マンガ・ラノベ
『ブルーロック』名言&名シーン集

『ブルーロック』己こそがナンバーワン!!選手は全員エゴイスト! 究極の状況から誕生した最もエゴい&イカれた名台詞・名シーンをまとめました!!

 

【凪 誠士郎の名言】

「初めて感じたこの“悔しさ”って感情(ヤツ)の正体を知るために俺頑張ってみたいんだ。俺は潔(コイツ)とサッカーがしたい」(コミックス6巻 43話)

二次選考1stステージクリア後に待ち受けていた2ndステージでは、まず1stステージ通過者の中で3人1組のチームを組むという指示がありました。

潔が蜂楽と組むことを決めた後、一次選考最終戦の相手だった凪から「俺らと組まない?」と誘われます。凪はすでに高校の同級生でもある御影玲王と組んでいました。蜂楽を見捨ててまで凪とはチームを組むことが出来ないことを凪に伝えると、「じゃあ俺が潔のチームに入る」と思いもよらない言葉が凪の口から出たのです。

凪をサッカーに誘ったのは玲王でした。2人で世界一になると語ったことだってありました。でも一次選考最終戦で2人は潔たちに敗北しました。「俺たちは最強じゃなかった」と玲王に話し、玲王を置いて高みを目指すことを決意した言葉でもあります。

今まで敗北や悔しさを知らなかった凪が、自分が敗北した潔と共にサッカーがしたいと。今までその才能を持て余していた凪の中にある好奇心や向上心を潔が呼び起こしたのです。


 

「勝負は背中を合わせたまま――再現可能な方程式に変わる――特別なパスなんていらないんだ――俺は初接蹴(ファーストタッチ)でボールに生命を吹き込める!!奪ってみろ王様(キング)――俺は戦場(フィールド)の創造主(かみさま)だ」(コミックス7巻 51話)

二次選考3rdステージの最初の試合で潔・蜂楽・凪のチームは糸師凛のチームに敗北してしまい、花いちもんめシステムによって蜂楽は凛チームに引き抜かれることになりました。自陣のメンバーを5人に増やしたところで二次選考クリアになりますが、負け続け最後の1人になったら強制的に脱落となってしまいます。

残った潔と凪。次の試合の勝敗がこのブルーロックでの人生を変えるという大事な場面。対戦する相手は馬狼&成早ペアでした。

試合は凪vs馬狼の戦いとなり、一次選考よりも成長した馬狼に初得点を許してしまいます。しかし点を取られた次の瞬間、凪は「超絶トラップ+背後で受ける」という今までのトラップとは異なる、1対1で相手に勝つオリジナルの方程式を見出し馬狼を華麗に出し抜きゴールを決めました。

この言葉はその際の凪の心情描写になります。サッカー歴半年にも関わらず、その持ち前の天才的な才能とセンスにより凄まじい速度で成長していく凪に対し潔の驚嘆した様子が描かれているのも印象的です。


 

「はじめまして日本(にっぽん)…俺が凪 誠士郎だ!!!」(コミックス14巻 117話)

U-20日本代表vsブルーロック選抜チームの戦い。やはりU-20日本代表のチームは一筋縄では行かず、先制点を許してしまいます。

観客や実況者までもがU-20日本代表応援ムードの中、凪がブルーロックチーム初得点を決めた際の言葉です。誰もブルーロックチームが点数を取れるとは思っていなかったのか、ゴール直後の観客の唖然とした沈黙からの「ウオォォォォ」という大歓声はかなりスカッとします。

言葉の通り、初めて日本全国にブルーロックチームのパフォーマンスの高さを知らしめた瞬間でした。


 

【成早 朝日の名言】

「「勝てよ…お前は…死ぬまで勝ち続けろ」じゃあな――天才共」(コミックス7巻 55話)

二次選考3rdステージの試合の潔&凪vs馬狼&成早にて潔たちに敗北し、花いちもんめシステムにより引き抜かれたのは、より高いスペックを持っている馬狼でした。二次選考3rdステージでは負け続け最後の1人になってしまった際は脱落となってしまい、成早はその1人でした。

