人気6人組実況グループのWhite Tails(ワイテルズ)が企画・監修するカードゲーム『シクテルズ』発売記念インタビュー!メンバーのNakamuさんときりやんさんが『シクテルズ』制作の経緯と遊び方をご紹介!
ゲーム実況を中心にYouTubeで活動中の6人グループ、White Tails(ワイテルズ)が手掛けた初のカードゲーム『シクテルズ』が今夏、発売!
ワイテルズとは、Nakamuさん、Broooockさん、シャークんさん、きんときさん、スマイルさん、きりやんさんの高校時代の同級生6人で結成したグループで、2016年にYouTubeに公式チャンネル設立&ゲーム実況を初投稿、2020年11月に総視聴回数1億回突破を達成しています。
実況するのは『マインクラフト』からアナログゲームと呼ばれるカードゲーム、そしてスノボ合宿までと幅広く、ゲームの魅力だけでなく、6人それぞれの個性や関係性に触れることができる、人気の動画配信&実況グループの1つです。グッズ制作も手掛けて、ムック本も3冊リリースしています。
そんなワイテルズの新しい挑戦はカードゲーム! 『シクテルズ』は『UNO』などポピュラーなカードゲームに近い簡単なルールで、コンポーネントもなく、必要なのはカードと一緒に遊ぶ人だけと至ってシンプル。ワイテルズファンだけでなく、たくさんの人にプレイしてほしいという想いから制作されました。
『シクテルズ』も無事に完成して、あとは発売を待つばかり。そこでワイテルズのNakamuさんときりやんさんのお二人に、『シクテルズ』誕生のきっかけと経緯の説明、遊び方などご紹介いただきました。
ワイテルズは「ゲームとつけば何でもあり」!?
――まず初めましての方々のために、White Tails(ワイテルズ)がどんなグループなのかというご紹介をお願いします。
Nakamuさん(以下、Nakamu):僕らは主にYouTubeで活動しているグループで、幼なじみの6人がゲーム実況動画を配信しています。ただ楽しくゲームをプレイして、僕らの思い出作りを皆さんにご覧いただいている感じです(笑)。
きりやんさん(以下、きりやん):メンバーは高校時代からの付き合いですが、やっていることはずっと変わっていません。
――自己紹介もお願いします。まずNakamuさんからお願いします。
Nakamu:一応、ワイテルズを最初にやりたいと言い出した人、ゲーム実況をやりたいと周りに働きかけた張本人です(笑)。イベントの設計やグッズのデザインなど表に出る部分を手掛けているクリエィティブ担当です。あと甘党水色パンダという異名の通り、甘いものが好きです。
――スノボ合宿の動画では華麗なスキーヤーぶりがカッコよかったです。次はきりやんさんお願いします。
きりやん:キャラ的にはガヤガヤ枠というか、わかりやすく例えると『秘密戦隊ゴレンジャー』の中のキレンジャーです……よりわかりにくくなったかもしれない(笑)。またこのようなインタビューなど外の人と話す時はいつも駆り出されます。
――きりやんさんは公式サイトのプロフィールの「好きな食べ物」が「食えるもの全部」とか「フリーメッセージ」に「神と呼べ」などワイルドでオラついた人なのかなと思っていましたが、ちゃんとした方で安心しました(笑)。
きりやん:そのあたりは間違いではないです。昨日も暴飲暴食しましたから。今、胃が半分もたれている状態なので、しっかりお話できるかどうか(笑)。僕らだけでなく、メンバー本人がワイテルズのキャラとほとんど同じです。
Nakamu:98%くらい本人です(笑)。
きりやん:「ちょっとよく見せようかな?」という部分はありますけど(笑)。
――ゲーム実況では『マインクラフト』を中心にしつつ、『マリオメーカー』などのコンシューマーゲームからカードゲーム、最近ではスノボ旅行の様子まで配信されるなど、内容は多岐に渡っています。
Nakamu:自分たちでゲームの中でゲームを作ったり、とにかくゲームとついていれば何をやってもいいと思っているので(笑)。
