人気6人組実況グループのWhite Tails(ワイテルズ)が企画・監修するカードゲーム『シクテルズ』発売記念インタビュー!メンバーのNakamuさんときりやんさんが『シクテルズ』制作の経緯と遊び方をご紹介!
実際に『シクテルズ』をプレイ。シンプルながらも戦略性があり、みんなが白熱!
――そこまでお聞きしたら実際にプレイしたくなりますね。
Nakamu:せっかく『シクテルズ』のサンプルがあるので試しにやってみましょうか?
[実際にNakamuさん、きりやんさん、アニメイトスタッフ2名、ライターの5名でプレイ。最初に手札が無くなった人の勝ちで、ビリが決まるまで続け、2ゲーム10分程度で終了]
――なかなか白熱しましたね。合計「6」にして複数出す場合、3を2枚で使うことができなかったり、「-1」をうまく活用したりと戦略性がありますね。「UNO」でもドロー2やドロー4も他のプレイヤーに干渉するカードはありますが、カードを見せたりなどこれほど直接干渉されたのは初めてです。
Nakamu:そうでしょうね。手札の合計数を報告させられるのはこのゲームならではかもしれません。
きりやん:「0」も戦略の幅が広がるカードなので、上手に活用してほしいですね。
――上がれるなと思ったら、全員隣りの人とカード総入れ替えがあって、どんどん抜かされて結局、ビリになってしまったのは悔しかったです(笑)。
Nakamu:楽しんでいただけたようでよかったです。またプレイ後の感想戦も楽しさの1つかなと。
きりやん:グループ旅行や修学旅行の時など空き時間にやるのにも適していると思います。
Nakamu:バイト先の休憩時間にやるとか、学校の休み時間に遊ぶとか、部活の大会の帰りにやるとか。
きりやん:どんどんアイデアが出てくるね。
Nakamu:映画を見た後の喫茶店で感想を話しながらやるとか。
きりやん:それは感想に専念したほうがいい(笑)。
――短時間で遊べるゲームだからこそ、ワイテルズにはむしろ長時間連続プレイ動画をやってほしいです。
Nakamu:それはおもしろいですね。
きりやん:「自分たちが作ったゲーム、10時間やっても飽きない説」みたいな(笑)。
――ルールも簡単だし、おもしろ要素もありつつ、やるほど戦略も立てやすくなるので、年齢性別問わず色んな方が遊べそうです。
Nakamu:遊びやすさ優先であまりワイテルズ要素を前面に出さないようにした部分もあるので。
きりやん:「しょせんYouTuberのグッズでしょ?」と思われるようなお手軽に作ったものにはしたくなかったんです。ワイテルズを知らないとできないゲームにしたら、限られた人のためのものになってしまうし、広がらないと思うんですよね。
トランプゲームくらいカジュアルかつポピュラーに、誰でも楽しめて、ついでにワイテルズに興味を持ってくれたらいいなという感じで。
――ルールはシンプルでもカードのデザインからワイテルズらしさが出ていますね。
Nakamu:SNSでイラストレーターのフジワラヨシトさんを見つけて、「きっとカードゲームにピッタリのイラストを描いてくれるに違いない」と思ってお願いしました。
きりやん:完璧だったね!
Nakamu:ワイテルズはイラストを描いてくださる絵師さんが数名いらっしゃいますが、あえていろいろな方に描いていただくことで、いろいろなワイテルズを出せたらと思って。媒体ごとにいろいろなバリエーションをお見せする形で、今回はカードゲームという新しいメディアで、新しい絵師さんとコラボさせていただきました。
またファンアートを描いてくださる方もいらっしゃいますが、イラストを固定することで、「公式に似ている」「似てない」という論争が起きてしまうのも嫌で。「ワイテルズは抽象概念なので、絵にする時は自由ですよ」という想いもあります。
きりやん:皆さんの心の中にそれぞれのワイテルズがあるんです(笑)。イラストが素晴らしいので、プレイしない時もカードを出して眺めるのもいいかもしれません。
――制作する上で大変だったことは?
Nakamu:やっぱりワイテルズ感を出すか、出さないか、ですね。イラストだったり、パッケージなどメンバーと何度も話し合ったけど、満足できるものができたと思います。
今までいろいろなグッズの企画や監修をさせてもらいましたが、これも自信を持って「いいデザインになりました」と言えるものになったと思うし、カードの質感もいいので、ぜひ手に取ってほしいです。
きりやん:カードゲームでは流行っている、傷つきにくいエンボス加工になっているので。でもトランプみたいに使い倒して、ボロボロになったら買い替えるくらい、遊んでもらえたら嬉しいです。
――『シクテルズ』のオススメの楽しみ方はありますか?
Nakamu:カードにはイラストのほか、数字と簡単な指示しか入っていないので、オリジナルルールを作って遊んでもらうのもいいかなと思います。
きりやん:僕らもいろいろなゲームで変な遊び方をすることが多いですから(笑)。皆さんもワイテルズになった気分で遊んでもらえたら。
Nakamu:一応、個人戦で遊ぶゲームですが、チームを組んで2対2で対決して、1位から4位までポイント制にして、合計ポイントを競ってみたりとか。おもしろい遊び方を見つけたら僕らに教えてください。