人気6人組実況グループのWhite Tails(ワイテルズ)が企画・監修するカードゲーム『シクテルズ』発売記念インタビュー!メンバーのNakamuさんときりやんさんが『シクテルズ』制作の経緯と遊び方をご紹介!
『シクテルズ』は「ワイテルズを知らなくても楽しめて、ワイテルズを知っていたら1.5倍楽しめるゲーム」
――そんなワイテルズが企画・監修したオリジナルカードゲーム『シクテルズ』が発売されます。この企画がスタートした経緯や発案したきっかけなど教えてください。
きりやん:動画でカードゲームやアナログゲームをプレイすることが多いし、高校時代からトランプや『UNO』などをめちゃめちゃやっていたので、みんなアナログゲームが大好きで。実際に自分たちで作れたらすごく楽しいだろうなと思ったのが発端です。
またアニメイトさんとはムック本を出していただいたり、コラボカフェ企画をやらせていただいたご縁もあって。いつも「こんなこと、やりたいんですけど?」と提案すると「やりましょう!」と言っていただいて、今回も賛同していただいて、とても感謝しています。
――いつ企画が動き出したのでしょうか?
Nakamu:2021年の秋頃にコラボカフェの企画が終わって、ひと段落した時に「次どうしましょう?」というところから話が始まりました。
きりやん:ワイテルズとしてゲームを作ることになって、メンバー内でコンペを実施しました。それぞれがアイデアを持ち寄った結果、いまの形に落ち着きました。
Nakamu:僕はまだやりたいことあるけどね。僕の案は落ちたから(笑)。
――提案から完成まで1年もかかっていないんですね? 早くないですか?
きりやん:僕ら、期限を決めないとダラダラとやってしまって、完成に30年くらいかかってしまうと思うので(笑)。それでもノビノビになってしまうことが多いんですけど、今回は気合を入れてやらせてもらいました。
――『シクテルズ』の内容のご紹介とご説明をお願いします。
きりやん:コンセプトは「ワイテルズを知らなくても楽しめて、ワイテルズを知っていたら1.5倍楽しめるゲーム」です。だからあえてキャラ名をカードに入れていないし、純粋にゲームとして楽しめることを第一に考えて、内容もシンプルでわかりやすくしました。
きりやん:僕らの視聴者さんの層が中高生の方が多いですし、あまりアナログゲームに触れたことがない方も多いと思うので、このゲームをきっかけに他のアナログゲームにも興味を持ってもらえたらという、アナログゲーム好きとしての想いもあって。
――キャラクター性よりもゲーム性を重視するというのはかなり勇気がいることでは?
Nakamu:僕らの中でも議論がありました。ワイテルズとして出す以上、ファンの方に買ってもらわないと始まらないという意見もあったし、ワイテルズを知らない人まで届けるためにはそぎ落として、ゲーム性で勝負したほうがいいという意見もあって。
結果として、イラストはワイテルズらしいポップでかわいらしさがありつつ、ゲームルールはシンプルで楽しめるものになって、うまく両方の意見を取り入れられたかなと思います。
きりやん:2人から6人まで遊べるので、友達が集まれば、どんな場所でも気軽に遊べて、でも簡単すぎてもおもしろくないので、ある程度のランダム要素や戦略性も残しつつという部分も意識して作りました。
また手札があって、自分の番に山札から1枚引いて考えるということがやりたくて要素に入れさせてもらいました。
Nakamu:コンポーネント(ボードゲーム等におけるコマやダイス、チップなど)も必要なく、このデッキ(カード)ひと束で遊べるようになっていて、『UNO』に近いかもしれません。
ワイテルズは6人なので、「6」をテーマにしていて、手札が最初に無くなった人が勝ちです。0から6までの数字カードがあり、場には数字に関係なく1枚出せますが、複数枚出したい場合は合計が「6」であればOKです。
また各カードには数字の他に「-(マイナス)1に計算できる」という特殊効果や、「隣りの人に1枚引かせる」、「手札の合計数を発表する」などの指示も入っています。
きりやん:みんなでワイワイできるパーティ感も大切にしたくて。相手プレイヤーに干渉する機会が多いのも特徴で、上がれそうになった人をみんなでジャマしたり盛り上がっているとしれっと上がる人がいたり(笑)。
Nakamu:だいたい5分から10分程度で1プレイ終わるので、「もう一戦やろう!」と気軽に言えるし、何度も繰り返し遊びたくなると思います。
きりやん:僕らもテストプレイするたびにすごく盛り上がります。おもしろさは保証します。