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- 石橋悠
- 1989年福岡県生まれ。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者。
ーーシーズン2に関する話もできる範囲でお聞きしたいなと思っています。
日野:シーズン2は、「人間同士の戦い」を表現していきます。なのでシーズン1とはまた違う楽しみ方になっているかなと思います。
ロボット戦はこれまでと変わらず熱いですけどね。「要塞バトル」とか「連携必殺技」だったり。
ロボットの戦いは相変わらず熱く作られるんですけど、お話的には学園ドラマだったものがもうちょっと、暗いトーンの話になっていきます。
記憶操作を使った展開などもあります。それに対して葛藤するドラマみたいなのもあって、そこも面白いかなと。
あと次々に新しいロボットが出てきます。
ーーすでに登場している「ムサシオー」などですね。
日野:ムサシオーはシーズン2で活躍します。ロボット作品の歴史でいろんなかっこいいとこがあると思いますが、そういったものがシーズン2で登場していくことになります。
要塞や戦艦との戦い、新たなドッキング、次なるステップに進んだような感じがあるかなと。
ーーその言葉にヒントがたくさん隠されているような気がします。勝手な予想ですが、ゲッターがゲッタードラゴンになるみたいな……?
日野:まあそういうことですね(笑)。そういう方向かもしれません。
シーズン2では、○○したり、次の目標であるシェルターで○○したり、他にも○○したり……(※重度のネタバレが含まれているため伏せ字にしています)。
ーーそれは期待が高まりますね!
日野:それもロボットの熱いシーンの一例にしかすぎません! シーズン2は熱いシーンがめちゃくちゃあるんですよ。ロボットものや他の作品のファンだからこそ気づくシーンもあったり。
ーー『メガトン級ムサシ』のシーズン2を更に楽しみたいなら歴代名作ロボットアニメ見たほうが良い、みたいな?
日野:そういうアピールが良いのかはわかりませんけど(笑)。でも、ロボットものの熱い部分は『メガトン級ムサシ』に集約するようにしてます。
言っておきますけど、パクリじゃないですからね。
ーー(笑)。
日野:それと同様の熱いシチュエーションを入れているという感じです。なのでぜひ見てほしいです。
基本的には過去の作品を超えるつもりで作っているので。同じものを作っても意味ないですからね! そこらへんを楽しみにしてもらうと良いかな。
お客さんから見ても、シーズン1より2を見たほうが『メガトン級ムサシ』はこんなに過激な作品なんだっていうのがより伝わると思います。より個性のボリュームが増しているので。
だから、シーズン2を観た後に、1を振り返ると「おとなしいね」ってなるかもしれません。激しくいろんなことが起きていきます。
ーーまだまだ序章にしかすぎなかったと……。
日野:結果的にそうなりましたね。シーズン1を作っている時は「これは最高レベルだ」と思って作っていましたけどね(笑)。
「ムラマサ」以上の技なんて使えねーよ! って思って作ってますからね。
ーー(爆笑)。
日野:でも、シーズン2が徐々に出来上がっていく中で「シーズン1、地味だな……」っていう風になっちゃった(笑)。
いや~本当に、時は流れるんだなと(笑)。作品の中での技術進歩のひとつだと思っています。
ーーでは、最後にシーズン2を楽しみにしているファンの方々にお伝えしたいことがありましたらぜひ。
日野:シーズン1を観た人は楽しみにしてくれていると思うんですけど、やっぱりロボットものってここが素敵だよね、熱いよねっていう部分にスタッフ全員が心血を注いでいる作品なんです。
それぞれのパートでみんなが工夫をしていて、僕もワガママを全開で、振りかざしてロボットものを真剣に作ろうとしています。
なので今までの作品よりももっと熱いものが出来つつあるかなと思ってます。シーズン2は1以上に熱いので観てほしいです。
またシーズン1に関しても現在、いわゆるディレクターズカット版にあたる「シーズン1特別篇」というものを製作しています。放送中は時間の関係もあり難しかったのですが、全編を改めて見直してみて、作画クオリティのバラつきやどうしても気になっていたカットのリテイクや追加シーンなど、細部まで妥協せず徹底的に手を入れたものになってます。正式な発表はもう少し後ですが、シーズン2と同じく「シーズン1特別篇」もご期待ください。
ーーありがとうございました!
[インタビュー/石橋悠 写真/塚越淳一]
1989年(平成元年)生まれ、福岡県出身。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者兼ナイスガイ。アニメイトタイムズで連載中の『BL塾』の書籍版をライターの阿部裕華さんと執筆など、ジャンルを問わずに活躍中。座右の銘は「明日死ぬか、100年後に死ぬか」。好きな言葉は「俺の意見より嫁の機嫌」。
ごくふつうの町で、 穏やかに満たされた生活をおくる人々がいた。しかし彼らは、それが、偽りの平和であることを知らなかった。
知られざる真実…
地球はすでに、滅んでいるということを…。
宇宙からの謎の異星人勢力の攻撃を受け、人類は 99.9%が死滅。その敵は『ドラクター』と名付けられた。やがて地球には大きな穴があけられ、異星人の居住に適した環境にテラフォーミングされた。
人類は彼らの目を逃れ、シェルターに身を潜めるしかなかった。いつ訪れるかわからない、復活の日を待ちながら…。
シェルターイクシアの住人たちは、滅びの日の記憶を消され、何も知らず普通の生活を送っていた。
しかし、その中の一部の『選ばれし者』たちは、パイロットとなり、『ローグ』と呼ばれる巨大ロボットを駆り、異星人と戦っていた。そして、今日もまた、新たなパイロットが選出される…。
一大寺大和:増田俊樹
浅海 輝:斉藤壮馬
土方龍吾:武内駿輔
アーシェム・ライア/神崎明日菜:黒沢ともよ
雨宮零士:内山昂輝
霧島ジュン:諸星すみれ
早乙女萌々香:潘 めぐみ
金田一 巧:梶 裕貴
芥川康太:村瀬歩
西野清夏:竹達彩奈
南 沙也加:伊瀬茉莉也
グリファース・クレド:櫻井孝宏
天堂初音:伊沢磨紀
北根陽葵:花守ゆみり
星野あおい:悠木 碧
デューク藤咲:津田健次郎
伊伏銀太:山路和弘
マーガレット・ブレクネン:井上麻里奈
クロウゼード・ライア:沢城みゆき
サーザント・エボル:小西克幸
デミル・ガウラ:チョー 他
原作:レベルファイブ
総監督/企画・原案:日野晃博
監督:髙橋滋春
シリーズ構成/脚本:日野晃博
キャラクターデザイン原案:長野拓造
アートコンセプト:栗秋寿彦
キャラクターデザイン:池田裕治
音楽:西郷憲一郎 砂川翔也
音響監督:田中 亮
アニメーション制作:オー・エル・エム
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◆アニメ公式サイト
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©LEVEL-5/ムサシプロジェクト
▼PlayStation®4版
▼Nintendo Switch版
タイトル:メガトン級ムサシ
ジャンル:RPG(クロスメディアプロジェクト)
対応機種:Nintendo Switch/PlayStation®4
発売日:2021年11月11日(木)予定
CERO :B(12才以上対象)
価格:6,340円(税別)/6,974円(税込)
制作・発売:株式会社レベルファイブ
11月4日よりNintendo Switch版あらかじめダウンロードを開始!
©LEVEL-5 Inc.