春アニメ『まちカドまぞく 2丁目』第3話放送後オフィシャルインタビュー: 髙橋ミナミ(リリス役)×高柳知葉(陽夏木ミカン役)|クレジットカードの使い方は間違えないで!
伊藤いづもによる原作漫画『まちカドまぞく』が2019年7月にアニメ化。怒涛のセリフ量とスピーディーな展開、実は奥が深い設定と突然やって来る感動のシーンなど、大きな話題となった作品だったが、その第2期となる『まちカドまぞく 2丁目』がスタート! 第1期と変わらないテンポ感で、キャラクターたちがかわいく活躍している。
公式インタビュー連載第3回は、シャミ子のご先祖様であるリリスを演じる髙橋ミナミさんと、桃の助っ人で登場し、シャミ子の住むばんだ荘に引っ越してきた陽夏木ミカンを演じる高柳知葉さんが登場!
ミカンの過去が明らかになった第2話までを振り返る
ーー『まちカドまぞく 2丁目』が始まりました。久しぶりの収録でしたが、第1話はいかがでしたか?
リリス役 髙橋ミナミさん(以下、髙橋):いきなりごせん像忘れ去られていました(笑)。これから夏休みになるというのに! でも、久しぶり感もあまりないくらい(第1期の)続きでしたね。
陽夏木ミカン役 高柳知葉さん(以下、高柳):先週までやってましたよ、くらいな感じで始まったから(笑)。あと、第1話はみんなですき焼きを食べていた思い出があります。
ーーあのお肉は、美味しそうでした。
髙橋:あとごせんぞって、みんなが知ってるよねっていうもじったセリフがあったりするんですけど、私が気づけているところは拾っていると思うので、そのあたりも楽しんでもらえていたら嬉しいですね。
高柳:「ハートフル~ハートフルピーチフゥ~!」に音階があったことが衝撃でした。(伊藤)いづも先生の中で、漫画を描いている段階でメロディまでちゃんと決まっているんですよね。先生が歌っているのを実際聴いて歌ったので、やっぱり先生のこだわりがすごいというか、いつか頭の中をのぞかせてほしい!って思いました。
ーー先生が歌ってくれたのは、驚きましたね。
髙橋:そうみたいですね。私は教室に忘れ去られていたから、別録りだったんですけど(笑)。
高柳:たしかに! 第1話だけなぜか3人収録だった(笑)。
髙橋:でも、第1話に先生が来てくださったので、久しぶりにお会いできて嬉しかったです!
高柳:本当に嬉しかった。
ーー第2期では、ミカンも第1話から登場できましたし。
高柳:そうですね。ばんだ荘に引っ越しました。あの、おどろおどろしい廃墟に(笑)。
髙橋:でも、引っ越してきたことは結構大きな出来事だよね。
高柳:それまで住んでいたわけじゃなかったのか!っていう。第2話で、ミカンが引っ越しのときに持ってきたダンボールが、(第1期から出ていた)お父さんボックスと同じで、そこでお父さんボックスがミカンの家の工場のものだとわかるんですけど、そういう伏線が盛り盛りだなって思いました。
髙橋:だから第1期を見直すとより楽しめる第2期の始まりなんですよね。
ーーその第2話では桃とミカンの幼少期のエピソードもありましたね。
高柳:桃ちゃんが助けに来てくれるところですよね。あんな過去があったんだと胸が痛みました。でも、ミカンは思っていたよりビジュアルが変わっていなかったです。桃は髪型が違っていたから、印象は変わりますけど。でもあのピンクのおにぎりを見ると、桃はこの頃からずっとお料理はダメだったんだなって(笑)。
ミカンは、呪いのせいで人とうまく関われなかったりするんですけど、そのすべての始まりのところが、第2期の最初のほうから描かれていたのはありがたいですし、ミカンの輪郭がよりくっきりしたかなと思いました。