きりやん:カードゲームの時は、僕らの声と手だけという(笑)。
――ワイテルズの公式YouTubeチャンネルを見たら、最新動画のほかに、「ワイテルズスターターパック!」と題し、初心者向けの動画リストがあるのは優しいなと思いました。
きりやん:動画数も新しいファンの方も増えたので、「こういうのがあったほうがいいよね」と昔から思っていましたが、僕らは行動が遅くて……。最近やっとできました。公式WEBサイトも最近できたくらいなので(笑)。
Nakamu:メンバーが6人いるので、動画を見ていても誰がしゃべっていたり、プレイしているのかわかりにくい部分もあると思うんです。特に初見の方は声だけで聞き分けないといけないし。
画面上にはイメージカラーで色分けされた字幕やイラストも出すようにはしていますが、よりわかりやすい動画を選んでみました。見ていただくことで、グループの空気感や各メンバーの個性をつかんでもらえたらいいなと。
――あと驚いたのは動画の更新回数の多さで、基本的には毎日アップされていて、1日に複数回上がっている日もあったり。
きりやん:目移りされないようにしないといけませんから。
Nakamu:もちろん僕ら自身が楽しくてやっている部分もありますが、見てくれる方がいるからこそたくさん動画を上げたいなと思うんです。
――2020年11月に総視聴回数1億回突破というのもすごいですね。
きりやん:まだピンときていないのが正直なところで。
Nakamu:周りにゲーム実況者さんがたくさんいて、よくコラボしたり、配信イベントに呼んでいただいていますが、再生数もチャンネル登録者数も多い方ばかりなので、僕らはいつも下っ端という意識があります。
だから「再生回数すごいですね」と言われても実感が湧かないんです。「もっとすごい人たくさんいるから」という気持ちで。
――でも視聴数だけでなく、ムック本を出されたり、この春からは全国34局で放送されるラジオ番組でレギュラーコーナーを持ったりと活躍も著しいですよね。ゲーム実況をされている方から憧れられたり、一目置かれる存在になっていると思います。
きりやん:そう思ってもらえたら嬉しいですね。たまに「ワイテルズを見てゲーム実況者を目指すようになりました」と言ってくださる方もいて。
Nakamu:僕らもゲーム実況者さんを見て、憧れて始めたので。
――グループ名は「おもしろい→尾も白い」から来ているそうですが、自分たちでハードルを上げているような(笑)。
きりやん:悪ノリで付けたんですけど、そう言われたらハードルを上げちゃいましたね。
Nakamu:名前に恥じないおもしろくて、楽しいものをお届けしたいと常に思っているし、僕らもおもしろいと思ってやっていますが、視聴者さんがどう感じるか次第ですから。
きりやん:僕らがおもしろいと思ったことしかしないのがポリシーです。
――2016年のYouTube開設以来、7年目に突入していますが、ここまでの活動の中で印象深かった出来事や動画を教えてください。
きりやん:2021年秋にアニメイトカフェさんと、「奇妙なカフェ巡り」というコラボをさせていただいたことですね(常設・出張版併せて全国7カ所でコラボカフェを展開)。
ゲーム実況者はネットでの活動がメインなので、オフラインで大きなイベントを開催できて、しかも視聴者さんやファンの方がたくさん来ていただけたことは不思議な気持ちと大きな喜びを感じました。
Nakamu:僕はワイテルズを、ゲームをベースにしたインフルエンサーとして考えていて、昔から人に楽しんでもらうことが好きでした。
だから動画を飛び出したオフラインイベントもやりたかったことの1つで、「奇妙なカフェ巡り」では謎解きの要素も仕込んで、ひと味違うコラボカフェにしてみたら、たくさんの方に楽しんでもらえたようで。
今回のカードゲーム『シクテルズ』も含めて、自分のやりたいことの幅がどんどん広がっている最中なので、とても充実しています。