声優の浅沼晋太郎さんが東北6県を巡るフォトブック「みちのおく」発売記念連載インタビュー|福島県出身の俳優・早乙女じょうじさんをゲストに迎え、福島トークを展開!話の中で思いついた“あること”とは?
飛行機に乗らずとも行けるハワイ? ハワイアンズへの思いが爆発
――早乙女さんが大人になってから訪れた福島の観光地で、おすすめはありますか?
早乙女:諸橋近代美術館ですね。サルバトール・ダリの作品が多く所蔵されている美術館なんですよ。浅沼さんは絶対に気に入ると思います。
浅沼:早速調べてみよう。(スマホを見ながら)わぁ、外観からして映画みたいだね!
早乙女:素敵ですよね。機会があればぜひ足を運んでみてください。この美術館でダリをオマージュした「ひげべこ」なるものが売っているんですよ。
浅沼:”べこ”ということは、「赤べこ」の仲間?
早乙女:そうです。ダリといえば髭が印象的じゃないですか。ひげべこも、その髭が描かれていてかわいいんですよ。
浅沼:画像が出てきた。あはは、すごくかわいいね! 欲しい!
早乙女:でしょう? 赤べこだとちょっと部屋に置くのはあれだけど、これなら部屋もおしゃれになります。
浅沼:こらこら、赤べこをそんなふうに言うんじゃない!(笑)『マツコの知らない世界』で特集を組まれたりもするくらい、赤べこはすごいんだから!
早乙女:う……でも、子供の頃からこけしと赤べこは「長い歴史を持つ、福島の誇り」として身近だったから、「おしゃれ!」という気持ちにならないんですよ。
浅沼:岩手でいう「チャグチャグ馬コ」みたいなもんか。そう考えると確かに、懐かしい気持ちにはなるし誇りではあるけど、おしゃれなものって認識はないかもしれない(笑)。
早乙女:そういうことです(笑)。
9月5日(日)9:30から諸橋近代美術館オンラインストアで『ひげべこ』を販売いたします。誠にお待たせいたしました。
— 諸橋近代美術館 (@dali_morohashi) August 31, 2021
尚、今回は現地での販売は行いません。数量を限定し、オンラインのみの販売です。
▼ オンラインURL ▼https://t.co/XDUEVsQcUL pic.twitter.com/frHoKXUtmD
浅沼:あと福島が誇る場所といえば、ハワイアンズ!
早乙女:僕、人生で2回くらいしか行ったことないですよ。
浅沼:飛行機に乗らなくても行けるハワイなのに?
早乙女:福島市からだと、車じゃないと行けないんですよ。東京からのほうが、送迎バスも出ているし、行きやすいかも。
浅沼:今は東京に住んでいるんだから、もっと行かなきゃダメだよ。ドンドコドコドコファイヤー!ってしないと!
早乙女:ファイヤーナイフダンスですね(笑)。子供の頃に一度見たきりです。
浅沼:大人になって見たら感じ方違うと思うよ。
MATSURI!!ファイヤー! pic.twitter.com/SaxmTP4cVO
— スパリゾートハワイアンズ【公式】 (@srh_staff) July 31, 2015
早乙女:あの近辺、温泉も有名じゃないですか。そっちの方が興味あります。
浅沼:ハワイアンズにだって温泉あるよ!
早乙女:めちゃくちゃ推しますけど、そんなにハワイアンズに行きたいです?(笑)
浅沼:いいじゃん(笑)。昔、岩手に“けんじワールド“という施設があったの。宮沢賢治の世界をモチーフにした場所で、と言っても、宮沢賢治感なんてほぼほぼなくて、流れるプールがあるって記憶しかないんだけど(笑)。
そこも、知らないうちになくなってたんだよね。そう考えると、ハワイアンズはこの先もなくならない素晴らしい楽園だと思うよ。
早乙女:確かに、ハワイアンズのウォータースライダーすごいですもんね。行かないといけませんね。
浅沼:わかってくれたようでよかった(笑)。