『呪術廻戦』夏油傑(げとうすぐる)のキャラクター情報を一挙にご紹介!【連載最新話までのネタバレあり】|呪詛師となった理由とは?
『呪術廻戦 死滅回遊編』(第3期)での羂索をネタバレ解説!(コミックス25巻まで)
加茂憲倫の名を名乗り、現在は夏油の肉体を操っているのは羂索(けんじゃく)という呪詛師でした。乗取った人間の見た目や、術式などの能力を引き継ぎながら、1000年以上も生きてきた羂索。
五条悟を封印した彼の目的は、「死滅回遊(しめつかいゆう)」というゲームのような儀式を日本全国で開始させ、その結果、天元と人類を同化させ人類を進化させるというもの。
「死滅回遊」では、虎杖ら高専の人間や、羂索が用意した術師・呪霊たち「泳者(プレイヤー)」が、日本各地に存在する結界(コロニー)内で殺し合いをさせられ、そこで発生する呪力や結界の効力などを使い、天元との同化へ慣れさせようとします。
羂索は、死滅回遊を運営しながら天元の奪還や、国外との連携を着々と進めて行きます。一方で、虎杖らは死滅回遊から脱すること、そして五条の封印を解くために奔走し、こちらも準備を整えますが、伏黒が宿儺に体を乗っ取られてしまいます。
虎杖らはなんとか五条を復活させるも、羂索は宿儺とも交渉を進め、構図は羂索・宿儺らと虎杖・五条ら高専・死滅回遊にて仲間になったの人間を含む面々の対立へ。
宿儺が五条らと戦闘している間に、死滅回遊をさらなる段階へ進める羂索。果たして彼の結末は?
羂索は退屈だった【連載最新話までのネタバレあり】
天元との同化を進める羂索の前に現れたのは、死滅回遊・泳者でありお笑い芸人の髙羽史彦。適当にあしらおうとする羂索ですが、髙羽への攻撃は"ダメージが無かった"ことにされてしまい、興味心をそそられ戦闘を続けます。
羂索は、彼の術式が「ウケると思ったイメージの具現化」(本人は無自覚)だと気づき、漫才のようなやり取りをしながらも、髙羽の心へとダメージを与えるべく「面白くない」と現実を突きつけました。(長生きで面白いもの好きな羂索はお笑い知識・能力共に高い)
一時は、精神的なダメージを受け自信を失いかける髙羽でしたが、自分そして羂索と向き合う中で芸人・術師として成長。羂索がイメージしたものまで実現することができ、自身は脳や身体へダメージや呪力の減少を一切受けないため羂索のみどんどん消耗していきます。
これまでに味わったことのない高揚感を抱きながらも、「敗北」を意識した羂索は、漫才の日本一を決める大会の舞台をイメージし、髙羽と共に出場、最高の漫才を披露することによって彼のお笑い人生にピリオドを打ち、術式を終了させる作戦へ。
最高の相方である羂索を手に入れた、髙羽は爆笑につぐ爆笑を掻っ攫い「終わりたくねえよ……」と涙ながらに呟きます。最高の舞台を作り上げたのち羂索が、「もういいよ」と最後のツッコミを入れると術式は終了。髙羽は白装束のようなものを身に纏い死んだように眠ってしまいます。
「超面白かったよ」と呟き、余韻に浸る羂索でしたが、突如現れた乙骨の一撃によって致命的なダメージを受けてしまいます。乙骨のような実力者が潜んでいれば、必ず察知することができますが、髙羽の「誰にも邪魔されたくない」というイメージが妨害し、羂索にとどめを刺すことができたのです。
自分の目的を果たすことができなかった羂索ですが、髙羽との楽しい戦いで少しは満足した模様。「意思は引き続がれる」との遺言と、天元と人類の同化の決定権を宿儺(伏黒)に残し、長い人生を終えたのでした。
アニメで演じているのは櫻井孝宏さん
声優の櫻井孝宏(さくらいたかひろ)さんは1974年6月13日生まれ、愛知県出身。
『呪術廻戦』の夏油傑役のほか、『鬼滅の刃』の冨岡義勇役、『おそ松さん』の松野おそ松役、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の岸辺露伴役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
これまでの物語を振り返るには??
アニメイトタイムズでは、『呪術廻戦』のストーリーを追うために、様々な記事を作成していますので合わせてお楽しみください。