同じ元チームZで一次選考を共に乗り越えた潔と成早の仲だったとしても、同情で成早を選ばなかったという所に潔の高みを目指したいという強い意志が感じ取れます。

成早朝日について、成早は6人兄弟ですが両親を亡くしています。最年長の姉が兄弟たちの面倒を見ていて、いつも苦労をかけていることを知っている成早は、将来サッカー選手になってたくさんのお金を稼いで楽な生活を家族にさせてあげたいという想いを心の内に秘めていました。そんな、成早なりの“サッカー選手になる”という夢に終止符が打たれました。

「死ぬまで勝ち続けろ」という言葉は成早から潔に最後に贈られた言葉です。自身の前を過ぎ去ってゆく潔・凪・馬狼の後ろ姿を眺めた後に、歯を食いしばるように、静かに涙をこぼすシーンは胸がキュッと締め付けられます。

【御影 玲王の名言】

「もう俺とお前は宿敵(ライバル)だろ凪…俺を選ばなかったお前を俺はここで叩き潰す」 (コミックス7巻 57話)

二次選考2ndステージの初期に組む3人1グループで、玲王は凪が自分を選ばずに潔と蜂楽を選んだことに対しショックを受けていました。元々、凪の才能を見出し、凪をサッカーに誘ったのは玲王だったので裏切られたという気持ちが大きかったと思います。そして次第にその気持ちは憎しみ(復讐)へと変わっていき……。

この言葉をきっかけに、潔・凪・馬狼vs千切・國神・玲王の試合が始まります。一次選考では仲間だった潔・千切・國神(元チームZ)と、凪・玲王(元チームV)が敵チームになるというまさかの展開です。


 

【馬狼 照英の名言】

「俺にとってボールは友達でもなんでもなく――…俺を輝かせるためのただの球体下僕だ。ピッチの上じゃあ俺が王様(キング)だ」(コミックス2巻 6話)

一次選考、第伍号棟第1試合。潔たちはチームZ。同棟チームXは馬狼照英率いるチームでした。そんな「チームZvsチームX」の試合は、チームが負けても得点王として生き残ろうとする選手ばかりで敵味方関係なく「自分がボールを持つこと」にこだわった人ばかり…。選手たちがお団子状態でボールに群がる中、皆の前からボールを瞬時に奪い颯爽と駆け抜け、初ゴールを決めた際のセリフがこちらでした。

この言葉からは「ボールは自分を輝かせるためのただの一手段に過ぎない」という、馬狼の並々ならぬ自信を感じますね。初めて読んだ時に「球体下僕」の言葉に最高にシビれました…。


 

「「戦場(フィールド)には馬狼(オレ)がいる」才能ナシがサッカー辞めるには十分すぎる絶望だろ」(コミックス4巻 25話)

一次選考、第伍号棟による最終戦にて、潔率いるZチームと凪 誠士郎率いるチームVの対戦前に潔と馬狼の会話内で出たセリフになります。

潔は「世界的ストライカーは己だけのゴールの方程式を持っている」という絵心から言われた言葉を胸に、自身が進化する手掛かりを持っていると馬狼の元へ訪れました。馬狼は一次選考内の個人得点ランキング1位、通算10ゴールを決めている実力の持ち主。

コート内で自主練をしていた馬狼に対し、「どうすればお前みたいにゴールを奪えるストライカーになれる?」と質問するも取り合ってもらえず「俺がここで潰してやる」と急に1on1が始まりました。その1on1の最中、潔は馬狼の自由自在に、どこからでも決められるゴールの“とある方程式“を発見するのです。

これが絵心が冒頭で話していた馬狼オリジナルの「己だけのゴールの方程式」か…と。自分が成長するヒントをこの1on1から得た潔。そこで馬狼に対し感謝の言葉を口にしましたが、本人からの言葉は辛辣で、「教えたんじゃねぇ 思い知らせたんだ…「戦場(フィールド)には馬狼(オレ)がいる」才能ナシがサッカー辞めるには十分すぎる絶望だろ」と言い放ったのでした。

この馬狼の堂々とした姿勢に潔も思わず心の中で「カッケェ」と呟きます。絶対的な自信、揺るぎない自己愛。この言葉に馬狼照英の魅力が詰まっていますね。


 


 
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