『呪術廻戦』夏油傑(げとうすぐる)のキャラクター情報を一挙にご紹介!【連載最新話までのネタバレあり】|呪詛師となった理由とは?
『呪術廻戦』の「最悪の呪詛師」と呼ばれ呪術高専を追放された夏油傑。五条悟の元同級生でありながら、戦い続けている両者の過去が少しだけ『劇場版 呪術廻戦 0』にて明かされました。
また、『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」では、夏油の高専時代と呪詛師となったエピソードが描かれました。
そして、8月31日(木)より放送されたの『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」では、夏油が偽物であることが判明! 親友だった五条が見破りましたが、夏油の肉体を乗っ取っていたのは誰? その一体真の目的とは……?
本記事ではそんな謎多き夏油傑の情報をご紹介します。術式や活躍シーン、五条先生との関係や、また、コミックス未収録分の連載最新話までの彼の状況もまとめますので、ネタバレに注意してお楽しみください。
夏油傑の基本情報
誕生日:2月3日
身長:185cmくらい
等級:特級
好きな食べ物:蕎麦(ざる)
嫌いな食べ物:なし
趣味・特技:格闘技
ストレス:呪霊を取り込むこと
呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)の術式解説
降伏した呪霊を取り込み自在に操る術式です。取り込める呪霊数に制限がないため手数の多さが強みであり、呪霊自身の呪力で戦うことができます。ちなみに夏油は4000体以上の呪霊を保有していました。
呪霊の味
夏油のストレスは、呪霊を取り込むこと。黒い玉を丸呑みしていますが、その味は「吐瀉物を処理した雑巾を丸呑みしている様な」と夏油は表現しています。
呪詛師になった理由
もともとは“弱者生存”が社会のあるべき姿だと考えており、「弱きを助け 強気を挫く」、「呪術は非術師を守るためにある」と発言していました。
しかし、星漿体(せいしょうたい)の護衛失敗の一件から、非術師を見下す考えが膨らみ始めます。
そんな時、特級術師の九十九由基と話す機会が訪れました。そこで、「術師から呪いは生まれない」という事実を知ります。
非術師から生み出される呪いを、非術師のために、術師が命をかけて祓う。慕ってくれていた後輩が亡くなり、術師というマラソンゲームに嫌気がさします。
そして、夏油は、非術師を皆殺しにして全人類を術師に変え、術師を守ることを選択しました。以来、表向きは宗教団体として活動しながら、呪詛師として呪いとお金を集め、非術師を殺す計画を立てています。
アニメ活躍シーン
『劇場版 呪術廻戦 0』
乙骨が主人公の一方で、もう1つ本編に向けて重要な物語である五条と夏油の関係性。映画のラストにて家入含めた3人でいる高専時代シーンが印象的だったと思います。そこに繋がる本作では夏油は黒幕・呪詛師として大活躍しています。
特に百鬼夜行の裏で行われた乙骨と夏油の一騎討ち! 『呪術廻戦』の魅力の1つでもある呪術バトルは瞬きするのも惜しいくらい見応えある映像です。スピード感と特級同士の圧倒的強さを誇るバトルシーン。夏油の素早さ、戦い慣れているかわし方にご注目ください!
第2期「懐玉・玉折」高専時代
第2期「懐玉・玉折」では、夏油たちの高専時代(2006年春)の様子が描かれています。
五条と夏油は、“星漿体(呪術界の要である天元と適合できる特別な人間)”の少女・ 天内理子の「護衛」と「抹消」という任務が与えられます。呪詛師集団「Q」と宗教団体「盤星教」から理子を守りますが、伏黒甚爾によって理子は暗殺され、任務失敗に終わります。
この出来事と後輩の死がきっかけとなり、呪霊の原因である非呪師を皆殺しにするため、夏油は呪詛師になることを決意しました。強い信念は自身の親も殺す行動を起こします。以降、夏油は迫害されていた呪師を助け、非呪師を殺しながら村を回っています。
第2期「渋谷事変」夏油は偽物だった!
2018年10月31日、一般人のみが閉じ込められる帳が降ろされ、「渋谷事変」が発生。夏油が率いる特級呪霊たちが、次々と呪術師と非術師を襲います。
東京メトロ渋谷駅 B5 副都心線ホームで、五条は漏瑚、花御、脹相と激戦を繰り広げ、改造人間を299秒でおよそ1000体を鏖殺。
その後、獄門疆に五条を閉じ込めるため、夏油が五条に声をかけると……。戸惑いを隠せない五条。死んだはずの親友がいることに違和感を覚えて誰なのか問うと、「キッショ なんで分かるんだよ」と夏油は頭部を開けて脳みそを公開しました。
死体処理されなかった夏油を乗っ取り、脳みそを入れ替えて、夏油に成り替わり生きていた別人でした。そして獄門疆に五条を封印。果たして、偽の夏油の目的とは……?