしないだろう」という感覚もあるような気がしました。
――信頼とは言えないまでも、最初の頃の敵意は薄れているかもしれない、と。
天﨑:そうですね。お互い合理的な考えも持っているので、この状況で危害を加えることはないだろうとやや好意的に判断しているのかもしれません。シャトー自身も、ただいらないものを排除するような性格ではないですし、ほんの少し心を許し始めているというか、ちゃんと人として接してはいるのかなと思います。
――ただ、社長からすると二人の距離が近づいていくのは気が気じゃないですよね。
堀内:最初の頃は「シャトーちゃん!」と言って、焦ってばかりでした。少し心配性なところはありますが、何よりシャトーの身に何かがあってはいけないという気遣いが一番大きいんだと思います。第4話でアンナさん(シャトーの母親)のところへ行ったのも、きっとシャトーの出自に思うところがあり、力になれるところは力になりたいという思いがあったからなんでしょうね。
天﨑:何かがないと、そこまで心配しませんよね。だからこそ、リャンハの真意を知らなければいけないと思って、リャンハに接触したのかなと思います。
堀内:でも、近づいてはいけないと思えば思うほど、盛り上がるものってありますから。しかも、死と隣り合わせ。これを乗り越えたときに、もしかしたらシャトーとリャンハの間に深い愛が生まれるのかもしれない。
天﨑:恐ろしくもあり、楽しみでもありですね。二人の距離が縮まるのも見たいですし、でも一方でヒリヒリするような怖さもあって。社長が心配する気持ちもわかります。
――お二人は第7話以降、どんなことを期待していますか?
堀内:シャトーとリャンハの関係性がどんなふうに深まっていくかも楽しみですが、(大塚)芳忠さん演じる超魅力的なドニーがどう動いてくるのかも楽しみにしています。この作品は恋愛が面白いだけじゃなくて、“ワル”たちも本当に魅力的なんです。今後も個性豊かな悪人が登場するので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。
天﨑:賢雄さんがおっしゃったように登場人物がどんどん増えていきます。演じる声優さんも本当に豪華なので、どんな掛け合いができるのかが楽しみです。ドニー率いる組織のキャラクターも登場していきますので、毎週の放送を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
堀内:あとは、魅力的なキャラクターが多いからといって社長とジムの話が減らないと嬉しいですね!
天﨑:ぜひ、よろしくお願いします!
――さて、皆さんへの共通質問なのですが、『殺し愛』の「愛」にかけまして、「最近、愛してやまないもの」を教えていただけますか?
堀内:ゴルフですね。去年は、芳忠さんとも一緒に行きました。そうしたら、芳忠さんが間違って僕のゴルフバッグにドライバーを入れて帰ってしまったんです。数ヶ月後に気づいたんですが、電話をしたら、「やっと気づいたか」と言われて。気づいていたなら電話くださいよと思いました(笑)。最近はなかなか時間がないんですが、スタジオで練習しています。
天﨑:休憩時間にされていますよね。
堀内:今回のアフレコでも音響監督から「カメラがあるんだから、スイングばかりしないでくださいよ(笑)」と言われました。バレていましたね。
――天﨑さんはいかがですか?
天﨑:ソロキャン(ソロキャンプ)です。コロナ禍でおうち時間を過ごす中、一人でグランピング(魅力的なキャンプ)するのが話題になっていて、僕も男心をくすぐられてしまいました。(この取材時点で)まだ一度もやったことがないので、ぜひやってみたいなと思っています。
――ありがとうございます。では最後に、次回のゲスト・ジノン役の村瀬歩さんへのご質問をお願いできますか?
天﨑:では、僕が代表で質問させていただきます。どういった方法で高くて透明感のある声を維持されているのか伺いたいです。僕は、デビューしたての頃はもっと高い声も出せていたのですが、発声の仕方が変わってきたのかだんだん線の細い声と少し変わってきていて。多くの役を演じられているのに全く変わらない村瀬さんに、高い声を維持する方法を教えていただきたいです。もし、変わっていたら「変わったよ」と言っていただくだけでも大丈夫です!
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放送・配信情報
2022年1月12日(水)より TOKYO MX、サンテレビ、KBS 京都ほかにて放送開始
dアニメストアにて地上波先行・単独最速配信決定
<放送情報>
TOKYO MX:1月12日より 毎週水曜 24:00~
サンテレビ:1月13日より 毎週木曜 24:00~
KBS 京都:1月13日より 毎週木曜 25:00~
BS 日テレ:1月12日より 毎週水曜 24:00~
AT-X:1月13日より 毎週木曜 22:30~ ※リピート放送:(月)10:30/(水)16:30
<配信情報>
dアニメストア:1月12日より毎週水曜 23:30~
その他サイトも順次配信予定
※放送・配信日時は番組編成の都合等により変更となる場合がございます。
INTRODUCTION
とある「仕事場」で対峙する2人の殺し屋。クールな賞金稼ぎの女・シャトーと謎多き最強の男・リャンハ。
シャトーはこの交戦をきっかけにリャンハと敵対――するはずが、なぜか彼に気に入られ、つきまとわれることに。
彼女はなし崩し的にリャンハと協力関係を結んでしまうが、彼を狙う組織との抗争に巻き込まれていく。さらにその戦いは、彼女の過去とも関係しているのだった。
リャンハはなぜシャトーに接近するのか。シャトーに秘められた過去とは。相性最悪の2人が織りなす、「殺し屋×殺し屋」の歪なサスペンス。奇妙な運命の歯車がいま動き出す。
STAFF
原作:Fe(月刊コミックジーン/KADOKAWA 刊)
監督:大庭秀昭
シリーズ構成・脚本:久尾 歩
キャラクターデザイン:佐藤陽子
サブキャラクターデザイン:小林利充
総作画監督:佐藤陽子・小林利充
アクション作画監督:才木康寛
3D・プロップデザイン:杉村友和
美術監督:黛 昌樹
色彩設計:山上愛子
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:髙桑 一
音響効果:和田俊也
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:吉川 慶
音楽制作:TOY'S FACTORY
音楽制作協力:ミラクル・バス
アニメーション制作:プラチナビジョン
製作:殺し愛製作委員会
オープニングテーマ:増田俊樹「Midnight Dancer」
エンディングテーマ:小林愛香「マコトピリオド」
CAST
シャトー・ダンクワース:大西沙織
ソン・リャンハ:下野紘
エウリペデス・リッツラン:堀内賢雄
ジム:天﨑滉平
ホー:前野智昭
ジノン:村瀬歩
ニッカ:森田成一
ミファ:日笠陽子
ドニー:大塚芳忠
原作コミック情報
『殺し愛』1~11巻好評発売中!
著:Fe(月刊コミックジーン/KADOKAWA 刊)