祝・7周年! アプリゲーム『アイドリッシュセブン』「Re:vale(リヴァーレ)」のアイドル活動の7年間の歴史を振り返ろう! 未来へのワクワクが詰まった新曲「ココロ、ハレ晴レ」をレビュー!【連載第4回】
百と千の未来へのワクワクが詰まった、新曲「ココロ、ハレ晴レ」をレビュー
1曲丸ごと聞いたら楽しい気持ちが湧き上がってくる「ハッピー」になれる楽曲です。海の波音と共に始まりのんびりと「僕ら笑い歌うそれだけで」と歌が始まり、ふたりの「Yeah!」の合図でテンポアップします。
百と千のハモリが心地良く、体が自然とリズムに揺られます。「海岸沿い」、「鳥たち」、「打ち返す波」など無人島の情景が思い浮かぶ可愛らしい歌詞。千の制作する楽曲の魅力は曲によって雰囲気をガラリ変え、曲が持つ世界観へ没入させてくれるところだと思います。さらに本楽曲では千の良さに加え、ストレートに思いを伝える百の言葉が足されて、楽しさを分かち合うのが好きなRe:valeらしさがより伝わりました。
輝く太陽を連想させてくれるサビ。「胸を踊らせるような ドキドキワクワクがきっと 僕らを持ってるさ」と未来への期待が表されたあと、「どんな辛く悲しい出来事も 僕ら分かち合えば」と今後何が起きてもふたりで乗り越えようと団結しているのがわかり嬉しくなりました。
Re:valeが無人島に行き、制作した本楽曲。百は千の歌に合う歌詞が書けるか、千は百に気に入ってもらえる良いメロディーが降ってくるかとお互いに不安を抱えていました。しかし、何気ない昔会話から未来へワクワクする気持ちを思い出し、楽しみながら曲を完成させます。2、3、4部のように負の出来事が起きようと、幸せを望んでふたりでこれからも歩んでいこうとするRe:valeに感動しました。憧れとファンの垣根を越えて、どんどん良いパートナーへと変化している姿が頼もしいです。
2番では、人生において大切な心構えが歌われています。時に生きてきた軌跡を振り返ること、「負けない勇気と楽しむ心意気」を併せ持つこと。「不安や戸惑いは人生のスパイスです」と嫌なことも受け入れてしまう強さなど、楽しく生きていくために腹を括ることは大切です。日々生きていると見失いがちですが、全てを楽しもうと意気込むRe:valeの姿勢に改めてかっこいいなと思います。
アイドル活動も人生もゴールのない旅路です。それでも自分がこの場所にいることは変わりがないから「運命を僕らで変えていこう」と歌う千の暖かな声に元気をもらいます。総じて本楽曲は気分が明るい時に聞きたい曲であることはもちろん、凹んだ時には心を落ち着けてくれる、優しさが溢れる曲だなと感じました。
Re:valeが連れて行ってくれる未来にドキドキ!
困難を乗り越えるたびに結束していくRe:vale。登場から現在までの歴史を振り返り、新曲をレビューしました。悲しみから立ち上がり多くの成功と葛藤を繰り返し、無人島にてお互いの弱い心を知り、全ての感情を分かち合っていけるRe:valeへと好転しています。
逆境を打ち破る強い心と未来への煌めきを手に入れたRe:valeはファンにどんな景色を見せてくれるのでしょうか? 10月にライブも控えているので、本楽曲の生歌や演出にも期待が高まります!
4週に渡り、『アイドリッシュセブン』の各グループ活動に焦点を当てて書いた本記事の企画も今週が連載最終回です。毎回マネージャーの皆さまの暖かい言葉に元気をもらいながら、楽しく書かせていただきました。本当にありがとうございます!
また折に触れて大好きな『アイドリッシュセブン』の企画を考えたいです。7周年もその先の未来もアイドルたちを見守り、マネージメントを楽しみましょう!
【文/杉村美奈】