「朗読」って行ったことある? 話題の声優陣の朗読の魅力を徹底紹介! 人気の理由は? 楽しみ方は? どんなものがあるの? 全部解説!
声優ファンの皆さま、「朗読」イベントに行きたいと思ったことはありませんか?
ドラマCDやアニメイベントに行き、生アフレコを聞いたことがある方は多いはず。興味はあるけど、朗読は少し敷居が高いように感じると聞いたことがあります。
しかし、実は朗読こそみんなが知らない物語で、フラットに楽しめるのです。作品内容が分かっているアフレコも楽しいですが、どんなお話か知らずに朗読の世界観へと没入するのも良い体験ができます。
本記事では、朗読イベントが気になっている人に向けて、朗読の魅力と楽しみ方をご紹介! まだ見ぬ朗読の世界へ踏み出して見ませんか?
朗読の魅力① 生の演技を贅沢に間近で観られる!
まずは当たり前ですが、声優の生演技が間近で楽しめるのがポイントです。生演技の魅力は
掛け合い。観客の反応や場の空気、配役によっても大きく変わる掛け合いが見どころです。
演目によっては一度しか上演されないものもありますし、Blu-rayなどの映像化れないものも少なくありません。つまり、二度と見られなくなってしまう可能性があるため、実はとても贅沢な時間を味わえるのが魅力です!
朗読の魅力② 声優さんの多彩な技術が1度に楽しめる!
朗読は基本少人数で行われるため、声優さんが1人で何役も演じることも。1公演で声優さんの違う声色を複数聴けるのが朗読の良さだと思います。
アニメのようなしっかりとした映像はなく、あっても影絵のような簡単なスライドだけです。バックミュージックも少なくて効果音なども至ってシンプル。声だけで物語を想像して楽しめるのが朗読の醍醐味で、声優さんの技術を間近に感じることができます。
また、有名な方だとアニメではもう聴くことのできないモブ役(兵士Aなど)の声も聴けるのも朗読ならでは。些細な力の込め方や話している時の表情なども見れる機会は滅多にないのでご注目ください。
朗読の魅力③ アドリブが面白い!
演目にもよりますが、声優さんの自由なアドリブや無茶振りを見れるのも嬉しいポイントです。先輩声優がアドリブなどを後輩声優にふると必ず応じてくれますし、無茶振りにたじろいでいる貴重な姿が見れ、声優ファンにとってはたまらないと思います。
定番ネタは先輩声優の森久保祥太郎さんや動物などモノマネ、キザな台詞、唐突に台本にないボケることです。どうツッコミを入れるのかなど咄嗟の反応が楽しめます。
朗読の魅力④ 新しい物語に出会える!
また、朗読の魅力は新しい物語に出会えることでもあります。演目は小説や舞台などを基礎に作ったオリジナルストーリーが多く、よほど詳しい方でないと物語のベースを知らないはずです。
人気の演目をリバイバルし朗読会を行うことはありますが、脚本家が新たに制作するケースがほとんどなので基本的には知らない物語に出会えます。知らない話がわかるか心配する方もいるかと思いますが、知らなくても物語の世界にすんなりと導入させてくれる冒頭の話があるのでご安心ください。
同じ声優さんの朗読に行っても新鮮な気持ちで楽しめるのが朗読の素晴らしさです。朗読後はゆっくりと公演のストーリーを振り返りたくなると思います。
朗読の魅力⑤ アフタートークで声優陣の制作秘話が聞ける!
朗読本編が終わるとアフタートークがある場合が多いです。アフタートークでは声優陣がどんな思いで朗読を制作し挑んだか、楽屋での出来事などが語られます。
様々な裏話などをしてくれるので、ファンにとってはたまらない時間のはずです。朗読への思いを知るとより作品への理解が深まり、朗読の沼にハマってしまうことでしょう。
朗読に行ってみたい方へ
ここまで朗読の魅力についてお話しました。読んでいただき、朗読により興味が沸き「行ってみようかな?」と思った方へ。
どんな演目を見るべきか、初心者用の選び方を朗読イベント好きの私が考えました。よろしければ参考にしてみてください。
まずは「音楽朗読劇」に行ってみよう!
先ほどお話したように朗読は基本シンプルな舞台セットが多いです。しかし、初めて見るなら視覚・聴覚的に華やかな「音楽朗読劇」が良いのではないかと思います。
「音楽朗読劇」のチケットはお値段が少し高価ですが、オーケストラ演奏や舞台設備、キャストの衣装などとても贅沢な舞台構成です。初めて見る方の目を飽きさせず、物語の世界観へ入りやすいと思います。
好きな声優が出演している演目を探そう!
せっかく初めて朗読イベントへ行くなら好きな声優さんが出演している作品を見に行きたいはず!
声優さんの参加している朗読を探す方法は主に2つあります。1つ目は、Twitterのトピックに好きな声優名を登録しておく方法です。すると登録した声優さんの情報はフォローしていないアカウントからでもタイムラインに表示されるようになります。
2つ目は各所チケット販売サイトに登録し、好きな声優さんの情報のみメールが来るように設定する方法です。こうすることで、ネットで検索する手間が省け、公演情報を見逃しにくくできます。
複数公演があり迷ってしまった場合は、推しの声優さんと過去に共演したことがある方が参加している作品、または仲が良い声優さんと公演している作品がおすすめです。キャスト同士がすでに打ち解けているため、たくさんのアドリブや盛り上がるアフタートークが面白いのです。声優さん同士の息の合った掛け合いを楽しむことができます。
本日、フランケンシュタインのお稽古でした!和気あいあいとした楽しい時間でした。
— オフィスサイン公式 (@officesign_ran) May 7, 2022
Voice Box 2022
FRANKENSTEIN
朗読「フランケンシュタイン」
【出演】#小野大輔#羽多野渉#佐藤拓也#三宅健太#平川大輔
◆チケット販売情報は
こちらから↓https://t.co/atWoswop6t#VoiceBox pic.twitter.com/I4ctbbUlBC
のんびりと時間を過ごせる日程がおすすめ!
朗読へ行く日の日程はのんびりと過ごせるように時間にゆとりを持たせると良いでしょう。朗読で公演される演目によっては、物語の主題をじっくりと考えさせられるものも多くあります。
きっと公演終了後は作品世界の余韻に浸りたくなるはずです。忙しない日常から離れて、ちょっと良いカフェやレストランで食事しながら考察するのも1つの楽しみだと思います。友人と感想を話すのも良い時間です。
タイトなスケジュールではなく、作品についてのんびりと考える時間を作ってみてはいかがでしょうか。
興味を持った時が吉日! 気軽に朗読へ行ってみよう!
声優さんの声と技術を存分に堪能できる朗読。朗読好きのライター・杉村が魅力や楽しみ方をご紹介いたしました。
もしかしたら、読んで下さった方の友人に他の楽しみ方を知っている方がいらっしゃるかもしれません。楽しみ方は人それぞれ、朗読は自由に感情で楽しむものです。
興味を持った時が吉日! これから開催される朗読イベントを探してみてください。そして朗読へ行き、読者の方が楽しんで下さったら嬉しいです!