初披露の曲が満載！『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』『ワッチャプリマジ！』さまざまな奇跡・軌跡を感じるWinter Live昼公演詳細レポート

『プリ☆チャン』3人からバトン

ここでRun Girls, Run！の3人がグッズ紹介。2021年の出来事も振り返りました。「みんなに支えてきてもらった分、もっと私たちが夢を応援できるようにならないとね」（森嶋優花さん）、「みんな一緒に夢に向かってゴーゴーだよぉ！」（厚木那奈美さん）、「うん！　どんなこともやってみなくちゃわからないから、わからなかったらやってみようって、背中を押せるようにこれからもがんばろうね！」（林鼓子さん）というやりとりを経て、3人で頷きながら「ライブ後半戦も最後まで一緒に盛り上がっていきましょう！」とメッセージを送りました。

その3人のメッセージはどうやら、新しく仲間に加わった『ワッチャプリマジ！』のヒロイン・陽比野まつり（廣瀬千夏さん）にも届いていたようで……モニターにまつりの姿が映し出されます。

「すごいなぁ。歌、ダンス、ファッションでこんなにたくさんの人を魅了できるなんて。アイドルの皆さんもお客さんもまるで魔法みたいにキラキラしてる！　私はあんなふうになれるのかな？　緊張して心がワチャワチャしてきた！　でもあの子も言ってた！　やってみなくちゃわからない、わからなかったらやってみよう、って！　……とっても素敵だったな。私も同じように輝きたい。カッコいい自分でいたい。やってみよう。私だって、本気のマジ、だから」

ここから『プリマジ』勢の初披露ラッシュへ。まつりがヘッドセットマイクでダンスをしながらソロ曲「マジ・ワッチャパレード」をフレッシュに届けると、甘瓜みるき（相良茉優さん）がヘッドセットマイク＆巨大手袋姿で「イワナイ」を可憐にパフォーム。さらに「さあ、拳を挙げて！　まだまだ足りないでござる！」と、オープニングにも登場した鈴木杏奈さん演じる心愛れもんが「こんな世界に告ぐ」をゴシカルにロックにと力強く熱唱。三者三様のプリマジスタが魔法のようにキラキラしたステージを見せました。

『アイドルタイムプリパラ』から『アイドルランドプリパラ』まで！

ファララ(佐藤あずささん)＆ガァララ（黒沢ともよさん）がステージ上段に2人並んで登場。「サンシャイン・ベル」と「すた〜らいとカーニバル☆」を組み合わせた「ンリン♪がぁらふぁらんど」で、フリフリのスカートを揺らしながら、右手・左手に分かれて階段を降り、Dメロで手を降りながら合流。最後は「約束だよ」で締めました。

DARK NIGHTMARE（河合健太郎さん、鵜澤正太郎さん）はダンサー4人を従えて「Darkness Soul」をエモーショナルに歌唱し心を揺らします。スクリーモパートとクリーンパートが重なり合うサビが美しい。時に背中を重ね、最後は向かいあいながらパフォーマンスでも魅了しました。

「カッコいい〜！圧倒されちゃった」とヤミプリのふたりに拍手を送ったのは、『アイドルランドプリパラ』の香田澄あまり（飯田里穂さん）。イベントには初登場です。会場にあまりの声が響きます。

「もうすぐ私の番だ！　大丈夫かなぁ。少し前は片隅で余り物になってても私なんかがアイドルになんてなれるわけないって思ってたし、そもそもアイドルになりたいって夢さえ忘れてた。でも本当は心の奥底で求めてたんだ。ずっと見てた。応援してた。何歳になっても、記憶がなくなっても、身体が、心が、忘れられなかった場所！　私が憧れ続けた、誰もがキラキラ輝ける場所！　このステージでみんなに届けたい。私の魂の叫び！」

そのセリフから第1話で歌唱した「カオティックハリケーン」を初披露。ライブコーデのうさみみ衣装の可愛らしさとは相反して、会場にハリケーンを起こすかの如くカッコよく歌います。Dメロでスポット浴びる演出もグッとくるものがありました。

一転、色気溢れるステージへ。「好きにして……」と甘い吐息で誘ったのはWITH（山下誠一郎さん・小林竜之さん・土田玲央さん）。EDMナンバー「好きにしてI-I-Z-E」で男プリの貫禄を見せつけました。

“いいぜ”からの“イイネ！”──NonSugar（田中美海さん・大森日雅さん・山下七海さん）が今年3月の単独ライブで披露した「カワイイ・ノンシュジェニック!!!」で思いっきり映えるステージを。さらに、DressingPafé（山北早紀さん・澁谷梓希さん・若井友希さん）が「ラストスパート！」と叫びながら登場。客席がカラフルに染まります。3人それぞれ違う位置で「Get Over Dress-code」を披露し、最後のサビは全員でキュッと集まって歌唱しました。

ここでもうひとつ、2つの曲が重なる曲を。日蝕ユニット＝ソルル(斎賀みつきさん)・ルルナ(山村響さん)が「Awakening Light」を歌唱。下手上段にいたソルルと、右手ステージ下段にいたルルナがすれ違ったり、Dメロでは別方向を見ながら歌ったり。「だから言ったのに」の一言で観客を射抜きます。ルルナ圧巻の歌唱力と表現力でその世界へと引き込みました。

そこからの＜レッツショータイム！＞。「Awakening Light」から、ミラクル☆キラッツ（林鼓子さん・久保田未夢さん・厚木那奈美さん）による「ロケットハート」という流れは、本編クライマックスを見守ったファンにとってグッとくるものがあったはず。宇宙まで届くようなキラキラの歌声で、観客たちを明るく照らしました。